エギング界のカリスマ・山田ヒロヒトさんとアジングのスペシャリスト・トミー敦さんが奇跡のコラボレーション! その現場で語られていた激レアトークの内容をコッソリ紹介します!
アオリイカがいてもアジは釣れる!?
アオリイカはアジを捕食する。
ヤエン釣りなど、生きたアジをエサにしたアオリイカ釣りが一般的なことからも、この認識を持つアングラーは多いと思います。
そうなると、イカが釣れているところではアジ釣りが難しい?
そんな疑問に関しても、二人のカリスマはハッキリと語ってくれていました。
山田「アオリイカはアジだけを偏食するわけじゃないけど、豊富にいればイカも意識せざるを得ないよね」
トミー「でも案外、同じスポットにいることが多いんですよ。アオリイカが釣れているすぐ横でアジが連発ということも少なくありませんし、初場所ではアオリイカの釣れ具合を見ながら釣り場を選んだりもしますよ」
山田「アオリイカは同じアジを狙う青物なんかと比べれば捕食が上手くないからアジにとってはそれほどの脅威ではないのかもしれないね」
異なる釣りが辿り着こうとしている同じ頂き
かたや1oz近いルアーを遠投させ、激しく動かす釣り。
かたや数gのジグヘッドを繊細に漂わせる釣り。
対極に近いエギングとアジングですが、例えばロッドに求める究極形は似通ったものでした。
山田「昨年リリースされたストイストの80LM-SMTは、感度を極限まで突き詰めた1本。誤解を恐れずに言うのであれば、投げやすさやシャクり心地は二の次」
トミー「スラムのEXR-57S-Sisもまったく同じコンセプトです! 先径0.6mmのソリッドティップに仕事をさせるためだけの、極端な掛け調子ロッド。1g以下のジグヘッドを使う超繊細な釣りに特化させているんです」
山田「極限まで突き詰めたロッドは本当に最高の武器になるよね。ただ、自分だけが使いこなせても製品化はできない。理想は誰にでも快適に乗りこなせるF1マシンのようなロッド」
トミー「極端な軽量化や能力の特化はその特徴を知らないユーザーが使いこなせず、破損させてしまうリスクが生じてしまいますからね」
山田「課題はまだまだある。だからエギやタックルの進化はまだまだ終わらないと思うかな」
互いを学べば釣果が上がる!?
そのほかにも、エギングとアジングに共通する部分は多いのだという。
互いを学べばそれぞれのターゲットがもっともっと釣れるようになる。
異色のスペシャル対談だからこそ見えてきた、数多の真実は、きっとあなたの釣りをレベルアップさせてくれるはずです。
この対談の全貌は現在発売中のルアーマガジンソルト11月号に掲載!