防波堤や沖堤防などアクセスしやすいフィールドが多い関西のショアジギングフィールド。秋には青物はもちろん、タチウオやアジ、サバ、クロダイなど様々な魚種が狙え、フィールドは連日釣り人で賑わい、その盛り上がりは国内屈指だ。そんな激戦区の釣り場に精通したフィッシングマックス泉大津店のショップスタッフに釣れ筋なメタルジグを聞いてきちゃいました!
解説はフィッシングマックス泉大津店、池田諒さん
今回お話を伺ったのは、波止のショアジギングやライトゲームから、三重のオフショアジギングなど様々な釣りに精通しているフィッシングマックス泉大津店の池田諒さん。
池田「海のルアーならオカッパリからオフショア、アジやメバルなどのライトゲームまで、季節にマッチしたレイアウトを心がけながら、幅広いアイテムを取り揃えております。基本的には24時間営業でやっておりますので是非お気軽にお立ち寄りください」
池田さんおすすめ! アクセス抜群なショアジギフィールド「大阪府・貝塚人工島」
池田「お店からも関西国際空港からもアクセスの良い貝塚人工島。表向きの消波ブロック帯がおすすめです。有名ポイントではありますが、フィールドも広く、8月にはツバスのモジャコサイズが釣れていました。
9月くらいまでは青物がメインになりますが、例年10月入る頃になるとタチウオも入ってきます。9月後半頃になれば日中は青物、夜にタチウオといったダブルヘッダーの釣りも可能になるかと思います。魚のサイズが小さいうちは、ボトムを取らずにジグのただ巻きで釣果が出ています」
池田「注意点としては、手前に消波ブロックが入ってる点が挙げられますが、回収中にもチャンスがあるので、手前ではスローリトリーブを心がけるといいでしょう」
厳選!池田さんおすすめメタルジグ5選!!
ベイトを模したリアルカラーは欠品するほどの人気!? 【ジグパラ(ショート) ライブベイトカラーシリーズ 40g】
【スペック】
●サイズ:20g、30g、40g、50g、60g ●カラー:10色(ライブベイトカラー)●価格:オープン
池田「ジグパラの人気の高さに加えて、リアルベイトカラーがシリーズを通してリリースされました。パッケージに“食べられません”とあるように、サバやアジ、コノシロなど様々なベイトが忠実にイミテートされています。中でも人気が高いのが新色の“腹グローキビナゴ”。この取材を受けている最中、欠品していました。もちろん、カラーだけでなくフォールアクションも綺麗だし、ただ巻きでも使える汎用性の高さも魅力ですね」
メタルジグの煌めきとブレードの回転で誘う【ジャックアイマキマキ 30~40g】
スペック
●サイズ:20g、30g、40g、60g ●カラー:9色 ●価格:790~930円(税別)
池田「最初は、ジグにブレードを付けて投げているアングラーがいたんです。その流れでジグにブレードを付けるのが大阪界隈のショアジギングで流行したんです。メガバスのマキッパのようなルアーがありますが、一般的なメタルジグの形状にブレードが付いているという点ではこのルアーが売れ筋ですね。ただ巻きでも誘えるし、フォール中もブレードが回転して強くアピールしてくれる。初回入荷の段階ですでに欠品が出ていました」
優れたコスパと疲れない引き抵抗の軽さ【プレストⅡ 30~40g】
【スペック】
●サイズ:30g、40g ●カラー:11色 ●価格:638~660円(税込)
池田「リーズナブルでありながら、ショアジギングのメタルジグを徹底的に研究し開発された実力派。ひたすらフルキャストを続けるショアジギは辛い時間帯も正直ありますが、このメタルジグは引き抵抗が非常に軽いので、長い時間使っていても疲労感を感じにくいのが特徴です。ただ巻きでも、フォールでも誘える。リトリーブの釣りにもフォールの釣りにも対応しています」
ショアジギング用メタルジグ ショアジグ ショアからの青物 シーバス タチウオ サゴシ などの回遊魚や根魚に、岸壁ジギングにおススメ! ショアからのキャスティング専用として設計開発された前モデルをアップデートした後続。 スタッフが知恵を出し合い、テストを重ねて遂に完成。 引き抵抗が軽く、アクションはスライド+ヒラヒラフォール。テーリングを起こしにくいボディーバランス設計。 もちろんショアからのキャスティング用として最重要なキャスティング性能(かっ飛びな飛距離)も実現。 さらに重要なフックには実績のあるアシストフック、リアには貫通性&強度を持つアズーロトリプルフックを装着。 ショアジ…
絶妙にアピールするフォール。巻き上げ時にはキレで喰わせる!【ビッグバッカージグ 30~40g】
【スペック】
●サイズ:10g、15g、20g、30g、40g、60g ●カラー:11色 ●価格:550~830円(税別)
池田「ビッグバッカーシリーズのバイブレーションが売れていますが、そのメタルジグバージョン。Youtuberの方が動画で紹介しているところも大きいとは思いますが、性能も申し分ありません。動き自体は普通のベーシック。フォールで絶妙にひらひらしてくれて、巻き上げ時にはキレのあるアクションを演出してくれます。後方重心なので飛距離も抜群!」
フォール主体の使い方と狂鱗カラーがベストマッチ!【コルトスナイパー アオモノキャッチャー 30~40g】
池田「全10色のラインナップ中、9色にシマノ独自の狂鱗カラーが採用されています。同社の他のルアーでも人気のバリエーションで、リアルな鱗から発せられるギラギラフラッシングが効果的。また、フォール主体のジグなので、ひらひら落ちていくときにギラギラっとアピール。カラーと性能がうまくマッチしているルアーだと思います」
ショアジギお助けアイテム『パワフルBBスイベル(シャウト)』
池田「このスイベルを使う一番の理由は、メタルジグのアクションが綺麗に出せるからです。とくにフォールアクション。個人的な見解ではありますが、スイベルを付けた方がフォール時のアクションが安定するイメージがあります。もちろん、PEラインの糸よれ防止の役割も担ってくれますよ」