皆さま有難うございました! 2019陸王オープン・チャンピオンカーニバル速報!



ルアーマガジンプレゼンツ、一般参加型陸王トーナメント『陸王オープン』の決勝戦が10/20に岐阜県・大江川で開催された。初の試みとなったその模様を速報リポート!

ついに陸王オープン決勝戦!

総勢400人弱の参加者の中からA,B,C,D各ブロックを勝ち上がってきた四人が岐阜県大江川にてチャンピオン・カーニバルを開催しました。

当初の予定は大江川・五三川の予定でしたが、釣りゴミや違法駐車の問題で現地の漁協さんや住民の方々と、ショップさんやロコアングラーさんが協議している最中という事、そして田植えが最盛期で農家の方にご迷惑がかからぬよう、影響力も鑑みて今回は急遽大江川のみの開催とさせて頂きました。

では各ブロックを勝ち上がってきた猛者達を御紹介しましょう!

Aブロックは「ゆず0417」こと岩佐吉一さん。イマカツ「GEKIASA」シリーズのコンセプト提唱者としても有名な、北浦水系をメインフィールドにするスーパーロコ。

今回最年長。記者役をしたマシモPと合わせると合計100歳超えというシルバーチーム!!w

Bブロックは(yuta.ron)こと保坂勇太さん。西湖をメインに釣りまくるロコアングラー。ほぼ自分の半径10m以内でしかバスを釣らないそうです。 バスをひたすら観察して渾身の一撃をかますのが得意らしいクリアレイクのスペシャリスト。

弊社、O木に似ている為、現地ではO木さんと呼ばれていました。w

Cブロックは(ヨーティン)こと今中要一さん。マシモPもタクミスタンピードのロケ中に八田原ダムで遭遇した事もあるロコアングラー。流れとフィーディングを見極めてビッグバスばかり仕留める必殺の仕事人。

どことなくレイドジャパン岡さんに似ている風貌…。w

Dブロックは山口諒也さん。今回唯一ボトムアップ社さんのメーカサポートを受けている遠賀川のロコアングラー。ボトムアップ社のルアーで釣りまくる姿が光大郎さんに伝わり、契約に至ったという強エピソードの持ち主。

さわやか最年少。立ち振舞含めて光大郎さんによく似ています。

朝の模様。特別ゲストのレジェンド陸王・金森隆志プロも朝から観戦に来てくれました!! 友情出演か、はたまたスカウトなの、かぁ〜??

写真撮影等もあり、だいたい 6:45分くらいのスタートとなりました。

いよいよスタート!

最後のスタートになった山口さん、ファーストポイントのチューリップ橋につくやいなや猛ダッシュ!「すみません、走ります!!」さすが川村イズムの継承者…。記者F川は朝から瀕死よ!

早い!!w

岩佐さんが入ったエリアには保坂さんが。そして同日に開催されていたローカルトーナメントのアングラーも数人。50人規模の大会らしく、バッティングもプレッシャーもマックスハートです。

こんな大江川は初めて!人大杉。

そんな中、ツィッタランドやYouTubeで気を吐くロコアングラー「謎の師匠剣崎」さんが激励に来てくれました! この日は午前中に清掃活動に参加した後、軽く三本釣ったそうです!得意満面です。

「手堅い釣りは釣れないよ、強い釣りこそ、実は手堅い! そしてキーワードは甲殻類!」というアドバイスを頂きましたが、試合中には公平を期す為、アングラーには伝えられないのでマシモPの心の中にそっとしまっておきます。

そんな中で最初に竿を曲げたの保坂さん!! しかし残念ナマズさんでした。w

ビーブルをこよなく愛する為、試合中はビーブル保坂の愛称が。ちなみにナマズのヒットルアーはハリーシュリンプ(ボトムアップ)の「覚えたて」リーダーレスダウンショットリグ。(ピンぼけ失礼)

ちなみに週末の為、漁協はお休み。巡回してくる販売員の方から入漁券を購入しましょう。

たった300円で一日気持ちよく遊べます。

ちなみに今回の事前プラクティスは金曜土曜の二日間のみ。四人とも大江川は初めてのフィールドだったのですが、金曜土曜は雨。本番は晴れ、というアングラーなら誰もがわかるコンディション悪化。まぁ、単純に悪化とは言えないですが雨で下見して本番晴れは難しくなるのは間違い無いですよね…。

それぞれプラで手応えを感じていた四人でしたが苦戦の時間が続きます…。

今中さんはチューリップ橋のたもとにて、エスケープツイン(ノリーズ)のフリーリグにて待望のバイト!!

しかし残念スっぽぬけ…。

待望のヒット!?

岩佐さんが大慌てでファイトしてネットまで用意してキャッチしたのはこのサイズ。(笑)

「くぅ〜、コレが陸王ですね! ネットまで用意しちゃいましたよ!!!」

そうです、コレが陸王です。予選で驚くようなスコアを叩き出したスーパーロコでも、そしてプロアングラーでさえ緊張し、身体が思うように動かない、それが陸王なのです!! ソレを現場で味わって頂いただけで今回の醍醐味がありますねっ!!

手の震えは止まりましたか?

「どんな人が予選を勝ち上がってきたかこの目で見たい」と金森さん。各アングラーを交代で見に来てくれました。

ちなみに今回の安全対策など!

なんとDAIWAさんに腰巻きライフジャケットを提供して頂きました!!

ありがとうございます!! みんな安心して釣りが出来ました!

そして釣りの合間には釣りゴミや捨てラインを拾ったり。

よく出来た若者やで…
岩佐さんは水面に落ちた虫までレスキューしていました。岩佐さんは猫好きなら号泣必死のエピソードまで持っています。もしかしたらテレビで観た方もいらっしゃるかも知れませんね…。猫好きマシモPとしても応援せずにはいられません。

そして休憩まで残り五分!

山口さんに待望のヒット!!!

35センチ560グラム! 待望の一匹め!!

ヒットルアーはハリーシュリンプ 3インチ(ボトムアップ)、2.7グラムダウンショットリグ!

そしてそのままランチタイムへ突入

この場所をキープしたいのでこの場所でご飯食べさせてください!と山口さん。

最近の陸王本戦ではしっかり昼休憩時間を取っている為、食堂やコンビニに移動する場合が多いので、取材陣もなんか久々で新鮮なキモチになります。

休憩明け、ビーブル保坂にノンキーがヒット!!

あ、ビーブルじゃないですね…。

そんな保坂さんの釣りをみる金森さん。「彼は釣りの所作がキレイですね…。クリアレイク育ちだけあります。」

ちなみにランチタイムにちょっと釣りした金森さんはサクっとキーパー二匹。さすがはレジェンド陸王!! 「あぁ、出てない(出場してない)ときはそんなもんですよ。出てるときだったらノンキーですわ」とは琵琶湖野郎こと木村建太プロのコメント。 陸王戦の難しさを知る人ならではの含蓄のあるひと言ですね。w


ん?エビ食ってんな!?

と、青木プロの真似をしたとかしなかったとかの岩佐さん。ルアーをネコリグからMPS(ボトムアップ)のダウンショットリグに変え、エビを模して護岸際を攻め始めると…。

ヒット! ただしスーパーノンキー! もはや測るまでも無い!!!

なんて思っていると「うわああああああ!!」という悲鳴とともに岩佐さんがファイト中!!

めっちゃくちゃドタバタして、何度もネットインをミスしてキャッチしたのはー

37.5センチ、790グラム!!

ずーっとノーフィッシュのコメントを考えていましたよ、と。道理で静かだと思いました。w

なんだわかっちゃったかぁ〜? と大口と叩いたとか叩かなかったとかの岩佐さんはその後もノンキー連発。ノンキー含めればリミット達成したのは岩佐さんのみ。

ちいせぇ〜。もっと写真ありますが割愛します!w

そして更に!

先程の釣りからヒントを得たのか、チューリップ橋に移動して護岸の変化を攻めて追加した一本!

リグは同じ、29.5センチ290グラム! ちなみに鳥アタマのマシモPが一瞬で計測ウエイトを忘れ、100g多くメモしようとしたところ岩佐さんが訂正してくれました。スルーする事だって出来たのに、そのフェアプレイ精神に感服します。

続いて山口さんも!

27.5センチ、270グラム! ハリーシュリンプ4インチのフリーリグで!

16:30のタイムアップまであと僅か!!

保坂さん、今中さんは未だノーフィッシュですが、ビッグバスハンターの二人ですから、一本のキロオーバーフィッシュが出ればまだトップに躍り出る事も可能!! 果たして!?

今中さんが粘っていたチューリップ橋で、3.5グラムのハリーシュリンプのフリーリグにてヒットしたノンキー。
モンスターハンターらしく最後の時間をデカダッジ(レイドジャパン)に賭け、一発を狙います…!

が、無情にも試合時間は終わりを告げ…

感極まって金森プロに抱きつく保坂さん。

と、いう事で結果発表!!!

ジャーン!

優勝は2本1080グラムでAブロックの岩佐さんです!!!!

え!? 俺!? とリアルに驚く岩佐さん。最下位の言い訳コメントをずっと考えていたそうです。

初代陸王オープンのチャンプは岩佐吉一さんの手に!! コレで来年の陸王モバイル予選への参戦権を手に入れ、モバイル陸王で勝ち上がればルアーマガジン本誌主催の陸王本戦に参戦出来る扉を開いた事になります!!

おめでとうございます!

そして超☆絶豪華な賞品の進呈です!!

優勝の岩佐さん!

2位の山口さん!

3位はノーフィッシュにつきジャンケンで勝った保坂さん!

4位は今中さん!

+ルアーマガジンからパックロッドも!

今回、全国の皆様に「陸王」を味わっていただけたかと…。

予選でも「あれ、陸王のエリア設定、タックル制限で釣るのって意外と難しいな…」とか感じた方も多かったのではないでしょうか。

そして各ブロックの優勝者の皆さまも、それぞれが強烈な個性を持つローカルの猛者たちです。例えば彼らのホームフィールドで戦うとすれば現役陸王アングラーでもかなり苦戦をするでしょう。それほどの驚くべき釣果と釣り方を持っている方たちでした。

そんな彼らでも初めてのフィールド、短いプラクティスの期間や、当日の物理的、精神的プレッシャーを受けると普段の釣りが出来たかどうか…。

まぁ、それもなにもかも全てひっくるめて「陸王」なのです。

皆さまにお伺いしたいです。陸王オープン楽しんで頂けましたか?

僕たちスタッフはものすごく楽しめました!! 関わっててメッチャ面白かったので、ぜひ次回も、そして続けて行きたいと思っていますので、皆さまにおきましても面白がって参加していただけると幸いです。

至らぬトコロも有ったと思いますが、次回から改善してより良いイベントにして行きたいと思っております!

では皆さま、来年の『陸王オープン決勝戦』でお会いしましょう!!

※下記に各ブロック別の予選ランキングも発表しておりますので、ぜひコチラもご覧くださいませ!

また各ブロックの賞品も発送させて頂きましたので、入賞者の皆さまはしばしお待ちくださいませ。到着されましたらSNS等で発信して頂けると主にマシモPが喜びますので宜しくお願い致します!!

各ブロックの賞品はコチラ!(ブロックによって内容は多少異なります)

各ブロック2位!

各ブロック3位!

ビッグフィッシュ賞!

レディース賞!

各社協賛メーカーの皆さま有難うございました!!

また詳しい試合模様はルアマガモバイルで生中継していましたので、コチラも宜しくお願い致します。