【2020年シマノ新作ロッド】前作より最大15％軽量化！ ラインナップも大幅拡充！ NEWルナミスがハイエンド機種に肉薄!!

シーバスをはじめショアキャスティングゲームで人気のルナミスが、さらに進化してフルモデルチェンジ。その性能はハイエンドモデルに肉薄とのウワサが！ このNEWルナミスの進化点にフィーチャーし、ショアキャスティングゲームのエキスパート辺見哲也さんの解説を交えながら紹介しよう。

解説して頂くのは洗練されたキャスティングテクニックをもつシーバスフィッシングのエキスパート

進化点① カーボンモノコックグリップ

超軽量化の要で感度UPやシャープさにも貢献！

NEWルナミスのひと目でわかる進化点が、カーボンモノコックグリップの採用だ。一番の狙いは軽量化。前作も軽さで定評があったが、さらに最大15％もの軽量化を実現した。スピニングは、リールシートにパーフェクションシートCI4+を新たに採用し、握りやすさも向上させている。

辺見「カーボンモノコックグリップは、軽量でなおかつ高感度。ロッドの自重が軽くなれば、キャストのスイング速度が上がって飛距離が出しやすくなる。感度が上がれば流れの変化など、水中の情報を繊細にとらえることができる。ショアキャスティングゲームにおいて、よりシャープな操作感が得られます」

進化点② ブランクス

スパイラルXコアを採用。軽さに秘めた強さは最上位機種級！

スパイラルXコアは曲げ、ネジレ、つぶれなどに強いシマノ独自のブランクス基本構造。ハイエンドモデルに採用されている高強度ブランクスが、遂にルナミスにも導入される。つまりブランクスは、シマノシーバスロッドの最高峰エクスセンスインフィニティやエクスセンスジェノスと同じというわけ。

辺見「ブランクスは贅肉が削ぎ落とされて、パリッとシャープな印象。でも、きれいに曲がって、復元力が優れる。キャストフィールも、ファイト時のフィッシュコントロール性能も前作を上回ります」

進化点③ Xガイド エアロ

中空パイプ構造＋薄型リングのガイドをルナミス仕様に設計

スピニングS96M以下のライト寄りのモデルには、Xガイド エアロを初採用。素材は変わるが、エクスセンスインフィニティに搭載する中空パイプ構造＋薄型リングをフィードバックし、ガイドシステムの軽量化と空気抵抗の軽減を実現。シャープな振り抜きが体感できる。

辺見「Xガイドエアロは空気抵抗が軽減されて、キャストのスイング速度が上がる。カーボンモノコックグリップによる軽量化との相乗効果で、飛距離アップにつながります。ライン抜けも良いから、ラインのダメージも少ない。シーバスロッドに欠かせない基本性能が、レベルアップした印象を受けます」

進化点④ ガイドセッティングの最適化

S100M以上のモデルは強度と剛性重視のガイドを採用

S100M以上のモデルはシーバスはもちろん、サーフのヒラメやショアジギングにも対応。重いルアーを遠投したり、大型魚を制するためにガイドフレームはT-RVSGダブルフットを採用し、強度と剛性を重視したガイドセッティングが施されている。

辺見「磯のヒラスズキは足元で喰うことも多い。ショアジギングで大型青物と出会うこともある。ダブルフットなら強引なファイトが安心して楽しめます」

進化点⑤ 充実の21アイテム

シーバス、ヒラメ、青物など対象魚やメソッドに合わせて最適な1本が選べる

前作のラインナップはスピニング9機種、ベイト4機種だったが、NEWルナミスはスピニング18機種、ベイト3機種と大幅に拡充。スピニングはパワーがL、ML、M、MHの4タイプ。レングスは7ft6inから11ftまであり、シーバスのバチ抜けパターンからサーフのヒラメ、磯のキャスティングゲームまで幅広いメソッド、シチュエーション、ターゲットに対応する。

辺見「ベイトはB86ML、B86M、B76MHがあり、とくにB86MLはベリーまできれいに曲がって、復元力を利用して投げやすい。ベイトキャスティング入門者の方にもおすすめです」

ラインナップ

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