会社に毎月メーカーから撮影のために送られてくる新商品。その中でもちょっと気になった一品がございました。そう、ゲーリーヤマモトの定番ワームに#410という新色が加えられるリリースが…。おお、なるほど、この色、早春からGWにかけて霞ヶ浦・北浦水系で爆発する「シラウオ」対応カラーじゃないすか! ソソられるぅ! という事で、早速ご紹介です。
新春の関東定番カラー? いや、コレ、実は全国区でしょ! #410シラウオ
そうそう、シラウオってどんな魚かと言うと、最近は、霞ヶ浦や北浦というメジャーフィールドで特に春先にバスに好んで捕食されるベイトとして知られていて、注目されている。サイズは10cmあるなし程度。
ワカサギなどの親戚筋なので、そりゃ、バスも好物ですわ。バスにとってはおつまみか! という程度の遊泳力。それが大量に集まれば「パターン」として成立するのも頷けます。なにせ、ガサ網でさっとすくえば入っちゃうぐらいの魚ですから。
今回ゲーリーから追加された「シラウオカラー」#410シラウオは全部で7種類。3インチ&4インチグラブ、3.5&4.0インチカットーテール。2&3インチヤマセンコー。2.5インチレッグワーム。
当記事に掲載したシラウオの写真のフォルムからいくと、カットテールやヤマセンコーあたりがパターンの本命? なんて思いがちですが、意外に、泳ぐとき波動がデカイという話もあり、グラブ系はもちろん、レッグワームなどの強めの波動を発するタイプも効果的だという情報もあります。
ということで、各種条件に対応するためにも、揃えておきたいですが、取り急ぎ、カットテールとヤマセンコー、グラブは確保しておきたいですよね。
このカラー、シラウオだけかと思われるかもしれませんが「スジエビ」にはベストマッチ。スジエビはバスも大好きなエビの種類です。
色は、ドンピシャこのクリアーベースに少量のパールが加わった#410に適合します。スジエビは一般的に見られるミナミシナエビ系と双璧をなす、日本の淡水域にごくごく普通に見られる種で、ミナミシナエビ系に比べて大型なこともあり、バスもスナック菓子的に捕食する種類です。
既存のシラウオ実績カラー #187クリアー/ブラックフレークも忘れるな
完全新色の#410のシラウオカラーが出る前に、シラウオカラーとして愛用されていたのがクリアー/ブラックフレーク。こちらには3インチグラブ、3.5インチカットテール、2&3インチヤマセンコーが追加される。ニューカラーにくらべて、ブラックフレークがガッツリ目立つのが特徴になっている。
よりマッチザカラーという意味では#410。少しアクセントをという意味では既存の#187と、シラウオカラーにも幅が出ることによって戦略が広がりますね。微妙な差に思えますが、魚って偏食しだすとよりセレクティブになる傾向がありますから、釣れるがより釣れるになったりしますよ!
個人的にはスジエビにはこちらの#187のカラーがドンピシャすぎて、笑いがこみ上げてきます。
さぁ、魅力的な新色が揃ったところで、早速フィールドにカチコミたいですね! 春はもう始まりますよ!
関係ないですが、ゲーリー製品は、パッケージから1本、また1本と釣れて無くなっていくの、楽しくありません? あのバスフィッシングをしてるぜ!って、なんというか、「整っていく」感覚が好きです。
いろいろなワームがありますが、「ゲーリーに始まり、ゲーリーに帰る」なんてコトワザもあります(?)。新色も出たことですし、ゲーリーワームの魅力に再度触れる良い機会かもしれませんね。