ルアマガプラス編集部員による週替り自腹インプレッションリレー企画です。福重は前回ワーム(スミスのシンクスパイダー)を紹介したわけですが、ほか2名がなんだかセコい(失礼)アイテム続きだったので、今回はブッコミたいと思います。フルモデルチェンジを果たしたメガバスのデストロイヤー。行ってみました!!
一部で好評? だったのでプロフィールは続投(笑)
【Profile】
ルアマガプラス編集部・福重
入社して何年立ったか忘れ始めたぐらいの職歴を持つ編集者。特に好きな釣りはバストラウトアジメバロックフィッシュ。パン派のB型。画像はイケメンだった頃のプリクラ。(現在は30%増量キャンペーン実施中)
前回の福重のお買い物はコッチ
某メーカーはやらないと言ったな…あれは嘘だ
2回めの登場にしてすでに当初の目標? を見失いました。どうも福重です。
好きなメーカーの好きなシリーズのロッドがフルモデルチェンジするとあればそりゃ気になるに決まってるじゃないですか!
ラインナップ見るじゃないですか!
ベイト17機種
スピニング7機種
迷うわなああああ!
メガバスの顔とも呼べるロッド・デストロイヤーのフルモデルチェンジですから何も言えないです。
むしろ祝え! って感じですか?
デストロイヤーと言えば、ロッドのサブネームが特徴の一つだとは思うのですが、それを見ただけでも迷います。
・虫竿 SIGLETT
・ポップXスティック
・Zクランクエルザイル
・ワンテンスティック
・サイクロン
・ザ ダークスリーパー
↑ルアー名が組み合わさってるとかズルすぎます。
・飛燕
・クリフハンガースリリング
・エックスバイツ
・タキオンシャフト
・I.C.B.M
・霧雨
↑伝統の番手だったり、往年のファンにはたまらないワードチョイスなんかもズルすぎます!
てか霧雨がオリデスに普通にラインナップかよ!? って驚きました。
そんなわけで散々迷ったと見せかけて、実は真っ先にほしい番手は決まっていたんです。
それが記事タイトルにもある通り、
です。
ポップXが使いにくかったんです。
さてそれではなんでこの番手を選んだのかという話です。
自分、実はポップXが結構好きなんです。
実は、なんてひっぱる程のことでも有りませんが。
そのポップX、ウェイトはおよそ7gのポッパーなので、結構幅広いタックルで使えるんですよね。
ウルトラライトからミデイアムロッドの範囲であれば投げられると思います。
そして芸達者なポップXですから、どうやって使いたいかにもよって、最適なロッドが変わってくると思うんです。
ポッピングやスプラッシュを出したいのであれば硬めのほうがしっかりと瞬間的に動かせますし、虫ルアーのようにシェイク主体で使うのであれば、ウルトラライトでもいいと思います。
そして福重はドッグウォークで使いたい派なんです。
しかもポーズを入れずに動かし続けるタイプ。
シェードの奥、岸際ギリギリに目が覚めるようなキャストが決まる。
波紋が消えていくのを待ちつつ、水面からわずかに顔を出すカップ部分を見つめてニヤリ…。連続ドッグウォークを開始するや、フェザーフックと慣性バランサーシステムが存分に働くことで移動距離を抑えたテーブルターンを披露。
と共に、ウォーターダクトが水面を削るように撹拌し、決して派手ではないが質量のあるサウンドを発生。
ロールしつつ左右へと泳ぎ回るポップXの視線も、右へ左へとせわしなく移り変わる…。
おっとそうこうしているうちにシェードが終わってしまった。
次のポイントへキャストしなければ…。
あぁ楽し…
この使い方を色々なロッドで試してはみましたが、なかなかピンと来るロッドに出会えませんでした
。
そんな中で使っていたのが、1代前のエヴォルジオン F1.1 / 2-66Xti エクスパーダです。
エヴォルジオンならではの張りがあるものの、なかなかちょうどいい塩梅の曲がり具合のロッドです。
でも正直、ポップXはドンズバというよりも、下限って感じでして、ナックルLDjrやIXIシャッドなんかもいい感じで使えるロッド、というイメージだったんです。
事実、ポップXを使うときは近距離戦ではキャスト精度が出にくかったり、ドッグウォークがいまいち安定しなかったりしていたんです。(それでもかなり釣らせてもらいましたが)
もっといいロッドは無いものか…そう考えていて数年。
いよいよ2020年に登場したのがフルモデルチェンジを果たしたデストロイヤーのF1-63Xだったわけです。
コレしか無い!
ってなりましたよ。
なにせサブネームは「ポップXスティック」ですからね。
そんなわけで購入!
お金の出どころなんてどーだっていいじゃないですか!
ハイ。前置きが長くなってしまいましたが、早速購入してきました。
デストロイヤー F1-63X
まず声を大にして言いたいのが。
ロゴがカッコいい!!
今回のフルモデルチェンジの意味の6割はココにあると言っても過言じゃないと思います(過言?)。
実は、初代モデルが1996年にリリースされて以来、デストロイヤーには同一デザインのロゴが使われていたんです(材質等の記載が少しずつ変わっていますが)。
ところが、2016年にリリースされた1代前のデストロイヤー(オールニューデストロイヤー、フェイズ4とも)ではガラリとデザインを変更。シャレオツな感じになりました。
もちろん、そっちもそっちで良かったのですが、長年続いたあのロゴが忘れられないよなぁ…と、思っていたらこのロゴですよ!
初代からの雰囲気が残る素敵すぎるデザインは、やはり今回も伊東由樹社長の手書きから書き起こされているそうです。
しかも立体感のあるデザインで、なんとも言えない高級感が漂っているじゃありませんか!
ちなみにコレまでの各フェイズのロゴはこんな感じです。
どれがどれかわかります?
あとですね、オモシロイのが番手の表記ですよ。
このPOPX STICKの表記の色
今回のデストロイヤーでは、この色がすべてのロッドに割り振られていて、それぞれに対応した釣り方を表してるんです。
デストロイヤー レコメンド ゲーム チャートというのですが、例えばポップXスティックの黄緑は、TOP WATER PRECISION GAMEを表しています。つまりトップウォータープラグを高精度で操る釣りに向いていますよ、みたいな感じですね。
このカラーチャートは全部で10種類あって、ポップXスティックと同様のTOP WATER PRECISION GAMEに属するロッドは他に虫竿SIGLETT、Baby Pluggingがあります。
うん。その2本も欲しいな!
とくに
虫竿SIGLETTは番手のロゴがコレですよ
漢字! カッケェ…
漢字なら飛燕も…
カッケェ…!!
でも個人的には一番漢字ににしてほしいロッドが…
ローマ字でショックだったり(笑)
おっと話が逸れました。
デストロイヤー レコメンド ゲーム チャートです。
オモシロイ試みですよね!
将来的にはルアーにもこの色を関連付けさせたりするですかね。
ところで気がつくとロゴの話だけで長くなってました。
インプレッションがメインなので、素材や技術的な部分は公式サイトを見てください(丸投げ)
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