ついにというべきか。今、ルアマガプラスでも注目中のライトゲームブランド「テトラワークス」から、アジングロッドが登場する。テトラワークスはご存知ルアーメーカーのDUOのソルトルアーブランド。実はDUOが初めて出す「ロッド」ということでも大注目なのだ。メイド・イン・ジャパンの高品質を謳う同社のアジングロッドが普通なわけない!?では、開発責任者の萩原徹さんの話を聞いてみましょう!
さて、アジング人気の上昇もあり、各メーカーからさまざまなアイテムがそれこそタケノコのように開発、発売されて市場としても成熟に差し掛かっている昨今。萩原さんが関わるテトラワークスのアジング系アイテムはある意味「後発」にあたります。
そんな中でキラリと光る個性を真正面からぶつけてきたテトラワークスのワーム群。これに関しては市場でも高評価を受けていると感じるわけですが、そこにロッドを投入….。ここにはどんな個性をぶつけてくるのでしょうか。気になります。ずばり、どんなロッド(個性)なんでしょうか??
「名前はリアクト(REACT)に決まりました。反応するとかそういう意味がありますね」
アンダー1g以下のジグ単をメインに使うことを想定した手返しの良い「シューティングロッド」
「僕の釣りのスタイルにも付随しますが、ジグ単を使って、手返しよくスピーディーに釣りをしたい。で、やっぱり1.0gアンダーのジグヘッドを使う釣りがメインということもあり、ロッドとしてはそのあたりに尖ったものにしています」
1.0g以下! ということは0〜1.0gがアクション的には適正レンジということなんですね。
「もちろんそれ以上のジグ単が背負えないというわけじゃ全然ないんですが、テストとしてはそこをきっちり見据えて作り込んでいます」
他にはどんな特徴があるんですか。
「レングスは5ftジャスト。カテゴリー的にはシューティングスタイルのアジングが好きで、かつ掛けていく釣りが好みなので、掛け調子と考えてくださって結構です。繊細なアタリを拾って掛けていく釣り。ティップも0.6mmのソリッドティップ、見ての通りグリップもセパレートタイプでものすごくシンプル。ブランクの感度を手に伝えるため不要なものは極力削ぎ落としました」
カリカリレーシングチューンの掛け調子ということでしょうか。
「はい。このロッド2ピース仕様で、感度を追い求めて色々なテストをしたんですが使っている素材も、紆余曲折経てバッドもティップも40tカーボンを採用しています」
40tというと高弾性ですね。
「そうですね。高弾性です。あと、もちろん、メイド・イン・ジャパンを標榜しているDUOですから、日本製ですよ(笑)感度という面では、ちょっと話を戻しますが、ブランクだけじゃなくてグリップもかなりこだわっています。パーツ自体は富士工業製なんですが、組み合わせが特殊なので、ほとんどオリジナルになってしまいました。ブランクが露出したスケルトン仕様ですから、実際にグリップするときはブランクに手を触れてもらって、その感度の良さに注目してもらえれば嬉しいですね」
デザイン的にはこれで完成ですか?
「あ、ロッドのアクションは完成していますが、パーツ類の調整、デザインの調整はすすめていきます。デザインはもっと渋くなります(笑)。ロゴもガンメタ系で落ち着いた感じになります。ただテトラワークスのイメージカラーの黄色は、少しチェックとしてスレッドあたりに残したいとは考えていますけど。
今持っているのはプロトで、セパレートグリップも艶ありとマットでバラバラですが、製品版は、マット仕様に統一する予定です」
では、年末の発売を楽しみにしています。以下、簡潔にロッドの特徴を萩原さん本人が語ってくれています(動画)。ぜひ、こちらもご確認くださいませ!
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