全世界においてルアーフィッシングブランドとして圧倒的な人気を誇る『アブ・ガルシア』。そのラインナップはロッドやリールに留まらず、ルアーやアパレルなど多岐に渡る。そんなアブガルシアよりこの春、人気プロアングラー『ヒデはやし』プロデュースによる限界を超越したシーバスロッドシリーズ・第二弾が満を持してリリースされる…。
エラディケーターゼノモーフ ウォーリアー EXMS-97MML-TZ
ピュア・フィッシングジャパンフィールドスタッフであり、プロアングラーとしてシーバスロッドの限界を追い求め北から南へと走り続ける漢・ヒデはやし。
今までキャッチしたランカーシーバスは数しれず。またシーバスのみならず、アカメやオオニベなど日本国内のモンスターフィッシュを独自の観点と徹底したパターンの追求により毎年キャッチし続けているストイックアングラー・ヒデはやしプロデュースロッド・第2弾がまもなくリリースされる。
その名も『エラディケーターゼノモーフ ウォーリアー』!!
一昨年リリースされた『ゼノモーフ ビッグチャップ』と同じく、シーバスロッドでありながら、青物、アカメ、オオニベといったモンスターフィッシュと対峙できる異端児ロッドである。
ビッグチャップの詳細は下記HPをチェック(※生産終了モデル)⇩⇩
なぜこのロッドが生み出されたのか?
ロッドのスペックをご覧頂ければ分かるように、ルアーウェイトは7~42gとスペックだけ見ればML~Mクラスのスタンダードシーバスロッドとなんら変わりはない。
製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | ルアー(g) | ライン(号) | パワー | 使用材料 | テーパー/アクション | 製法 | メーカー希望本体価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EXMS-97MML-TZ | SP | 2 | 9’7″/292.1 | 149.6 | 189 | 1.60 | 7~45 | 0.7~2.0 | MML(ミディアムとミディアムライトの中間) | カーボン95%、アラミド繊維5% | モデレートファースト | TAF | ¥72,000 |
しかし実際シーバスフィッシングを興じているアングラーの中には、場所や季節によってはメーターオーバー、10kgオーバーの青物やアカメ、オオニベが掛かってしまうエリアで釣りをしている人もいる。そういった魚達が万が一掛かっても、普段使用するシーバスロッドそのままで大型魚と対応出来ることを念頭において開発されているのがゼノモーフシリーズ。
大きい魚を釣るためのパワーロッドはたくさんあるが、普段からそのような竿を使用していなければ中々使いこなすことができない。ましてや曲げて投げることをするのも容易ではない。そうではなく、シーバスロッドでモンスターフィッシュと対峙できるロッドをヒデはやしは作りたかったのだ。
柔らかい竿としても使えるし、強い竿としても使える。強度と繊細さを兼ね備えたロッド。
レングスやルアーウェイトはスタンダードクラスのシーバスロッドなのに何故モンスターと対峙できるパワーがあるのか?
それはアブガルシア独自の特殊ロッド製法「TAF製法」により弾性の違う4種類のカーボン素材とアラミド繊維を緻密に融合。弾性の高いカーボンは人間でいう神経の役割を果たし、速やかに情報を伝達、弾性の低いカーボンは筋肉の役目を果たし魚からのパワーをしっかり受け止める。柔らかいけど硬い、また9.7ftでありながら長さを感じさせない軽さと強靭なロッドパワー。まさに「柔剛一体」となったシーバスロッドなのである。
ロッドがしっかり仕事をしてくれることにより、モンスターフィッシュが掛かってもたとえ、人間の体力が限界にきても竿がその分働いてくれる。
ヒデはやしはプロトモデルのテストにおいて、テトラが入り組んでいるポイントで131cmのオオニベをキャッチ。
またファーストランで170m以上走られた132cmのアカメもキャッチした。90オーバーのシーバスであればガンガン寄せることができるという。
ゼノモーフ ウォーリアーのこだわり
ガイドはトルザイトリング&チタンフレームガイドを採用(※Topガイドは強度重視のため、SiCを使用)また元ガイド、7番ガイド部分にはダブルラッピングを採用(曲がりすぎてブランクスにガイドフットが食い込まないようにするため)
そして長さの割にリアグリップが短い。それはキャストしたときに、引き手(リアグリップを持っている側に手)を肘に当てることでティップを走らせることができる。つまりテイクバックを取らなくても遠投がしやすいということだ。
グリップ周りのデザインもビッグチャップと同じくハイマニューバグリップを採用。男の武器ようなデザインでありながら、リールシートの下部グリップを抉り込むようなデザインにすることで、手の掌で包み込むようなホールドができる。
これにより機敏なロッドアクションをした際にパワーロスすることなくブランクスに反応速度を伝えることが可能。またロッドに手を添えるような握りやすさから長時間のキャスト時にも疲れにくいメリットがある。
シーバスフィッシングをする中でフィールドに出れば色々な魚に出会うことができ、そのなかでメーターオーバーや記録級の魚に出会えるチャンスがあるかもしれない。だが、その大きい魚が掛けることが出来るのは一生に一度しかないかもしれない。
そんなチャンスを絶対に逃さないためのロッドが『ゼノモーフ』なのだ。