ルアマガプラス編集部員による新企画第一弾が6月よりいよいよスターティンっ!! 毎週各部員が気になるアイテムを自腹購入し、歯に衣を着せぬ、言いたい放題、個人の趣向を全開にしたインプレを勝手にさせて頂きます(キリっ!!) 今回はルアマガプラス編集部イチのオールラウンドフィッシャーマン・大木が、近年ハマっている「シーバストップゲーム」の新たな主戦力候補となるルアーを見つけてきましたのでご紹介させて頂きます。
ルアマガプラス読者の皆様、アロハっ!!
今回からスタートとなりました「釣具自腹DEインプレ」。
この連載は毎週ルアマガプラス編集部員が気になるアイテムを自腹購入し、歯に衣を着せぬ、言いたい放題、個人の趣向を全開にしたインプレを勝手にするコーナーです。
映えある第1回は不肖ながらワタクシ大木が努めさせて頂きます。
さあいよいよ約2ヶ月の自粛期間を終え、これからどこに釣りに行こうかなぁ~と考えている方も多いのではないかと思いますが、大木もその一人。
バスもいいし、メバルプラッギングもまだいけそうだし、最近シーバス釣ってないからシーバスも行きたいし、自粛前にモンゴウイカしか釣れなかったからエギングも行きたいしやりたいことだらけ(笑)
そうこう考えているうちに気がつけばもう6月、急に昼間の気温も上がりはじめアツい季節の到来を予感させてくれています。
そう、アツい時期は大木の大好きな「表層」が盛り上がってくるシーズン。エキサイティングに「トップウォーターゲーム」を楽しめるシーズンがいよいよスタートするのです!
実は以前にも大木のトップウォーター、特にペンシルベイト好きについては記事にも書かせて頂きました⇩⇩
以前記事で取り上げた「ジャスティーン(エバーグリーン)」はバス、シーバスともにハイシーズンでの主戦力! 大木的No.1ペンシルベイトの座は当分揺らぐことはないのですが、先日、というよりかは年始のフィッシングショーから気になっているペンシルベイトが遂に発売となったのです。
その名も「アルゴ105F」
あのシーバスルアーブランドのトップをリードする「アピア」からリリースされた初のペンシルベイト。
監修したのはアピア四天王の一人であり、四国のランカーハンターとして名高い濱本国彦さん。
ルアーマガジン・ソルトでも度々お世話になっていて、過去の取材時にはメーターオーバーやランカーシーバスも釣り上げ誌面を盛り上げていただきました!
ではこのアルゴ105Fはどのような特徴があるのか詳しくチェックしていきましょー!
特徴的な“ツインカップ”により3通りのアクションを実現!
ペンシルベイトは見た目の通りリップなどがついておらず、ヘッド部分が真っ直ぐとペンのような形状をしていることからその名がついています。
しかし、昨今のペンシルベイトはこのヘッド部分に様々なギミックが設けられていて、少しくぼませてカップ部をもうけたり、ヘッド部に角度つけたりと各ルアーメーカーが創意工夫をこらしています。
現在数多くのペンシルベイトが存在する中で、今回リリースされたアルゴ105Fはペンシルベイトのアクションのキーともなるヘッド部に“2つのカップ”を搭載しているのです!
このカップが大きなみそで、2つ備わっていることにより通常のペンシルとは異なった、水面ではなく“水面直下”をドッグウォークさせることができるのです。サブサーフェスペンシルともいうべきでしょうかw
水面直下でのドッグウォークをするにあたり、ボディバランスも水平に近いギリギリの浮力姿勢。これならば弾きやすいペンシルベイトのバイトでもフッキング率はしっかり向上してくれます。
またスピーディーなロッドアクションを行えばドッグウォーク+不意にでるスプラッシュでパニックアクションも可能!
さらに2カップがあることで、タダ巻きをすれば水押しの強い独自のV波紋を発生。朝夕のマズメ時は勿論、ナイトゲームや河川でのドリフト使用も視野にいれているのです。
特に今までのペンシルベイトにはあまりない水面直下でのドッグウォークと、水押しの強いV波紋のタダ巻きアクションが出来るのはかなり秀逸であると思います!
アクションとナイトでの実釣模様は下記「アピアTV」をチェック!!⇩⇩
オールラウンドではなく、しっかりとした使い分けが重要! だと思います…
確かに大木もここ数年デイゲームでシーバス釣りをしている際、いきなり強風が吹いてきて表層付近に活性の高い魚がいるにも関わらず、攻めあぐねるシチュエーションが何度かありました。
そのような場合はポッパーを使えばよいのでは?また一段レンジを下げた表層ミノーを使えばいけるのでは?と考えたりもしたのですが、いかんせんいつも通っているフィールドが水深が2m未満、かつ流れのある河川なので前述のルアーが中々通用しないのです(汗
そのようなシチュエーションでは是非使ってみたいと感じたのがこのアルゴ105F。
夜から朝マズメのタイミング、暗い状態から開け始めようとするシチュエーションではまだペンシルの動きには反応しきれない、でも表層に気配を感じるときでのタダ巻き使用。そして日が差してきたタイミングでのパニックアクションで高活性な魚を狙う。
もちろん日中穏やかな状況であっても釣れるとは思いますが、まずは既存の表層系のペンシルで攻めて、それでも出ないような状況であれば1段レンジを下げてアルゴ105Fを投入。といった使い分けが個人的には良いかな~と思ったりしてます。
ただ今のところ、このルアーを使いこなすには、色んなアクションが出せる可能性があるからこそデイ、ナイト問わず、様々なシチュエーションで使い込んでみないと分からなさそうです。
なのでアピアさん、早く実釣ハウツー動画のアップをお願いします!(笑)
昨年アップされた下記「アピアTV」ではプロトタイプを濱本さんが使用されてました⇩⇩
個人的要望! もっと幅広いカラーリング展開を!
アピアは2016年にメガバス社との業務提携により、同年以降リリースされたルアーは全てメガバスメイド。
このアルゴ105Fも、トップウォータープラグのノウハウをルアーメーカーの中でも強く持つメガバス社だからこそ生み出されたルアーだと思っています!
でなければこの2カップ水面直下3WAYペンシルなんて作れませんから!!(笑)
あとこれは個人的要望ではありますが、ちょっと単色系が多いので、カラーラインナップが豊富で綺麗なメガバス社のノウハウを生かして欲しいかなと思いました。今後の展開に期待しております!
間もなく梅雨シーズンに入り、全国的に河川のトップウォーターゲームも楽しくなってくるタイミング!今年の夏はアルゴ105Fでトップシーバスゲームにおける、さらなる攻略の幅を広げていきたいと思いますっ!!
P.S.自粛明けシーバス釣行行って参りましたが、アルゴ105Fでは不発…もうちょっと修行します(汗