先日、某所道の駅のミニ水族館に300円払ってインしたら、8割自宅で飼っている魚、9割釣ったことのある魚が展示されており、ちょっとアンニュイな気分になったとです…。ということで、取材先で見つけたマニアも唸る水族館をバシッと紹介せねば! 流れが若干無理やりですが、凄いとこあるんですよ! 皆様もご存知、清流として知られる四万十川のほとりにある、イケてる水族館…。もうすぐ夏休みですし、ぜひお魚好きは行ってみて頂戴!
あの幻の怪魚アカメも展示!
高知県四万十川は清流として知られる高知県西南部を流れる大河。アングラーの中ではアカメ釣りの聖地として知られており、まさに憧れの地でもあるわけですが…。四万十川のアカメ釣りは非常にストイック。そんなにヒョイヒョイと釣れる魚では御座いません。取材でも撃沈したワケですが…。
でも、アカメを実際に見てみたいという衝動にかられて、現地のアングラーに聞いてみると「四万十川学遊館あきついおで見れるよ」というから行ってきたわけです。
あきついおには、トンボ館とさかな館があり、どちらも超絶楽しいワケですが(トンボ館は小生小学生の時に行ったことがあり、それ以来になりました)、特にさかな館。語彙力のなさをさらけ出しつつ感想を申し上げますと。
ヤヴァイ。マニアもビックリの濃密展示!! ここは淡水魚王国か! アカメに釣られて出向いたものの、そっちのけでキャーキャー言いながら、たっぷり半日は堪能させていただきました! 淡水魚の宝庫四万十川水系産の淡水魚約130種類ってだけでもヤバイのに、国内外の淡水・汽水のレアなお魚たちが300種類近く…。こんなとこないっすよ。マジっすよ…。
激レアタナゴ祭りに、タメトモハゼ…あれもこれもで日本の至宝がそろってるやないかー!
ここは、淡水魚マニアにとっては楽園! 激レアタナゴたちが、数多く展示され、そしてマニアックなモツゴ、モロコ…。そして、何気なく回ってると、小生たちのガサガサチームが探し求めているタメトモハゼの展示(いるとこ知ってるし見たこともあるけどね!)があったりと、もう脳が震えます!震えますとも!
ご存知、みっぴちゃんこと、秋丸美帆さんの取材時に立ち寄ったのですが、主役の秋丸さんをほったらかしで、記者はキャーキャー、ワーワー! でも秋丸さんも大の魚好きですから、この水族館の圧倒的な展示数にお喜び!
それぞれの魚の解説にも熱がこもっていて、素晴らしいのであります。飼育員さん、相当、好きじゃないとこんな愛のある解説書けませんて。
幻の怪魚・アカメを高知県が”注目種”に指定【釣りの対象魚として官民一体で守る話】 – ルアマガ+|内外出版社
みなさんは「アカメ」という魚をご存知だろうか。西日本南西部太平洋側に分布し、河口などの汽水域に生息するプレデター(肉食魚)。その大きさは1mを超え、30〜40kgに達するということもあり、釣りの対象魚として非常に人気だ。稀有な存在ゆえに保護の動きが加速している中、高知県ではアカメを県の自然を代表する魚として「注目種」に指定することに。その意味について考察する。
「カマキリ」という名の魚が見たくて。【日本淡水魚ロマン譚】 – ルアマガ+|内外出版社
つい先日、チョウセンブナという外来種ながらレアな淡水魚を、茨城県の霞ヶ浦水系で探しあてたお話をさせていただきました。今度は、チョウセンブナほどではないですが、なかなか普段見かけないであろう変わった魚を探しに行った話をさせてください。その名は「カマキリ」。カマキリと言ってもあの昆虫のカマキリではありません。アユ釣り師には、ちょっと嫌がられるお魚でもあるんですが(アユを釣っていたら掛かることも!)、実はルアーでも釣れる魚…。さてさて…。
とっても愛嬌のあるレア魚。そして「いい川」に棲む魚
実は…
幻の魚をガサガサで狙った話。【チョウセンブナ奮闘記】 – ルアマガ+|内外出版社
はい。今回は、ちょっと変わったお魚の話をさせてください。チョウセンブナという外来魚が欲しくて、広い霞ヶ浦を駆けずり回ったときのお話です。狙った魚は尽く仕留めてきた、小生の所属するガサガサチームですが、このお魚は、捕獲に本当に苦労いたしました…。あ、ガサガサというのはタモ網で魚を採る原始的な遊びのことです(笑)
離島にアブラボテというタナゴを探しにいった話【日本淡水魚ロマン譚/長崎県壱岐島】 – ルアマガ+|内外出版社
日本という国は、本当に生物多様性に満ち溢れた国です。ここまで多種多様な生物が生息する地域というのは世界でもそう多くありません。何気なく生活していたら気づきにくいかもしれませんが、とても恵まれた国なんですヨ! そういった自然の中で見つけた美しい生き物たちを少しづつご紹介させていただいているのですが、特に記者がハマっている日本の淡水魚にただいまクローズアップ中。幻の魚「チョウセンブナ」、「カマキリ(アユカケ)」に続き、さぁ、本丸に切り込みましょう! 日本のタナゴ族に焦点をあてて、その魅力に迫っ…