ということで、そもそもHU-ミノー111Sとはなんぞやという話は、前回該当記事を読んで頂くといたしまして、アイランドクルーズの須江一樹船長がプロデュースした2種類のミノーのカラーがあまりにも魅惑的だったのでピックアップ! 色ぐらいで〜と思うのでしょ? でもかなり素敵だったのでご紹介します。
色だけで、このミノー2色が欲しくなった人
うっ、このキャンディーカラー、ちょっとそそります…..。実は記者、個人的にかなりキャンディーカラーに信頼を置いてまして。というのも、部屋で淡水魚を飼っているのですが、太陽光の屈折で、魚の側面に光が当たったんですが、色がキャンディーカラーに変化したんですよね。もしかして、水中で似た現象が起こってるんじゃないのー!と。
それ以来、キャンディーカラーフェチになっています。と、いう妄想は取り急ぎ置いときまして、そもそもキャンディーカラーってよく釣れるカラーですよね。
横浜のシーバス船、アイランドクルーズの須江一樹船長が、HUミノー111SP&F(ハイドアップ)のシンキング仕様HUミノー111S(ハイドアップ)をシーバス用に調整、開発されたというお話を前記事でさせていただきました。で、そのソルト用ミノーに用意された2種類のカラーが「スエキンキライワシ」と「スエピカピカイワシ」。
スエキンキライワシは濁り、夕方、ナイトステージで活躍の「金」ベース
「もう1色のスエピカピカイワシはどっちかというとナチュラル系、反射や透け感で誘うカラーなんですが、こちらはゴールドベースのキャンディーカラーになっています。意図的にはシルエットで魚に見せて誘うイメージですね。あと、もう1色がシルバー系なので正反対のゴールド系にしたかったというか、鈍く光らせて、茫洋とさせたいというか。なので、濁り潮だったり光量が落ちてきた時に効果的なカラーになっています。ラメラメもそういった状況でアクセントになりますね。
あと、ベリーはピンク、背中はチャートになっているんですが、そもそもシーバスに効く色ではあるんですが、フラットフィッシュなどにも効果的なカラーだと思っています」
スエピカピカイワシは澄み潮に効く!
「こちらはナチュラルな配色を意識しています。特徴的なのはボディにリフレクト板が入っていることでしょうか。キャンディカラーの意図としては、まぁ、どれか目立つカラーになり機能するだろうというところが大きいかもしれませんね。あとは、魚の凹凸感を表現するのに一役買っているのかなと思っています。目立つ部分をしっかり作るということで、ベリーはチャートを採用。背中はナチュラル系のブルーという配色。スエキンキライワシと比べれば、よりナチュラルで、澄み潮時などに有効です」
ということで、このゾクゾクする色、ぜひ手に入れて使ってみてください。ミノーとしての性能も、かなりイケてます! フラットフィッシュ狙いの方もぜひどうぞ!