まもなく春がやってきます! シーバスの活性も上向き、コンディションが上がってくる季節。今回は“RED(レッド)の愛称で親しまれるシーバススペシャリストに”それぞれ春に基本となるべき1本と、喰わせ、応用と言うべき1本のルアーをカラーも決め打ちにしてご紹介!これを読んで春シーバスを仕留めに行きましょう!!
干潟から磯まで、全国各地のフィールドに精通するハードコアシーバスマン!
基本は河川のバチ抜け。9時以降はアミパターン
レッド「春の都市型河川でのバチ抜けを想定して、基本はクレイジーツイスター80S。これは昨年の4月にリリースされたシンキングミノーになります」
バチ抜けというと、やはり夜になりますか?
レッド「夕マヅメから夜の9時くらいまでですかね。他に稚アユパターンもありますが、そちらも夜になりますね」
そして…河川が良い?
レッド「そうですね。満潮あとの中潮あたりがベストで、バーっと夕方の6~7時にバチが抜けて流されていくと…それに付いてシーバスも下っていく。だから、バチ密度が濃くなっている下流エリアを狙います」
では数釣りに最適ですね!?
レッド「下流は流れがトロいんでバチも浮きやすいんですが、表層を引き波パターンでやっていけばサイズを選ばず数は釣れます。でも、あえて表層に出てくるような釣りはやめて、50cm~1mくらいまでレンジを入れて大型狙いで流します」
というとドリフトの釣り?
レッド「アップクロスに投げてドリフトかデッドスローで巻いてくる感じですね」
レッドおすすめ!基本の春ルアー「クレイジーツイスター80S(ポジドライブガレージ)」
ウォブルを排除した微細ローリングで誘う!
基本コンセプトは、ウォブリングが中心だった昔ながらのシンキングミノーに取って代わる「ウォブル排除」の微細ローリングアクション。これによってバチ抜けはもちろん、様々なタフコンディションや稚アユといったマイクロベイトパターンで威力を発揮!
おすすめカラー「CHモヒート」
川バチは大きめで色が青みがかった蛍光っぽいゴカイ。それに似せたチャート&背がグリーンのゴースト系ボディ!
使い方3ヶ条
其の1:河川下流部のバチが濃いエリアで使用
其の2:50cm~1mまでレンジを入れて大型を狙う
其の3:アップクロスに投げて流れに乗せたドリフトで喰わす
基本から結構テクニカルですが…では、応用ルアーは!?
レッド「夜が深まるとバチ抜けパターンが落ち着き始めますよね。特に、川は時合いが短くて9時には終了してしまうことも多い。そのあとにポロポロと釣っていくならアミパターンへ移行。
この釣りで使うのがジグザグベイト60Sになります。こちらもグリグリ巻かず、流れに乗せて橋脚の明暗部などへドリフトさせていけばOK。また、稚アユパターンなら速巻きでボトムに当ててリアクション!」
レッドおすすめ!応用の春ルアー「ジグザグベイト60S(ポジドライブガレージ)」
小型ボディでマイクロベイトに効果てきめん!
春のマイクロベイトパターンに最適な小型のS字系ルアー。ただ巻きだけでS字を描きながらスイミングし、春のアミ、稚アユ、ハクなどのマイクロベイトパターンで効果大! アミパターンでは流れに乗せたドリフト、夜の稚アユでは速巻きでボトムに当てて誘っていこう。
おすすめカラー「ピンクリル」
バチ抜けあとのアミ&稚アユパターンに使用。特にアミなどの甲殻類に似せたピンク系カラーをチョイス!
使い方3ヶ条
其の1:河川のバチ抜け後、アミパターンなどで使用
其の2:明暗部などで流れに乗せたドリフトで喰わせる
其の3:稚アユパターンでは速巻き&ボトム当てリアクション!