レジットデザイン契約プロスタッフにして日本一の“巻物ルアー”使いである北大祐プロが、魚探も無いフルレンタルボートスタイルで晩秋の相模湖に巻物オンリーで挑んだという。ペイフォワードの新作スピナーベイト“KIT”のプロトタイプが活躍した釣行の模様をマシモPがリポートする!
え、北さんタックルそれだけですか?
魚探、エレキ、バッテリー、と各種装備にある意味過剰とも言える最新システムが用意される昨今ですが、ある意味で気持ちの良いシンプルスタイル。
竿も5セットに巻物ルアーが結んであるだけ。流石はトッププロ!
釣れますかねー、北さんー?
「さぁ、どうでしょうね。何の情報も無いです、ガハハハハ」なんて豪快に笑い飛ばしながら秋山川を遡上していくと、しゅうすいやさんを超えた辺りでビッグファイトをしている方が!?
近寄って写真撮影を申し出る北さん。いい人過ぎます!
いやー、釣れるんですね!(笑)張り切っていきましょう!
と、いう訳で相模川を遡上し、
本湖も攻めたりしつつ、ふたたび夕方には秋山川へ戻るのですが……。
実はこの釣れない時間にこそ今回の動画の真髄が……。
近年の北さんの代名詞でもある「クランクベイト」ではグラスロッドを使いますが、スピナーベイトにはカーボンのロッドが組み合わされていました。
同じ巻物であるクランクベイトとスピナーベイトなのに、なぜ道具立てが違うのか。その使い分けにも明確な理由が有りました。
もちろんスピナーベイトにグラスロッドを組み合わせて使うプロアングラーの方もいらっしゃいます。
その違いは、そのルアーに何を求め、どのように使うのか? という流儀の差。そしてその事に対してタックルセッティングをどこまで真剣に突き詰めて考えているのか? が明確に現れる部分なのでしょう。
そして狙い通りのエリア、時間帯に答えは返ってきました!
相模湖モンスターどーん!!
チャンスはそう多くないと睨んでいた北さん。実はこのタイミングを図り、エリアと時間帯を配分していたようです。結果だけ見ると夕方の時合に釣れただけのようにも見えてしまいますが、釣り方タイミングともに狙いがあって行動しているからこそ、バスが応えているんですね。
と、このような視点で観ていただけると動画が更に楽しめ、勉強になると思います!!
ハイシーズンを控え“北さんの巻物思考法”をぜひ手に入れてみてください!