アジングのために全国を飛び回るティクトのトミー敦さんですが、同じライトゲームであるメバリングにおいてもその腕を発揮しています! 今回はそんなトミーさんが実践している、ハードルアーからソフトルアーにローテーションする際のポイントを紹介します!
【Profile】
トミー敦(とみー・あつし) 本誌でもおなじみのライトゲームエキスパートは、『ティクト』ブランドのプロデューサー及び製品アドバイザーを務める。アジングの印象が強いが、もちろんメバリングでもその剛腕っぷりはハンパない!!
メバリングでプラグを使う理由はベイトフィッシュが増えるから!
トミー敦「春になって水温が上がり始めると、河川ではベイトフィッシュが増加します」
トミー敦「僕の地元の富山で言えば、サケ稚魚が川を下るタイミングであると同時に、稚鮎が川を遡上するタイミングでもあるです。さらに北陸の場合はホタルイカも産卵のために接岸しますが、これらの『喰いやすい』ベイトフィッシュを目当てに、メバルが岸近くに集まるようになるんです。そのため、マッチ・ザ・ベイト的にプラグが有効になってくるんですよ」
ベイトフィッシュを意識したプラグ
フロッパー38[ティクト]
スペック
●タイプ:シンキング ●全長:38mm ●自重:2.5g ●カラー:全10色
トミー敦「フロッパーは小粒ボディながらも低重心設計で飛距離が出せて、広範囲を探れるのはもちろん深いレンジも探りやすいですね。シミーフォールで喰わせを誘発することもできますよ」
ワンダーライト50[ティクト×ラッキークラフト]
スペック
●タイプ:シンキング ●全長:50mm ●自重:2.5g ●カラー:全8色
トミー敦「浅いレンジを重点的に攻めたいときに、ワンダーライトで表層をデッドスローのただ巻きで使います」
トミー敦「これらのプラグで反応が薄い場合、ソフトルアーにローテーションしますが、ここがポイントになってきます!」
強い波動のジグ単をチョイス!
ブリリアント2.5”[ティクト]
スペック
●全長:2.5in ●カラー:全8色
サイズ:2.5インチ
カラー:銀粉ジャコブルーUV C-26
tictオリジナルのウルトラソフト素材を採用することによって、極めてナチュラルな波動とアクションを生み出し、魚のバイトを多く誘発。
その軟らかさはアジなどはもちろん、口の小さな魚のバキュームにも邪魔にならず、スムーズに吸い込ませることができます。
独特の軟らかさが、針ズレしにくく、数匹釣ってもくたびれずに長持ちします。
釣り場の魚のサイズに合わせて、ワームをカットして使用しても、効果的です。
ボムシャッド1.5”[ティクト]
スペック
●全長:2.5in ●カラー:全8色
トミー敦「ソフトルアーでも、まずは長い、太いなどの大きな存在感と、強い波動を生み出すモデルからスタートします。メバスタはS、M、Lの3サイズがありますが、ソフトルアーのサイズや探るレンジ、巻く時のスピードなどで使い分けます」
それでもだめならもっと弱いワームにローテーション!
ギョピン1.7”[ティクト]
スペック
●全長:1.7in ●カラー:全13色
フィジットヌード2.7”[ティクト]
スペック
●全長:2.7in ●カラー:全13色
トミー敦「強い波動のワームでダメなら、長くても細い、短くて抵抗が少ないなど、波動が弱くてアピール力が小さいナチュラルに見せられるモデルへとローテーションしていきます」
トミー敦「ただこうなってくると、ベイトは小魚系ではなく、エビのように障害物にタイトに着くタイプであることが多いですよ」
まとめ:メバルに合わせて強さの調整をしよう!
ベイトが小魚系
プラグ(シンキングペンシル)…シルエットがベイトに近い。アクションは弱めだがサイズ感や素材感で存在感は強め
↓
強めのワーム…長い、太い、シャッドテールなど、ソフトベイトの中でもアピール力の高いタイプ
↓
弱めのワーム…細い、短くて抵抗が小さいなど、アピール力の低いタイプ
ベイトがエビ系
関連記事はコチラ
- 1
- 2