ルアマガプラスの東京湾シーバス連載記事でもお馴染み、キャスティング日本橋店カリスマショップスタッフの小出さんに2020年イチ押しの新製品を教えて頂きました!今回小出さんがオススメするのは東京湾シーバスのエキスパートが作りあげたあらゆる使い方が可能な最強シンキングペンシルです。
モアザン バレンテ90S(DAIWA)
山内勝己氏監修による多機能スリムシンキングペンシル
東京湾は内房エリアをホームとし、「シャローマスター」の異名を持つシーバスエキスパート・山内勝己氏監修による多機能スリムシンキングペンシル。ノーズ先端に2つのラインアイを装備し、上側のアイを使用してスローに巻けばスローピッチワイドスイングアクション。下側のアイはタイトなローリングアクション、またリトリーブスピードを上げればテールスイングアクションを起こしシーバスのバイトを誘う。
スペック
●サイズ:90mm ●自重:11.8g ●カラー:10色 ●フック:#10トレブル ●価格:1650円
メタルプレート塔載でDUAL(2つ)アイ構造を持つ、2WAYアクションシンペン。
語ってくれるのは、ショップスタッフイチの “DAIWA通” であるシーバスエキスパートなあのお方
2つの「アイ」であらゆるベイトフィッシュを演出!
小出「先述でのルアー解説でもあったように、バレンテは「2WAYアクション」のルアーです。アイが2つあって、上のアイに繋ぐと腰を振るようなスイングアクション、下のアイを繋げばロールアクションで、リトリーブスピード速くすればウォブンロールアクションにもなります」
小出「アクションの使い分けとしては、イナッコやイワシなどのベイトフィッシュパターンでは上のアイ。
冬から春先にかけてのアミやバチなどのベイトには、動きが細かい微波動のようなロールアクションの方が効くので下のアイを使用してもらえればと思います」
小出「僕も1月ぐらいからプロトモデルを使用していたのですが、1~2月の港湾部のマイクロベイトパターンでは下アイで激ハマりでした! 一見、下アイの方がルアーが潜るイメージを抱かれるかと思いますが、意外と潜らない! 勿論シンキングペンシルなので止めてしまう沈んでいくのですが、着水してリールを巻き始めると浮上してくるので、水面直下をマイクロベイトのような細かい動きで引いてこれます」
小出「先日はバチパターンでも使用したのですがけっこう釣れましたよ!そのときも下アイ使用でしたね。
バチ系のルアーでも使えるし、ベイトフィッシュ系のルアーでも使えて、マイクロベイト系でもイケルるという、1年中あらゆるシチュエーションで使用できる超万能シーバスルアーなんです!」
ただ巻きだけじゃ勿体ない! ロッドアクションでさらなる “2通り” の使用が可能!!
小出「このルアーさらに面白いのはデイゲーム。去年の夏ぐらいから監修している山内さんが面白いことをやっていて、デイゲームにバレンテのようなシンキングペンシルでドッグウォークさせて表層ボイル撃ちをしていたんです!
特に東京湾では9~10cmぐらいのイワシが多くて、バレンテもルアーサイズがジャストマッチ。
そのようなペンシルベイト的な使い方も出来るうえ、上下のアイでアクションも変わるんです!
上アイでロッドティップを下げてチョンチョンとトゥイッチングさせると水面から水面直下にかけてイレギュラーダートアクションが演出できます。
逆に下アイではロッドティップを上げてトゥイッチングアクションをさせれば水面をドッグウォークしながらパニックアクションを演出することが出来ます。またアクションさせたあと操作を止めると、ローリングしながらフォールするのでそこでもう一度バイトを誘うことができます。
そして9cmというシーバスルアーの中でも小型に分類されるサイズながらも、11.8gという重さとDAIWA独自のスリム&エアロデザインというボディ形状により飛距離がしっかり出ます!」
小出「今の時期のバチ抜け用の8ft~9ftのロッドで投げてても飛ぶし、デイゲームで9ft後半のロッドで投げてもしっかり飛ばす事ができますよ。小さいけれど軽さを感じない、飛距離も出るのでこれから春のデイゲームで使うのが非常に楽しみですね」
現在バレンテ90Sは全国の各ショップにて絶賛発売中! 小出さんが勤務するキャスティング日本橋店にも全色フルラインナップ!!
間もなく迎える港湾部のバチ&アミパターン、河川でのハクや稚鮎パターン、 そして春から初夏でのデイゲームなどあらゆる場面で使える超多機能シンキングペンシル「バレンテ」!
シーバスアングラーなら持っていて損はしない! 間違いない逸品です!