どれも同じようで、じつは個性的かつこだわりが詰まったジグヘッドの数々。その開発秘話やインプレを現場目線でお届け!! ルアマガソルトの大人気コーナー、各メーカーからリリースされているソルトルアー用ジグヘッドを検証する「THE JIGHEADS」をルアマガ+にも公開!! 今回ご紹介するのは現在シーズン真っ只中な大人気ライトソルトゲーム「メバリング」用ジグヘッド。「ジグヘッドをワームに綺麗に真っ直ぐ刺すのが苦手…」そんな方に是非ともおすすめしたい逸品です。
今回のジグヘッドはこちら!
メバルまっすぐ(ハヤブサ)
スペック
●ウェイト:0.75、1、1.25、1.5、2、2.5、3g ●フックサイズ:#6、8、10 ●入数:4個 ●価格:オープン
まっすぐキーパーがフックとワーム両方のポテンシャルを100%引き出す!
今回紹介するのは、特徴的なワームキーパーのメバルまっすぐ。このアイテムをハヤブサ商品開発科の市橋さんに解説してもらった。
市橋「ワームをまっすぐ刺すというのは、ジグヘッドリグの前提の部分で、これがしっかりできていないと釣果が激減します。それで、誰でも簡単にまっすぐ刺せるコンセプトのジグヘッドを開発しました。ビギナーには、まっすぐ刺すというのが難しかったりするし、慣れていても夜になると見辛くて刺しにくい場合もありますからね」
それで誕生したのが、この『まっすぐキーパー』ですね。
市橋「ワームに添わしてキーパーを指すだけなので、失敗せず綺麗にセッティング可能です。フックとワームがセパレートすることで、フッキング性能がアップしますし、ワームのアクションもよりフレキシブルになる。フックとワームのポテンシャルを100%引き出す、理想的なジグヘッドになっていますよ。おかげさまでロングセラーになっていますし、現場などで使いやすいという声をいただくこともあります。このアイテムが広く支持されているのは、作り手としても嬉しく思っています」
ポイント① ヘッド
ダートも得意な三角ヘッドに埋め込みアイ
ヘッドは一定レンジのスイミングやダート・ワインドなどができる三角型。アイは埋め込んであり、海藻などのゴミを拾いにくい工夫がされている。三角ヘッドとフックの位置関係により、低重心になっていることも見逃せない。
ポイント② フック
フックはストレートで、シャンクを長めに確保
まっすぐキーパー採用により、フックのロングシャンク化に成功。リグ全体の後方部分までフックポイントを持ってくることで、啄ばむようなバイトも取りやすくなった。フックはオーソドックスなストレート形状。
アクション
フックにワームを刺さないから性能を100%引き出す
まっすぐキーパーにより、フックにワームの厚みが乗らない分、ゲイプ部分のクリアランスが確保され、フッキング性能がアップ。さらに、ワームの自由度も上がりアクションもさらに引き出されることになる。とても理想的な構造なのだ。
ワームセッティング
細いストレート、カーリーテールなんでもござれ!
まっすぐキーパーはどんなワームでも刺しやすい。細いストレートワームも綺麗にまっすぐにサスことができる。カーリーテールなどもこのジグヘッドならばテールアクションを阻害しない。キーパーには返しがついているので、ワームのホールド力は十分。
気になるサイズラインナップは?
重さは7種類、フックは3サイズの計12種類がラインナップ
ウェイトは0.75から3g、フックサイズは#6〜8の3種類。身近な漁港、ゴロタや海藻エリアなど、いろいろなシチュエーションに対応できるラインアップだ。尺メバル用には太軸モデルのストロングまっすぐがリリースされている。
この記事が掲載されている『ルアーマガジン・ソルト』の情報はこちら!
表紙は川上英佑さん!
巻頭連載:ライドザラッピスタイル
第11回 ロコアングラーの実力
山田ヒロヒトさんの気になるコトをテーマにお送りする隔月連載。
今回はロコアングラーの実力と秘密に迫ります。これさえ読めば、プロアングラーからも信頼されるロコになれる!…