シーバス必釣2パターン! これからの季節の「ハク」ボイルを制するオヌマンの秘策を伝授!



ハク攻略必殺技その2 ワスプスラロームでトップウォーターシェイク!

小沼「もうひとつのおすすめはワスプスラローム50Sを使ったトップウォーターシェイク!」

このルアージャンルはなんです?

ピックアップ(Pickup) ワスプスラローム50S #003 3Dコボラ
全長:50mm
自重:6g
タイプ:スローシンキング
フックサイズ:RB-MH #12
¥2,090
2020-06-15 16:34

小沼「シンキングペンシルだよ」

また、小沼さんプロダクトらしい実践的なルアーですね。しこたま釣ってやろうという、釣り欲が垣間見れるいやらしいデザインです。素敵です(笑)。ちなみに、どんな特徴があるんでしょうか。

小沼「これ、頭重心になってるよ。普通のシンキングペンシルだとさ、お尻側に重心があるから、お尻側からゆっくり沈むんんだけど、それだと見切るんだよね。なので、ワスプスラロームは頭側から沈む設計にしてある。これだと見切られないんだよ。この頭重心の設計ってのがキモ!」

さっきおっしゃってたトップウォーターシェイクに関係が?

小沼「そうそう。ワスプスラロームを投げるでしょ。そのあと、竿を立てて、細かくシェイクする感じで水面で動かす。するとピチャピチャと水面を叩く感じのシェイクになってコレがまた釣れるんだよ。

それで、その動きにスレるでしょ? そうしたらタダ巻きで使う。これの繰り返しで釣れまくる!!それでもダメなら、最初に戻るけど、そのまま沈ませる……。頭重心で沈ませると、コレまた反応する」

ワスプスラロームの見事な釣果。小沼さんは常々、「ルアーを使いこなして、ルアーに頼って釣る」とおっしゃるルアーマニア。だから確かに、作るルアーの実用度は高いし、ピンポイントで状況を打開する攻撃力のあるルアーが多い。記者としても前のめりで取材したくなる理由はソコだ。ルアー好きだし。

おお! 三段活用ですね。ちょっと欲しくなってきました。

小沼「あ、でも、使用するルアーのスナップは10mm以下推奨で僕は8mmを使ってます(日本の部品屋 ロウ付スナップ ワイドタイプ スタンダード No.00 スナップサイズ)。リーダーはグランドMAX3.5号以下。それ以上の太い糸は見切られて食わないし、それ以上細くすると食うけどのまれて切られる。タックルバランスはめちゃくちゃ重要だから。別にコレに限ったことじゃないけどね」

日本の部品屋 ロウ付スナップ ワイドタイプ スタンダード No.00 スナップサイズ
¥755
2020-06-16 11:43
オヌマンがおすすめするグランドマックス(シーガー)。お値段はそこそこするが、リーダーにお金を掛けるのは実は大事。結局コスパは高くなる。
クレハ(KUREHA) リーダー シーガー グランドマックスショックリーダー30m 17.5lb 3.5号
素材:フロロカーボン
号数:3.5号
巻き数:30m
実強力lb.:17.5
dia.mm:0.31mm
カラー:クリアー
¥1,270
2020-06-15 16:45

なるほど! タックルバランス大事ですよね。

小沼「シーバスの人って、こういったシステム的なところないがしろにしがち。バスのプロとかアジングの達人とか、そのへんシビアだよね。その辺、もう少し気を使えばもっともっと釣れるようになると思うよ」

一理あります。こんど小沼さんのシステム論、取材させてください。今回は、旬ネタありがとうございました。



小沼さん、YouTubeチャンネル開設!!!!

あと最後にビッグニュース! オヌマンがyoutubeチャンネル開設ぅ! わかりやすく「オヌマンch」となっていますので要チェック! 黎明期からシーバス界を支えるプロシーバス釣り師が、ついにといっていいでしょう。基本的に非常にロジカルに戦略、戦術を組み立てる師匠ですから、YouTubeで解説とか、こりゃファンもアンチも視聴必死でしょう! よろしくお願いします!