ルアーマガジン・ソルト読者投票によるその年の人気タックルを決めるランキング企画「タックル・オブ・ザ・イヤー(T.O.Y.)」。もちろん、雑誌や動画など、各種メディアで活躍するプロアングラー達にもT.O.Y.が存在する! 今回は「駿河の黒豹」の異名を持つヒラメをはじめとしたサーフフィッシングやシーバス、ショアジギングを得意とし、現在はYOUTUBEでも大活躍中のショアエキスパートが2019年最も印象深かったルアーをご紹介!
YOUTUBEの動画解説にも定評があるサーフフィッシングマイスター!
【Profile】
井熊亮(いくま・りょう)
バスをはじめとした様々なルアー釣りを学び、かつて住んでいた関西地方ではシーバスをマスター。そして釣り好きが高じてジャクソンに入社し、現在は静岡県を中心としたサーフ釣りにのめり込んでいる。その深い経験値と分かりやすい解説で親しまれているイケメンアングラー。
井熊亮が選んだ2019年“俺のT.O.Y.ルアー”『飛び過ぎダニエル(ジャクソン)』
名前通りの遠投性能を持つプレートジグ
ボディは高強度のステンレスプレートで、後方に安定した飛行姿勢と遠投性能を発揮する鉛を配置。これにより大遠投が可能で、さらにプレートが今までにないワイドなウォブリングを発生。強力なアピール力で、広範囲に魚を誘ってくれる!
スペック
●サイズ:14~40g ●カラー:全18色 ●価格:950~1200円
遠投性能プラス超アピールで誘う!
井熊「昨年一番釣れたのがダニエルですね」
具体的にどれくらい釣れたんですか?
井熊「ヒラメだけじゃなく、シーバスにマダイ…サーフで狙える全てに効きました。実際にボクのYoutube動画(釣りジャック※下記動画⇩⇩)に出しています。周りに人はいますが、一人で釣れまくりました」
そんなに差が出たんですね。
井熊「カタクチイワシの群れが接岸していたんですが、その有効範囲までダニエルが届いていたんです」
名前からして飛びそうですよね。
井熊「後方重心で他よりも遠くへ飛んで広範囲を探れます。でもそれだけじゃなくって、ボディがプレートで出来ていてジグらしからぬワイドウォブリングを出してくれるんです。
さらにアイが下アゴに付いていて斜め45度で立ち泳ぎに近い姿勢でブルブルと強い水押しをしてくれます。遠くでもこのアピール力が出せるのが強みです!」
井熊亮の“裏”T.O.Y.『ギャロップアシスト ロングキャスト(ジャクソン)』
小型で良く飛びスイングアクションで誘う
井熊「シルエットは小さいのに良く飛んで広範囲を探れます。さらにスイングアクションでストンと落とせばリアクションバイトも誘発。
実際の使い方としては3回シャクってからフォールし、次のシャクり上げでバイトするパターンが多い、坊主逃れ的なジグです」