静岡県沼津界隈でショアジギングを楽しむ萩原孝幸さんは独自のタックルセッティングで青物や根魚を狙っている。彼が提唱する20~30gのジグを主軸としたSLS(スーパーライトショアジギング)とは一体何なのか!?その秘密に迫る。
教えていただくのはこのお方
スーパーライトなタックルで狙う青物&根魚+α。
萩原流SLS(スーパーライトショアジギング)とは?
8月に入り、各所からちらほら目立った青物の釣果が聞こえてきた。ショアジギングはこれから盛り上がりを見せようとしている。
今回はゼスタのフィールドスタッフ・萩原孝幸さんと共に、沼津界隈のショアジギスポットを巡らせてもらうこととなったのだが、萩原さんが今一番オススメしたい釣り方があるというのだ!
萩原さん「皆さんに、ぜひ体験してもらいたいスタイルがあります。それが、僕が推奨しているS L S(スーパーライトショアジギング)です。
20g、30gのジグを軸に、下は5gくらいまでのメタルジグも扱えるタックルセッティングで楽しむ釣りですね」
ショアジギングのメインターゲットはやはり青物。だが、ナブラが発生しない、回遊してこない、となれば小康状態が続くこともある。そんな場合でも、根魚やライトゲームのターゲットなど、青物以外も狙えてしまうのだそう。
萩原さん「もちろん、小型のジグ等が使えるので、食い渋った魚にも有効です。個人的にはシーズン中、このタックルセッティングが最も出番が多いですね」
特徴的なのはジグウエイトだけではない。ラインは0・4号ないしは0・6号のPEラインを専用のロッドと組み合わせているところにも注目したい。
萩原さん「当然ながら遠投性能抜群。通常のショアジギングタックルに比べて全体的にライトなので、疲労感もかなり軽減されます」。
萩原さん「「ベリーからバットにかけてパワーを持たせているのと、食い込みの良いティップが幅広いターゲットに対応します」
萩原さん「5g~30gまでの幅広いメタルジグが使えるだけでなく、ロッドスペックには表記されていませんが、3g前後のジグヘッド+ワームといったかなりライトなリグにも対応できてしまいます」。
カマスやカサゴ、さらにはアジングまでできてしまう、まさにオデコ逃れのお得感満載の釣り!?
SLSにうってつけなロッド・・・・それは『ランウェイSLS』
上)ランウェイSLSスーパーロングシューターS94
●全長9ft4in
●継数2
●仕舞寸法146㎝
●自重121g
●先径1.6㎜
●元径11.8㎜
●適合ジグ7~30g
●適合ライン5~16lb(PE0.3~1号)
●カーボン含有率99%
●価格:29000円
下)ランウェイSLSバーサタイルロングシューターS84
●全長8ft4in
●継数2
●仕舞寸法131㎝
●自重103g
●先径1.6㎜
●元径10.5㎜
●適合ジグ5~20g
●適合ライン4~14lb(PE0.2~1号)
●カーボン含有率99%
●価格:28000円
グリップ
ガイド
萩原さん「僕の提唱するSLS(スーパーライトショアジギング)は、専用ロッドと0.4号のPEラインを組み合わせたタックルセッティングで挑んでいます。
シチュエーション別SLSタックルの使い分け 堤防編
堤防や駿河湾などによく見られる急深サーフ、小磯などテクニックを駆使して狙いたいシチュエーションにマッチ。
しなやかなティップとシャープかつ粘りのあるベリー&バットが、繊細なバイトや大物とのファイトにもしっかり追従してくれる。
シチュエーション別SLSタックルの使い分け サーフ編
遠投性能を高めつつ、脇に挟みやすいグリップの長さ等のバランスにこだわり設計。
ベリーからバットにかけてトルクを持たせているので、ブランクスの反発力を伝達しやすく、0.4号のPEラインとの組み合わせで、軽くキャストするだけでもジグが遠投できる。
ショアジギングに革命を起こしたゼスタが贈る新たな提案!!ハードだけがショアジギングではない!ターゲットも青物だけではなく、あらゆるフィッシュイーターを狙うことができる!
昨今ショアジギングシーンが盛り上がりを見せる中、当然ながら釣り人は増加傾向。
その中でどれだけ抜きん出ることができるか、釣り続けることができるか、それを可能にしてくれるのが萩原流の『SLS』である!!