20年に一度の大量湧きと言われている2019年の東京湾真蛸シーン。タコ大好きマシモPが大量捕獲を夢見てタコ釣りに出かけたらしい。
真ダコめっちゃ釣れてるらしいですよ!
東京湾奥では数釣り、そしてちょい大型を狙うなら富津! って事でいつもお世話になっている川崎丸さんにやってきました。
まだ受付開始前だったので、店頭にある番号マグネットを取ってしばし待ちました。
そして受付して船へ。川崎丸さんは手釣りでテンヤもレンタルな為、道具はクーラーボックスひとつだけ。
今回のお供は陸王でもお馴染みカメラマンの菱沼氏。タコ釣りは20年ぶりだとか。
左舷オオドモを確保したマシモP。タコだから、という事で赤い服を着てきました。
出船前に初心者レクチャー
釣れているからか初心者の方もたくさん。かつての怖い海釣り船のイメージはココにはありません。
川崎丸さんはテンヤの手釣りになるので、糸巻き&糸、そしてカニが縛ってあるテンヤもセットで貸して貰えます。
さぁ、いよいよ出船です。
船長から教えて頂いた長さだけ糸巻きから糸を出して足元にまとめ、テンヤを落として底を取って小突きます。
シェイクシェイク。バス釣りで言うならフットボールジグの釣りをイメージしてください。なるべく底を離れないように、でも常に動かし続けるのがコツかと。
船は波で揺られるので、それに合わせて上下に調整しながらシャクリます。
ふと重くなるのがタコからの魚?信。したらば張らず緩めずでシェイクシェイク。逃げるカニを演出して逃すまいとするタコがテンヤにのしかかるのを待ちます。この間およそ5〜7秒。
そして手をなるべく海面の方に伸ばし、合わせるストロークを確保して、スイープに力強く合わせます!!
すると!
タコが海面に近づいて来たら、船底に張り付かれないようになるべく手を前に出して船から離しましょう。そして網で掬ってもらいます。今回は荒れているので周りの同船者と協力して救い愛。
しかしこの後、いやこの時点でもマシモP苦戦…
菱沼タケスィカメラマンにもスタートからリードを許し、アタリは有るもののノセられない展開。
確実にタコだろ〜、とシェイクシェイクして、待つ時間を伸ばしても、ノラない!! ノラない!!
なぜだあああああ!!!
って分かったのはラスト30分。
強くアワセスギィ!
そう、釣ろう釣ろうと気が焦るあまり、まるでカバーでのラバージグのように素早く強くアワセていたのです……。あくまでもストロークは長く、しかし優しく力強く! そう、まるでダウンショットリグを合わせるようなフィ〜リングです!
タケスィがアワセなくても釣っていたり、女性が小さいタコを上手に乗せてたのを見て気づくべきだったのに……。
って事で分かっちゃったらラスト30分で2連発!
てなワケで最終成績は6杯で船中1/3位くらいでした。次はかならず取るぜ竿頭!!
初心者でも竿頭になる事がある、それがタコ釣り!!
きっと永遠の迷子なマシモPでしょうけど、まぁ釣りはソレが面白いんですけどねー。
と、いう事でお楽しみクッキングタイム!
海水にペットボトル氷で冷やしたクーラーボックスで持ち帰ったタコを、そのまま一杯づつジプロックに入れて冷凍庫へ。タコは内蔵も食べられるので、特に取る必要はありません。
そして食べる時には氷水解凍。ジプロックに入れたまま氷水に突っ込んで解凍します。氷水解凍は対象の鮮度を保ちつつ解凍する方法で、肉塊とかもこの方法がナイス。詳しくはググってください。w
タコは一旦冷凍する事でヌメりが格段に取れやすくなります。内蔵を取った後に塩で揉んでヌルを取って洗い流すとこの通り。
では川崎丸さんで貰ったオススメレシピをもとに作ってみましょう。
タコパ、タコパ、タコパ!!
まずはタコ飯。
生姜と小ねぎがマッチグー。
そして残りはアヒージョに。
カツオ出汁(粉)を入れるのがマシモ流。オイルには溶けないので、ある程度具材から水分が出た頃に足してみてください。
小ダコ二杯でこのメニュー。4人家族でも食べごたえ有りました。タコは「西の明石か東の富津」と言うとか言わないとか。自分で釣らないと食べられないタコ料理!
記録的に釣れてるこのシーズンに行かない手はありませんよ!!