日本を代表する川魚であり、その美しさから「清流の女王」として人気の釣魚「鮎(アユ)」。毎年6月になると全国の各河川での釣りが解禁となり夏の風物詩ともなっています。また食味も抜群で、夏を代表する味覚であり特に天然ものは出回る時期が限られていることから、地方では河川を象徴する魚として指定する自治体も多い。そんな人気の釣魚である鮎(アユ)は、「友釣り」と呼ばれる縄張りを持つ習性を利用した釣り方で長年親しまれていますが、釣り方が難しく、また道具も高価なことから初心者にはなかなかエントリーしづらい釣りとされてきました。しかし、そんなアユの友釣りを“簡単お手軽かつ安価”でチャレンジできる画期的なセットが昨年リリースされたのです!
長い竿もいらない、道具も高くない、誰でも気軽に楽しめる「友釣りライトスタイル」
ルアーやエサ釣りなど普段釣りを楽しんでいる方々はもちろん、釣りをやったことがないという方も「アユの友釣り」と聞くと、ベテランの釣り人が楽しむ難しい釣りというイメージを持たれるでしょう。しかし昨年、釣り糸をはじめとした高品質でバラエティーに富んだフィッシングタックルをリリースする(株)モーリスが初心者でも手軽にチャレンジできるアユ釣りキットをリリースし話題を呼びました!
実は難しいとされていたアユの友釣りもこのキットがあればほぼ準備万端! 必要な小物もハサミと予備の仕掛けのみ。また装備品も高価のものはあまりなく、安価なもので2,000円代で揃うものばかり! 実はルアー釣りのセットを揃えるよりも十分にリーズナブルにアユの友釣りを楽しめるのです!
アユ釣りを身近に楽しめるフィールドは沢山ある!
道具が揃ったところで、実際どこに行けばアユは釣れるのか? 綺麗な清流でのイメージがあるアユ釣りですが、意外と皆さんの身近なフィールドで楽しめたりするものなのです! しかし、アユは各河川の地方公共自治団体や漁協により釣りが管理されているのでやみくもなエントリーはNG! 行ってみたいと思う川があれば一度各河川の漁協のHPをチェックしてみましょう。
今回友釣りライトスタイルを教えてくれたのはこの人!
【Profile】
中村大輔(なかむら・だいすけ)…
そして釣りができる場所=釣れる可能性が高いので、行きたい河川の近くにある「オトリ屋」を探しましょう。オトリ屋ではアユの友釣りでは欠かせない「オトリアユ」や「遊漁券」を購入できる他、食事や釣れているポイントなども教えてくれますよ!
いざ実釣!キモを押さえれば簡単に釣れる「清流の女王」
オトリアユや遊漁券を購入し、河川に立ちいざ実釣!アユ釣り独特の釣法であり、アユの縄張り意識の習性を利用した「友釣り」は実際に生きているアユをオトリとして使用するのでデリケートな点もありますが、仕掛けは意外とシンプル! オトリアユのコントロールが出来れば、アユの付いている石を探しラン&ガン! ルアーマンこそこの釣りにハマってしまう可能性大!
中村大輔(なかむら・だいすけ)
バリバス・フィールドテスター(バス)を務める中村さん。2018年からアユ釣りを始め…
ルアマガプラス編集部員も全員安打! 普段はルアー釣りばっかの面々ですが、どんどんのめりこんでいき、先生をさしおいて皆真剣モードに(笑)
そして最後には至福の実食タイム!釣りたてのアユの香ばしいこと・・・・
誰でも扱えるシンプルな道具で、難しくなく、むしろルアー釣り感覚で楽しめる! そして食べて美味しいライトスタイルなアユ釣りを是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか?