メイド・イン・ジャパン! 高品質の象徴ともてはやされては来ましたが、各国の台頭によりその栄光も陰りを見せゆく昨今….。だがしかし、まだ、日本製釣具は海外では高品質・高性能の証! バスフィッシングの本場アメリカでも、日本製ルアーは一目置かれるほどなのでありますが、今回は、日本製ルアーが大人気の東南アジア、マレーシアからのネタ。憧れすぎてとっちらかりな様子をごらんくださいませ。ネタをご提供くださったのは、怪魚からバスまでなんでもござれの釣り酔狂集団「ドランクレイジー」のキーマンで、マレーシア在住の中山健さんからです。
柔らかい魅惑!? ちょっと、ヤダ、ドキドキしちゃう!
や、「柔らかい魅惑」? まぁワームなんでなんとなくわかるんですけど、煽り文句の「完全な行為」に弱エロを感じるSHINJUの商品。3Xパワーも謎ですけどね。
中山「とにかく、日本製への信頼度は抜群なんで。日本製ではないと思いますけど、日本語で日本製感を醸し出しているわけですね」
おおぅ。あれですね、日本製じゃないけど富士山や芸者みたいなジャパニーズIPを全面に出して広告を出し、躍進したと言われている某国企業戦略に似てるじゃないすか。
中山「釣具だけじゃなくてマレーシアは、日本ブランドへの憧れが強くて、スーパーとかも変な日本語が乱れ飛んでますよ。例えば、ソーセージのパッケージで….
これは美味しい。食べたら気が狂います。
とか(笑)」
アカンやつやん! 絶対、危険ドラッグとか、即お縄な薬品とか入ってるやつやん!
日本造り材料。ちょっと何言ってるかわかるけどわからない。
このP-BRAID。日本製なのかどうかは置いといて、「日本造り材料」を謳っているですね。マレーシアで人気ターゲットとなってるトーマン用なんですねぇ。
強い魅惑!? いや、ルアーだしね、それはわかるけど
妖しい日本語がパッケージにいい感じで刻まれています。ルアーなんで、「強い魅惑」ってのは、まぁ、いいんですけど、このルアーのシリーズ名が割にド直球に「魅惑シリーズ」(笑)。そしてこのルアーのセールスポイントが「魅力」と銘打たれてますねぇ。「水泳の深さ:上水浮遊」で、浮遊魅惑ですと? 小生もお恥ずかしながら、ときどき疲れで朦朧としてきて日本語がとっちらかりますが(アカンがな)、たぶん酩酊してもこんな文章はでてきませぬ!(え、いつもとっちらかってる??)
えぇっ!?お下劣な行為ってことですか???
商品名は「ゼロックス」。突っ込みたくなりますが、 うむぅ、それは置いといて煽り文句が「最下の行為」。おぃ、直リグが最低の行為っていうのはどういう了見だぁ?と思うわけですが、もろもろ、とっちらかり。「鋭い火のワシのホック」。うーん、伝わりそうで伝わらない。
強くおよび有効な、みみずのホック
「みみずのホック」はワーム用フックの誤訳でしょうか。「強くおよび有効」は、ニュアンスだけは感じれますがよくわかりません。楽しい日本語です。しかし、ブレードの下に隠れた文言が気になる今日このごろです。
がまフック
まさか、天下のフックメーカー、がまかつ謹製??? というわけではなさそうですが、こちら「がまフック」です。そして、「極度の鋭いホック」! いやぁ、ホックはずそうとしたらさぁ、極度に鋭くて手が血だらけ! ブラッジャーか!? ってそういう話じゃない!
ということで、また、変なシリーズが入手できましたら、ご紹介したいと思います。それまでは、「鋭いホック」し、「最下の行為」の気をつける!<日本語破壊>
B.A.S.S.バスマスタークラシックやICASTフィッシングショー、それにTOこと大森貴洋プロやちょいちょい渡米するキムケンを取材するために、何度となくアメリカに足を運んでいます。
2016年の4月中旬。アーカンソー州ブルショールズレイクで開催されたバスキャットオープンにて
だけどアメリカといっても、ニューヨークやロサンゼルスといった「これぞアメリカ!」的なところじゃなくて、取材地の大半は日本人にはなじみの薄いテキサス州やオクラホマ州やミズーリ州…
参加費5000円。管釣りで遊べてアメリカ旅行が当たるかも!?
ルアマガとSDGマリンのコラボイベント「ラッキーキャストフェスティバル2019」は全員にアメリカ行きのチャンスがあるイベントです。会場は茨城県富士見池と潮来マリーナ。5000円の参加費には富士見池の入場料と豪華賞品が当たるビンゴカードとお昼ごはん代が含まれ…