部員が購入したタックルなどなどを週替りで紹介いたしますこのコーナー。6月の第3週は新入社員のわたくし、アズマが不肖ながら担当させていただきます。身に余る栄誉だぜ。今回購入したのは現代の超・王道ナマズルアー『キャタピー』。定番ルアーなら僕でも釣れるはず。ともかくナマズ、楽しいよ。
【Profile】
ルアマガプラス編集部・アズマ
ルアマガ事業局入りたてほやほやの新人。局内では最年少、なおかつ釣り知識もどシャローに貧弱なルアマガきっての雑魚カード。でも釣りは好き。近々予定されている社内親睦バスフィッシング大会に戦々恐々としている。画像は毎朝飲んでるのに誰も突っ込んでくれない缶コーヒー。
ナマズシーズン到来中ですよ!
驚くほど浅い小川、ほぼ水たまりみたいな用水路でも釣れるナマズ。むしろそういったところが一級ポイントだったりするナマズ。そろそろシーズン真っ盛りのナマズ。
意図せずして雑な語尾のゆるキャラみたいになったナマ。
ともかく、ナマズです。我が家の裏手にちょっとした小川が流れていて、深夜になるとやつら、ばっちゃんばっちゃん大騒ぎを始めなさる。ウシガエルがモウモウ鳴くのと相まって真夜中のオーケストラ。ねむれません。
こうなれば、ちょっぴり懲らしめてやりましょう。僕の安眠をおびやかす不逞の輩の御尊顔、ぜひとも一度拝見してやろう。橋の上から眺めれば、流れの中にニョロニョロとのたくる黒くて太い立派なアイツ。ナマズくん。
ようし、やったるで。僕の泰平の眠りをさます魚類どもめ。ふん捕まえてお説教をかましてからやさしく放流してやる。覚悟してろよな。
王道いもむし『キャタピー(スミス)』
【スペック】
●全長:68mm ● 重量:14.5g ●フローティング/ノンラトルタイプ
カラーは『タレブラック』です。
ナマズ用ド定番ルアー『キャタピー』。スタンダードモデルだけでなく、小型の『キャタピーJr.』、ブラスラトルを内蔵したハイアピールな『キャタピー クリッカー』、逆にボディをソフト素材に変えて着水音を穏やかにした『キャタピー ソフト』もございます。
しかしここはあえてのスタンダードなキャタピー。なぜか? 理由は2つ。ひとつには初心者なので、いちばん一般的なジッターバグ系の動きを知りたかったから。研究熱心な俺をほめてくれ。
もう1つは、これは非常に重大なことなのですが、僕のホーム・フィールドである小川には遊歩道が舗装されていて、土日なんかには犬とかマダムとか子どもたちが行き交うわけ。あんまり目立つと絡まれたりする。
「釣れるのお?」
「釣れないよ!!!!!」
そういうわけです。はやく近所の子どもたちに目にモノみせてやりたいぜ。
目の部分には☆発光体☆を挿入可能!
夜釣りの多いナマズゲームにあると便利なケミホタル。でもそれ以上に「ルアーの表情が豊かになります」っていう表現がステキです。豊かにしてあげたくなる。
実はあまりイモムシが得意でなく、やや敬遠していた『キャタピー』ですが、店舗で手に取って見ると意外とカワイらしい。シックなカラーのタレブラックも、シルエットのカワイさとギャップがあってそこがカワイイ。
拡張性の高さよ! 改造しやすいようにフック周辺はネジ留めです。
フックがネジ留めなのもうれしいポイントかと。前フックをブレードと替えたり、後フックに回転パーツを付けたりチューンナップの自由度が高いのもステキなところ。
もうちょっと慣れたら改造にも挑戦してみます。
試投。ぶるんぶるん動きます。
スタンダードなキャタピーは余分なパーツがないからか、のたうち回るようにぐねぐねとトップウォーターをかき乱すナイスな動き。ラトルも未搭載ですが、その分カップが水を噛む音が本当に「こぽこぽ」「こぽこぽ」と聞こえます。金属音だとアピールが強すぎるときなんかには最高では?
キャタピーに限らずですが、トップウォーターは動かしていてめっちゃ楽しい。ルアー自体に重量があるのでキャストもカンタン、ナマズ釣りは初心者にマジでおすすめと思います。根がかりもないし、ちょっとした水辺さえあればゲームとして成立するほど生息範囲も広い。
釣りとしても難しくない部類ですしね。流れ込みの勢いが殺された際のあたりを狙って、しずしずと引いてくれば、そら来た!
ダメだ。残念、乗らず…。バイトはあるんだけどな…。
今度はもう少し下流でやってみようっと。(了)
前回の記事はこちら。
福重パイセンの『シンクスパイダー』です。
まさかのスミスかぶり。
以下、ナマズ他の関連リンクです。
⇓⇓春~夏~秋までのナマズパターンを解説。狙うべきポイントなどがまとまっております。
⇓⇓プップ(ロデオクラフト)も気になってます。寝ぼけまなこがカワイイ。
⇓⇓僕の記事です。読んでね。