アングラーの技量を問わず、バスとの出会いを確約してくれる心強い味方、我らがゲーリーワーム。そのさまざまなラインナップを、もっともっと有効活用するために、ゲーリーファミリーのそうそうたる面々が基本からシークレットまでをルアマガプラス読者に公開しちゃいます!!今回は先日発売となった話題のゲーリー初となるバックスライドワーム!!解説するのは世界で戦う元気印なアノ方!!
今回語って頂くのはゲーリーファミリーのパワーゲーム担当!!
8月の“推しゲー”「4.4インチ ハガー」
意外や意外!? ゲーリー初バックスライド系!
ハガーは、7月中旬にリリースされたゲーリーの新しいワームです。ゲーリーって高比重マテリアルの代表的なブランドですよね。でも、何かおかしいと思いません? 高比重マテリアの老舗メーカーなのに、バックスライド系がないんですわ!
「じゃあ本気で作りましょう、河辺さん(ゲーリーインターナショナル代表)」と、ボクがプロディースさせていただいたのがハガーです。
特長はバックスライド系なのに、テナガエビのような長い腕を持つ独特な形状。これが名前の由来にもなってます。
ひとつは映画の『エイリアン』に出てくる架空の生物“フェイスハガー”になんとなく似てるから。もうひとつは、抱きしめるという意味の“ハグ”からハガーみたいな。
サイズは4.4インチで、重さは約12.5グラム。よく飛ぶので、今までバックスライド系では手が出せなかったところに届きます。陸っぱりで飛ばすために作ったといっても過言ではありません。
基本的にどんなリグでも使えるけど、暑い夏といえば水通しの良いシェード。バックスライドの特性を活かしたカバー撃ちがおすすめです。とはいえ、今やバックスライド系は出尽くした感があるけど、ハガーはひと味違うんです。
まず、フォール。より浅い角度で斜め下にフォールします。要はカバーの奥に入りやすい、足の長いバックスライドをする。長い腕と3対の脚はスタビライザーの役割をして、ロングスライドをサポートします。
そしてもうひとつこだわった特長が、食わせやすいナチュラルなアクション。長い腕は先にふくらみを持たせることで水をつかみ、フォール中に自発的にプルプル震える。ナチュラルなアクションを演出できます。
両面使えてイモにもなる!
ハガーの解説が長くなったけど、8月の推しゲー!! の話をしないといけないですね。
まず狙うべきスポットは、たとえばインレットの流れが当たるアシなど、水が動きやすいところにあるシェード。倒れたアシやブッシュが絡むなど、縦にも横にも伸びているカバーがベスト。
使い方は、簡単。カバーに入れたらサオ先を送り込みながら、ラインを張らず緩めずのフリーフォールでカバーの奥に潜り込ませます。サオ先を送ることで、フォール中のバイトにすぐ対応できるし、フッキングストロークも稼げますからね。着底したらチョンッとロッドワークで浮かせて、また落としてを繰り返し、反応がなければピックアップして次。テンポ良く撃っていきましょう。
あと、ハガーは陸っぱりの少年たちにもぜひ使ってほしいです。ハガーのボディは裏表がないから、片面のハリ穴がボロボロになったら裏返して使える。腕がもげたら、もう一本も取っちゃえば良いし、なんならパーツを全部とってイモグラブとしても使えます。少年たちのお財布にもやさしい設計になっています。
さらに、最初に書いたとおり、ハガーはバックスライドだけじゃなく、ラバージグのトレーラーやテキサス、キャロライナなど様々なリグで使えますが、おもしろいのがフリーリグ。
韓国で初めて試してよく釣れて、当然、日本のバスもよく食います。バックスライドとは逆向きにハリを刺しますが、シンカーが先行して着底すると、ハガーがノーシンカー状態でフォールする。エビっぽいシルエットとナチュラルなフォールが効くんでしょうね。フリーリグもぜひ試してほしい!
この夏は、ハガーがバスの歯型でボロボロになるくらいでアツいバスフィッシングを楽しんでくださいネ。
イヨケンフェイバリットカラーはこの4色!!
一番出番が多いカラーは、オールマイティに使える297。ベタだけどグリパンは好きですわ。ウィードが生えていたら194。濁りがきついときはグリパンも使うし、985でアピールするか、020でシルエットを際立たせます。全10色、釣れない色はありません!!
気になるハガーのアクションは下記動画をチェック!!
ゲーリーのYOUTUBE番組「ハガユイヨTV」はゲーリー総帥・河辺さんがフローターでグッドサイズをゲット!!
なんと優勝してるっ!!
気になる方はコチラもシェックです!!⇩⇩