3月1日!『津本式・究極の血抜き』の可能性を探るシンポジウムが東京海洋大学(品川)で開催。魚食の革命始まるっ!



釣り人のみならず、研究者、料理人のホットトピックとなっている魚の締め方、「津本式・究極の血抜き」。こちらのシンポジウムが東京海洋大学にて3/1(日曜日)に開催される運びになりました。こちら、業界関係者だけでなく一般の人も聞くことのできる内容の濃い催しになる予定でございます。そちらの詳細をお知らせしますね。※参加には後述リンクサイトでの予約が必要です! 申し訳ありませんが予約無しでは入場できませんのでご了承ください

当シンポジウムは2月6日現在定員に達したため募集が終了いたしました。多くのご応募ありがとうございます。



実践者は経験的にわかっている、美味しくなる秘密が、アカデミックに語られる?

当サイトでも、津本式の締め方をするとどうして魚が美味しくなるのかについて、ある程度は解説してきました。1月20日に発刊された「魚食革命・津本式・究極の血抜き・完全版」(監修:津本光弘発刊:内外出版社)にも、アドバイザーとして参画いただいた東京海洋大学・高橋希元助教のお話を元に、津本式の食材としての保存力の優位性、そして、熟成の基礎原理を語っていただきました。

魚食においてエポックメイクな仕立て術になりつつある津本式。特別な設備なく、ホース1本で処理が可能なところ、家庭でも十二分に試せる敷居の低さに注目してほしい。

ですが、気づかれた方もいらっしゃったかもしれません。こういう現象、原理だよという解説だけで具体的なデータがのってないじゃん!

はい、それにはワケがございまして、そのデータは津本式研究の論文を発表するに際して、先に具体的に書籍などで公表してしまうと、論文として成立しなくなるなどのお約束事が….。なので、データは出ているのだけど掲載できなかったんです。

ですが、今回は、外部への公表は控えていただきますが、東京海洋大学の津本式研究チームが持っている津本式や熟成魚研究に関するデータ、そしてあらたにわかったことなどが登壇者により語られる予定。これにより津本式の持つ保存技術としての優位性がアカデミックな形で明らかになります。

これだけでも価値のあるお話です。雑にどういうことかというと、いままでは感覚的に語られてきた津本式優位性や、熟成魚の正体などがわかりやすく話される予定だということですね。魚を真水で処理するのはNGだとか、血を抜くと風味が抜けて駄目だとか、まぁそういったネガティブ意見に対しての回答も提示される、ということです。

<プログラム概要・予定>
(1)名  称/講演「津本式血抜きの利点とSDGsの可能性」(主催:株式会社内外出版社)
(2)開催日時/3月1日(日)10:00〜12:30(開場9:30)
(3)場  所/東京海洋大学 楽水会館 鈴木善幸 記念ホール
※JR線・京浜急行線 品川駅港南口(東口)から徒歩約10分
(4)講演予定/津本光弘(長谷川水産)、高橋希元、中村柚咲(東京海洋大学)、佐久間亮介(豊洲 仲卸 大元商店)、白山洸(熟成鮨 万)、保野淳(sushi bar にぎりて)、深谷真(内外出版社)※変更の場合あり
(5)スケジュール
09:30 開場
10:00 開会挨拶
10:05 (講演)津本式血抜き処理の基本とコツ/津本光弘
10:30 (講演)津本式灌流脱血処理による鮮魚の品質保持/東京海洋大学 中村柚咲
10:50 (講演)魚肉熟成とは何か 津本式との関係/東京海洋大学 助教・高橋希元
11:15 座談会・質疑応答/津本・高橋・佐久間・白山・保野/進行:深谷)
12:30 閉会
※閉会後、メディア様向けの取材を予定しています。内容は一部変更になる場合があります。
(6)対  象 水産関係者、料理関係者、一般の方
(7)参 加 費 1,000円(税込)(※学生無料/当日学生証をご提示ください)
(8)定  員 150名
(9)応募方法 下記リンクよりお申し込みください。
https://www.naigai-shop.com/SHOP/AZ7306.html

<学生専用>申し込みフォーム



データの裏付けがとれたところで….

実際に現場でどのように活用しているのか、活用できるかなどを、津本式の発案者である津本さんはもちろん、世界でも有数の海産物市場としても知られる豊洲で、津本式を実践され、魚を卸されている方のお話だったり、ミシュランを獲得している本格派の寿司職人の方のお話、津本さんが言う下魚(今までは価値のない魚として魚食の対象になりにくかった魚)を活用してリーズナブルに美味しいお寿司を提供しているヘッドシェフのお話。

そして、「釣り人(や漁師)」に向けての実用的な津本式活用などのお話をさせていただければと思います。

とにかく、いろいろな憶測が飛び交っている中で、どのような活用法が津本式にはあるのか。それを知ること、理解するだけでも、それを利用する利用しないに関わらず、非常にポジティブなシンポジウムであり、その先の活用法を思案できる有意義なイベントになるかと思います。

釣り人、料理人、研究者、単純に津本式に興味のある食いしん坊さん、新しい食の発見につながると思いますので、ぜひご参加ください。皆様の質問に答えるディスカッションもなされる予定になっております!

ということで、なるべく大きなところでたくさんの皆様にと考えておりますが、予約制で1000円を参加費としてよろしくおねがいします(だいたい、会場代と津本さんの旅費分です(笑))

このリリースを出す前に、すでに80名ほどの予約が入っており、残り70席ほどとなります。ですので、お早めに….。予約は下記サイトから行えます。 記事書いてる最中は残り90席ほどだったのに、リリース出す前に速すぎぃ…

それでは、皆様の参加、お待ちしております!

リリースはこちら↓

津本光弘さんが運営するサイトはこちら

ルアマガプラスの津本式についての概要記事はこちら!