昨年まで、ルアーマガジンソルトにおいて「全日本烏賊釣り師アカデミーLMS部」講師として毎号執筆して頂いた30年に迫るエギング歴の超ベテランアングラー米田浩久さんに「ここ一番で使いたい!!」エギを選んで頂き、お気に入りのポイントや使い方を語って頂きます!!今回のエギは桐の木を使って日本古来の製法で作られる「餌木猿」を徹底解説。
これを見れば自分に合ったエギが見つけられるはず!?
我らが「塾長」!!四半世紀を超すエギング歴は伊達じゃないっ!!!
米田浩久の“ココイチ”エギはコレ!
餌木猿3.5号(林釣漁具製作所)
餌木猿スーパーシャロー3.5号(林釣漁具製作所)
天然木ならではの『バラツキ』が、逆に大きな武器となる!!
メジャーメーカーのエギとしては、おそらく唯一無二であろう『木製ボディ』による、日本古来の技術を伝承する貴重なエギ。職人の手によりひとつひとつ丁寧に作っているので、最新鋭のABS製エギにはない温もりも感じられる。豊富な布張りカラーも魅力のひとつ。
スペック
【餌木猿(ノーマル)】●サイズ:3.5号●カラー:全32色●価格:オープン
【スーパーシャロー】●サイズ:3.5号●カラー:全9色●価格:オープン
ABS製エギでは難しいトリッキーな動きが効く
米田さん「餌木猿の最大の特徴は、ボディに桐木を使っていること。使っているうちに水が徐々に染み込んで比重が変わり、それぞれの個体だけが持つ独自のアクションが出せるようになる。中にはボディに偶然『節』の部分が入っている個体もあり、ABS製ボディでは出せないトリッキーなアクションにイカが抱きやすくなるという、嬉しい『バラツキ』もある(笑)」
ルアマガプラス「ノーマルとスーパーシャローの使い分けは?」
米田さん「だいたい6:4くらいの割合だけれども、木製ボディならではの特徴を掴んで使いこなせるようになると、スーパーシャローの割合が高くなってくる。通常のエギの倍以上の時間で沈むので、じっくりと魅せつけられて渋い時にも効果的です」。
+αテク
シンプルに『引っ張る』だけで釣れる!!
ナイトゲームの場合は活性が上がっているぶん、余計なアクションはいらない? ことも。そんな時には中層をただ巻き、もしくはロッドアクションだけでボトムのズル引きでも十分に釣れる。究極はボトムに『放置!』するだけでも抱くが、根掛かりは十分に注意。
米田塾長のエギングスタイルを餌木猿の動画でも公開中!!アオリイカを釣るだけでなく、エギングを通して「仲間との交流」を大事にする米田さん。
単独釣行もいいですが、こんな動画をみると友達や仲間との釣りに行きたくなりますね!