ショアジギングシーズン到来!!そして2019年度8月、ハヤブサから満を持してリリースされるメタルジグ、NEW『ジャックアイ』シリーズ。定番ジグシリーズとして気軽に攻められ高性能、そして豊富なバリエーションな「ジャックアイ」シリーズから新たに3つのコンセプトを纏いリリースされるこのジグの秘密にルアマガ+が迫ったゾ!!
前回のおさらい
前回はハヤブサスタッフの橋本さんに磯からのライトショアジギングの魅力を語って頂きました!
今回は今夏リリースされるNEW『ジャックアイ』シリーズの特徴と磯からのライトショアジギングによる使い分けを前回に引き続きハヤブサスタッフ橋本さんに徹底解説して頂きます!!
超ぶっ飛び&ハイアピールで広く魚をサーチする“エース”
ジャックアイエース(ハヤブサ)
リア重心エアロボディで飛距離もアピールも抜群!
広くサーチできるパイロットジグとして使用。リア重心で空気抵抗を受けにくいエアロボディが大遠投を可能にし、巻くだけでふらふらとウォブリングをするのでアピール力も抜群!さらにSABIKIアシストがセットされ喰いもUP!
大遠投をして広く魚へアピールしていこう!
橋本さん「まずはジグのメリットである飛距離を活かして遠投。広範囲をハイアピールタイプのジグで探っていきます」
ルアマガプラス「ハイアピールタイプというと…どういうジグですか?」
橋本さん「実際に使っているのはジャックアイ エースというスタンダードタイプのジグ。これは、ただ巻きでお尻だけじゃなくボディ全体でバタバタ…と良く動いてくれるんです。そして、一定方向ではなくイレギュラーなフォールをして魚にスイッチを入れやすい。使い方もいろいろできて、遠投性とアピール力に優れているのでパイロット的に使っています」。
ルアマガプラス「使い方はただ巻きですか?」
橋本さん「ただ巻きでもOKですが、1回シャクってリールを一回転させるワンピッチジャークがおすすめです」
ルアマガプラス「ショアジギの定番テクですね!」
橋本さん「これが基本となります。まずボトムまで落としてからワンピッチジャークを表層に近づくにつれて速いピッチで誘っていきます。磯にはいろんな魚がいますので、速めでハイアピールな誘いが良いと思います」
速めのワンピッチジャークで広く素早くサーチ!
ボトムの根やシモリをスロージグタイプで丁寧に探ろう!
ジャックアイグロッキー(ハヤブサ)
ヒラヒラとフォールして根1つ1つをスローに探れる!
コンパクトでより遠くへ飛ばせるスロージグ。低速ただ巻きでもウォブリングで誘い、バーチカルなヒラヒラフォールで低活性の魚を刺激しながら根1つ1つを丁寧に探っていける。シリーズ共通のサビに強いタフティンコートフック採用。
シャローでもディープでも根の際や隙間を狙う!
橋本さん「青物などの回遊魚はスピーディに広く探っていけるハイアピールタイプのジグを使いましたが、根魚系の魚も狙えます。こちらは青物と違って根やシモリに付いていることが多いので回遊がなくても狙えるのが良い点ですね」
ルアマガプラス「やはり使うジグも変わってくる?」
橋本さん「速い展開から今度はスロー。ゆっくり見せて誘っていけるタイプのジグが良くなってきます」
ルアマガプラス「具体的にどんなジグが良いんですか?」
橋本さん「今回使用したのはジャックアイ グロッキー。飛距離はエース並みにあるんですが、ボディで水を受けてヒラヒラとフォールして誘います。でもまっすぐ落ちていくので、根と根の間といったピンポイントを着実に狙っていけます」
ルアマガプラス「使い方はどんな感じですか?」
橋本さん「エースと同じくワンピッチジャークですが、こちらはあえて長めのストロークのロングジャーク。シャクったときにプルプル…と動いてくれるので、それを活かす感じです。そうやってボトム付近を狙っていけばOKです!」
ロングなワンピッチジャークでボトム付近を重点的に探る!
フラッシングで強烈に誘うブレードジグでレンジ&他魚種を獲る!
ジャックアイ マキマキ(ハヤブサ)
ホログラムスピンブレードのキラメキがどんな魚種にも効果大!
投げて巻くだけでブレードがキラキラと誘い、誰でもお手軽に釣りが可能なブレードジグ。ホログラムスピンブレードと左右非対称ホログラムが強い視覚効果を発生。ほぼ水平姿勢のフラッシュフォールが落ちるときにもバイトを誘発!
ただ巻きだけでOKなブレードジグも効果的!
速い遅い2タイプ以外のジグとは?
橋本さん「投げて巻くだけでキラキラ誘えるブレードジグの釣りもあります。実際に使ったのはジャック マキマキ。これで杉さん(同釣者の杉本さん)がメジロ釣ってくれましたから威力はお墨付き(笑)」
ルアマガプラス「たしかに良型をいきなり釣っちゃいましたね…!」
橋本さん「今日は回遊がほとんど見られなかったんですが、ボトム付近にいた個体がいきなりスイッチ入ったみたいですね」
ルアマガプラス「やはりブレードのキラメキは効果大?」
橋本さん「視覚効果も大きいし、ボディとブレードがブルブルとアピールしてさらにバイトを誘発してくれるんです」
ルアマガプラス「使い方はただ巻きオンリーで大丈夫ですか?」
橋本さん「ただ巻きのなかでも、速めに巻いてから遅くしたり…といった具合に巻きスピードに変化を出してあげると、より効果的に誘っていけます。あとは、テンションフォールでレンジを下げたり喰わせのタイミングを作っていくのも良いですね。青物はもちろん根魚にイサキまで狙えますよ!」
速く、遅く…ただ巻きのスピードに変化をつけて誘っていこう
実釣した日は青物の回遊も見えず、かなり渋い状況。そのなかで同釣者の杉本さんがワラサをゲット!
杉本さん「ボトム付近をマキマキで巻いてきたら…ドン!」
ほぼブリサイズという大物だった!
マダイなどのタイ系やハタ類なども狙える!
今釣行ではジャックアイ マキマキが大活躍!!
ワラサ以外にもマダイ、ハタ系、イサキなど様々な魚種が釣れた。
橋本さん「シャローでも根がかりを気にせず巻くだけで誘えちゃいますよ!」
フックにも一工夫!SABIKIアシストでアピール増!!
SABIKIアシストフック(ハヤブサ)
ジグにはバイトを誘発し、フックへの喰いが良いSABIKIアシストを採用。フック単体も8月に発売予定で、S、M、Lの3サイズ、イワシ&ブルピン、アカキン&ミドキンの2色がある。
今回は磯でのライトショアジギングにおけるNEWジャックアイシリーズの使い分けをご紹介しましたが、実はこのメタルジグ、磯だけじゃなく、堤防でも!サーフでも!使えちゃうんです!!