2020年フィッシングショーシーズン開幕! 1/17~1/19の3日間パシフィコ横浜で開催されていた「釣りフェスティバル」にルアマガプラス編集部員も潜入!! 今回とあるブースになにやら画期的で可愛らしい仕掛け? リグ?オモリ? を発見! この可愛らしいあんこうは冗談なのか本気なのか、ルアマガプラス編集部イチのマルチフィッシャーマン・大木が色々と聞いてきました!!
な、なんじゃこりゃ!? 可愛らしい「あんこう」が仕掛けに!
先日(1/17~19)に行われたジャパンフィッシングショー改め「釣りフェスティバル2020」。ルアマガプラス編集部員も面白そうな新製品がないかと会場内を歩き回っていたところ、「ボウズのがれ(ささめ針)」ブースにて奇妙な仕掛けを見つけてしまった・・・・・
な、『謎のあんこう』って!?
深海魚であるチョウチンアンコウはその名の通り、トレードマークである頭部の誘引突起で小魚をおびき寄せ捕食をする。いわば「釣りをする魚」としても有名である。
そんなチョウチンアンコウのシルエットをそのままに、オモリ+ハリス付きの針で天秤(!?)仕掛けにしてしまったのだ!
なんとも大胆な発想! しかしこんな仕掛けで果たして魚は釣れるのか!? 気になりすぎた大木はボウズのがれブースに在中していた(株)ささめ針の安藤さんに色々とお話を伺ってきました!
冗談!? いやいやマジで釣れるらしいんです「謎のあんこう」
これは一体どんな商品なんですか?
安藤「これはですね、まさに自然のチョウチンアンコウが誘引突起で魚を寄せるような感じで、天秤みたいなものなんですが、通常の天秤とは異なり、ワイヤーから結ばれた仕掛けが海の中で立って餌が揺れて魚が釣れてしまうという仕組みなんです」
この仕掛けで既に魚は釣られたりしてるんですか?
安藤「ええ、テストは何度も行っており、好釣果を出しております!」
普通の投げ釣りの天秤にも見えるのですが、あえてワイヤー上に立たせ、シンプルなハリス付きの針を結びつけて提灯のようにしている。これはどのようなメリットがあるのですか?
安藤「まず、根掛りがしにくいです! 通常の天秤仕掛けであると、仕掛けが底を這うようになるので障害物があるとどうしても引っかかてしまうのですが、この『謎のあんこう』ならば仕掛けが立つので底での根掛りを回避できます。
また、巻いてくると仕掛けがルアーのようにウォブリングして、餌やルアーを踊らせながら引いてこれるんです 。ストップ&ゴーなども効果的で、動かしてから止めると、ちょうちんが左右に動いて誘いにもなるんです」
なるほど!実はかなり理にかなった仕掛けなんですね! 使用するタックルも見た感じかなりライトなもので楽しめそうですね!
安藤「そうですね、バスロッドやライトゲームロッド、エギングロッドなどお手持ちのタックルで簡単に楽しめると思いますよ!
餌はアオイソメやゴカイ、オキアミなどのエビ餌でも良いかと思います」
発売はいつ頃に?
安藤「そうですね、夏前までにリリース出来るよう頑張ります!」
ハゼやキス、クロダイやキビレなど堤防や河口などのファミリーフィッシングやルアー釣りの合間などのちょい釣りにももってこいな『謎のあんこう』。
今年の夏はルアマガプラス編集部でも是非ともインプレッションしたい!注目の一品です!!!