【この記事は随時更新しています! 14時40分以前は下記リンクを参照してください!】
「陸王ダービー2020」決勝戦、14時40分以降からの続きになります。
最新戦況
選手 | 1尾目 | 2尾目 | 3尾目 | 4尾目 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
A 古徳浩幸 | 160g | 670g | 160g | — | 990g |
B 保坂勇太 | 580g | 210g | 260g | — | 1,050g |
C 佐野亘彬 | 750g | 1,570g | 690g | 180g | 3,190g |
D 祖川遼 | — | — | — | — | 0g |
【14:36】A古徳「ケイムバックツーキーパー場」【3尾目160g】
古徳「ダメだ、何も反応がない!」
スロープを何箇所かランガンするも反応を得られず。
古徳「一旦キーパー場に戻って気を落ち着かせます! しかし誰もアソコに居なかったらみんな釣れてるんだろうなぁ」
と、戻ってみると……。誰も居らず。「ヤベー!!」もちろん古徳さんは他のメンバーが入れ替わりでエントリーしていることは知る由もありません。誰にも会わないことで、微妙な焦りが生まれている様子……。
と、そんな時にヒット! しかしキーパーならず。と思ったら連発!! 22cm、160g!
【14:51】B保坂「まさかの……」
温めておきたい反転流にボートアングラーがイン!
保坂「マジか〜(汗)まさかのボートアングラーww でもそれだけポテンシャルあるってことか!」
プラスに捉えていきましょう!
【15:20】C佐野「ノブの4尾目!」【4尾目180g】
競技エリア最下流部の東岸をジグスピナーで根気強く探っていく佐野さんに待望の4尾目! 22.5cm、180g。
ヒットルアーはジグスピナー+デスアダー4in(チビアダー)。15時の休憩を境にボイルが頻発。明らかに魚影が濃くなりました。
佐野「時合いですね。小バスの時合いですが(笑)。他のエリアが気になる」
【15:23】B保坂「ラスト1時間!」
休憩後、残り1時間は今回釣れたスーパー反転流場で粘ることを決意! 休憩中、手持ちのジャークベイトを選抜! レベルミノープラス、ルドラ、レストなども加わり最強の布陣に!
一気にブーストかますぞ! ジャークベイト保坂!
【15:24】A古徳「デカいのを狙います!」
プラでデカいのが回ってくるのを確認した水門絡みの流入に再び入り直します。終わりまであとおよそ1時間。ここでカマすしかない!!
頑張れピロさん北関東の期待がその腕にかかっている!
因みにコロンビアの新作かぁ〜、じゃなくって我々が「川村虫」と呼んでいる植物の種子です。この時期の藪漕ぎはこの通り。
【15:25】水野浩聡&アングラーズ藤井「いいトコいますね」
国道1号線の橋を渡っている時に、佐野さんを発見した水野さん。
水野「あの辺からJRの橋脚まで消波ブロックがビッシリ入ってます。小バスが溜まる場所を見つけてると言ってたけど、巻きで狙うにも絶好のエリア。いい展開ですね」
【15:30】B保坂「再開してすぐに……」【3尾目260g】
なんといきなりヒット!! 3尾目は23.5cm、260g。ルアーは先程に引き続きワンテン+1!
ワンテン保阪、いい波乗ってんね〜!
【15:40】D祖川「船頭平へ」
祖川「キーパー場所でもあるけど、でかいやつも回ってくる。特に桟橋の下は絶対にいてもおかしくない。夕方パワーで釣れないかに賭けてみます」
カバースライドを桟橋の奥に入れ、バックスライドでさらに奥までフォールさせていく。
【15:51】A古徳「大逆転狙います!」
古徳「向かうは対岸! ここは沖にある杭周りにウィードが生えていて、バスが差してくる気がします! 釣った事はないんですけど(笑)」
北関東の期待を一身に受けて、狙え3kgアップ!
【15:53】B保坂「ピンチ!」
なんと3尾目を釣ったあと超反転流の堆積物に虎の子のヒットルアー・ワンテン+1をロスト……。続けざまにレベルミノープラスもロスト……。
長良川の神は最後まで試練を与えるのか……。負けるな!ジャークベイト保坂!やりきれジャークベイト保坂!
ちなみに今はレストを投げております。
【15:50】C佐野「ノブの嗅覚」
時合いと判断し、少し上流のドックにエントリーした佐野さん。風の影響が少ないプロテクトエリアですが魚の気配がありません。
佐野「風が当たるエリアの方が良さそう。さっきの4尾目が釣れた場所に戻ります!」
佐野さんはまだ気がついていませんが、水野さん曰く、4尾目のポイントは斜め護岸の先にテトラ帯が沈む秘蔵スポット。このあたりの判断力と嗅覚、さすがです。
なるかリミットメイク!?
【16:07】D祖川「全集中!!」
消波ブロックにジューブルを撃ち込みリフトandフォール。
しかし足元をご覧いただきたい。
彼のナイキのスニーカーは決して防水ではない。
むしろ酷使され、穴まで空いている。
集中している漢にとって、そんなものは些細でしかないのだ。
残り30分、漢を魅せろソガリョウ!!
【16:12】水野浩聡&アングラーズ藤井「チャンスはありますね」
アウトサイドのワンドで古徳さんがジャックハンマーをキャスト中。
水野「ブレイクから少し離れてるけど、ワンド内のシャローフラットに入ってくる魚もいるはず。終わってから古徳さんに、ここを選んだ理由を聞いてみたいです」
【16:15】A古徳「ラインポリス!」
五三川ほどではないですが、ワームやパッケージゴミを何個か拾いました。しかしこのブルフラット! フロントがちょい千切れたくらいで捨てるなよブルジョワか!?
ワーム補修剤スパイクイットで直せばまだまだ使えるのに〜。ってことで回収ー。
【16:25】B保坂「残り5分は」
ブリッツEXDRを巻きまくる!
さあ最後に奇跡を起こせるか!? クランク保坂!!
【16:30】D祖川「ゲームセット」
試合終了のコールとともに天を仰ぐ祖川選手。
残念ながらスコアレスで終わったため、結果発表を待たずとも敗北が約束された。
祖川「参加者が何億人おっても最下位ですね。ちゃんとスコアが出せるフィールドだけに、自分の弱さが身に染みます。でも1日こんだけガチになることってなかなかないので楽しかったです。あー、辛い。悔しい」
その気持ちはきっと次のステージへの糧となるはずだ。
なぜならキミはまだ若いのだから。
【16:30】A古徳「終了」
水野「ナイスチャターフィッシュ! あそこでスパッとフィネスから切り替えて巻きで通したのは見事でした!」
古徳「いやー、自分では今日の釣りは60点です。朝キーパー獲りに行ったのは失敗でした。でも行ったならリミット揃えなければならなかった。結局どちらも中途半端になってしまいました。きっと僕が釣ってるくらいだからみんな釣ってる。あー、たぶんビリだろーなぁ」
【16:30】B保坂「ストップフィッシング!」
保坂「お疲れ様でした! やり切りました! ってか早くここの反転流の秘密が知りたい!! あととりあえずセブンでコーヒー飲みましょう!」
昨年の陸王オープン決勝はノーフィッシュ、今回は魚をしっかりと捉えることができた保坂選手。昨年よりも前進したといえる今大会は、とてつもなく大きな成果になったのではないだろうか。
保坂さん、本当にお疲れ様でした!!
1630 C佐野「ノブ・ストップ・フィッシング」
無情に時は過ぎ、ストップフィッシング。
佐野「やり切りました。もう1尾釣りたかったですね。今は勝ってるから負けてるか、半々くらいの気持ちです。結果発表までのこの時間が怖すぎる(笑)。でもやっぱり陸王は勉強になります。自分を成長させてくれたと思います。ありがとうございました」
陸王ダービー2020決勝戦、結果発表
16時30分、試合終了。
18時、陸王ダービー2020決勝戦の結果発表が行われました。
結果は速報の通り。
Aブロック 古徳浩幸選手:990g(3尾)
Bブロック 保坂勇太選手:1,050g(3尾)
Cブロック 佐野亘彬選手:3,190g(4尾)
Dブロック 祖川遼選手:0g(0尾)
「陸王ダービー2020」は、4尾合計3,190gのブラックバスを釣り上げた、Cブロック佐野亘彬選手の優勝です! おめでとうございます!