湯川マサタカが語る! シマノの基本エギ『セフィアクリンチ』4種の“使いこなし術”



ラトル入り『セフィアクリンチ』には独自のフォールラトルを搭載!

クリンチラトルは前後2室のラトルルームに前1球、後ろ3球のガラスラトルを内蔵。シャクりだけでなく、フォールやボトムステイでも音を奏でるクリンチ独自のフォールラトルを搭載している。

【スペック】
セフィアクリンチラトル エクスカウンター
●サイズ:3.5号、3.8号 ●重量:19g、24g ●沈降速度:約3.5秒/m ●カラー:14色 ●価格:1120~1240円(税抜き)

セフィアクリンチラトル カエル跳びアッパー
●サイズ:2.5号、3.0号 ●重量:10g、15g ●沈降速度:約4秒/m、約3秒/m ●カラー:14色 ●価格:1120円(税抜き)

湯川「それぞれにラトルモデルがありますが、音の有無の使い分けは…。もうイカに聞いてください(笑)。アオリイカは、耳石と触腕で周波数の異なる音をキャッチしていると言われています。ラトルが効くときもあれば、効かないときもある。喰わなければいけないはずの良い潮で、音なしで反応がなければラトル。もちろん、その逆もあります」

フォール中やボトムステイの“音”がバイトを誘う

ラトルに反応があるときの誘い方とは

湯川「通常、ラトルはシャクってダート中に音を出しますが、クリンチラトルはフォールやステイでも音を発します」

エギを動かさなくても潮噛みでラトル音を奏でる設計。より自然な動きでイカにアピールできる。

湯川「具体的にはシャクリからフォールに入って頭の角度が変わったときにコロンとラトル球が転がる。ボトムステイ中に潮の流れで揺らめくときも音を出す。喰わせの間で、音で誘うことができます」



『セフィアクリンチ エクスカウンターラトル』だけの“必殺奥義”

湯川『エクスカウンターラトル』は、内部構造の関係でノンラトルとは若干バランスが違う。その副産物として、『カエル跳び』のアクションと似た切れの良い連続ダートも手に入れました。同じ3.5号で音だけではなく、アクションの違いでも使い分けることもできます」

3.5号はラトル音を響かせつつ、大きなシルエットの連続ダートでアピールが可能なのだ。

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