春到来! シーバスの活性も上向き、コンディションが上がってくる季節。今回は北陸シーバスゲーム界の期待の新星として新潟県の河川や磯、サーフとあらゆるフィールドに精通するヤングエキスパートに春の基本となる1本と、喰わせ、応用と言うべき1本のルアーをカラーも決め打ちにして教えて頂きました!これを読んで春シーバスを仕留めに行きましょう!!
阿賀野川をメインに腕を磨く、北陸シーバス界期待のエース!
新潟河川開幕前の必釣ルアー2選
本間さんのホーム、新潟の春の訪れは遅い。
本間「河川はGW頃まで雪代が入って水温が低く、シーバスの遡上はまだ。GW頃、田んぼの代かきがはじまって川が濁ると、一気にシーバスが入り出します。そこが河川の開幕の目安になります」
では、河川の釣りがはじまるまでは、どんなフィールドで?
本間「春先は港湾部。もしくは河口絡みのサーフで釣ることが多いですね。河口周辺は、そろそろ川に遡上しようかというシーバスが増えてくるし、港湾も河口も目視できるくらいチアユがいて、メインベイトになっていると思われます」
釣り場は、港湾や河口絡みのサーフ。メインベイトがチアユという状況で、基本となるルアーは?
本間「メガバスのX-80SWシャローです。僕は一つで応用が効くルアーを意識して選んでいるので」
一つで応用が効くというのは?
本間「X80SWシャローは港湾のナイトゲームで、岸壁際でただ巻き中にジャークを入れると強いです。ただ春先は、着水後、重心移動のウェイトを後ろに残したまま、シンペンのようにデッドスローで巻くとすごく釣れる。春先に応用が利いて、釣れるから基本のルアーとしておすすめします」
本間さんおすすめ! 基本の春ルアー「X-80SWシャロー(メガバス)」
春先はスローリトリーブで喰わせる
本間「春先に良くやるのが、重心を後ろに残したままデッドスローリトリーブ。シンペン的に使います。シャローはリップが短いからそれがしやすい。シンペンより水を噛みやすく、流れにも乗せやすい。ただ巻きで泳がせるときも、ルアーの泳ぎを感じないくらいのスピード感が有効です」
おすすめカラー:「DO CHART OB」
本間「ぱっと見、単なるアピール系ですけど、濁りでもクリアでも、デイでもナイトでも釣れる。実績抜群のカラーです」
使い方3ヵ条
其の1:着水後、重心を戻さずシンペン的にデッドスローリトリーブ
其の2:ただ巻きは泳ぎを感じないくらいゆっくりが効く
其の3:持ち味であるジャークによるキレの良いダートも有効
では、X80SWシャローに反応しないときは?
本間「カットバイブです。これは通年有効で、X80SWシャローでは探れない下のレンジをチェック。沈み込ませながらただ巻きして、幅広いレンジを一気に探ります」
本間さんおすすめ!応用の春ルアー「カットバイブ(メガバス)」
スレを防いで喰わせやすいバイブレーション
本間「カットバイブは一般的なバイブレーションより水平姿勢を保ちやすく、喰わせやすい。アクションはタイトなハイピッチで、強すぎないから魚がスレにくいです。これでX80SWシャローでは探りきれない中層以深や、獲りこぼしたシーバスをフォローします」
おすすめカラー「GG IWASHI」
本間「カラーはシーバスをスレさせないためにナチュラル系をセレクト。僕の中で実績が高いのがGG IWASHIです」
使い方3ヶ条
其の1:使い方の基本はゆっくりただ巻き
其の2:沈み込ませながら巻けば幅広いレンジを攻略可能
其の3:巻きで釣れなければリフト&フォールで縦の動き