ソルトウォータールアーアングラーが一度は釣ってみたいターゲットといえば、イカ! でもイカ釣りって難しいでしょう? というアナタにこそ送る、いまさら聞けないイカ釣り入門ハウツー企画! どんなルアーをどう使い、どこでどう釣ればいい!?のギモンをヒロセマンが解決します! 難しく考えず、頭を柔らか~く、そう! イカのようにして読めば、きっと釣れます!
【Profile】
広瀬達樹
ひろせ・たつき/ハイコスパのアイテムを量産し、業界をけん引するメジャークラフトのアイテムプロデューサー兼プレイヤー。豊富な経験と深い知識を誇り、各種メディアで釣りまくるルアーフィッシングのエキスパート。愛称はヒロセマン。好物は蕎麦だ。
前回はこちら↓
エギングに最適なポイントは季節によっても違う!
広瀬「さぁ始まった! ゼロから始めるエギング入門企画の第2回! 今回は、アオリイカが釣れるポイントについての解説だー! あっ! その前にエギングとはなにかという解説が必要ですか!」
それは前回やりました。
広瀬「でしたね!では、どこにいけばアオリイカが釣れるのか。これはもうズバリ、海!」
エギングQ&A
Q:「日本全国どこでも釣れるの?」
A:「特定の場所よりもキーは水温です」
広瀬「北海道でも釣れたと言う話もあるので、全国どこでも釣れるとは思います。が! 水温が低くなる日本海や瀬戸内海では真冬は岸からは狙えません。通年なら黒潮が通る太平洋側がベター。一般的には水温16度までがアオリイカが生活できる水温とされています」
それはさすがに誰でも……。
広瀬「ですが!」
早押しクイズ方式!
広瀬「基本的にポイントは、アオリイカの一年の動きに関係しています。なので一年かけて観察しましょう! まずは今日の動き!」
それだとあまりに長期過ぎるので、手早くお願いできますか。
広瀬「春は産卵シーズンです。アオリイカの産卵場所はシャローの藻場で、潮通しがよくエサとなるベイトがいること。それとディープに近いこと。夏は春とほぼ同じポイントになりますが、アオリイカは基本的に一年で死んでしまうので、春の産卵を終えるとエギングで釣れる数はぐっと減ります」
夏は釣れないんですか?
広瀬「生き残るのもいるので釣れないことはないですが、正直釣りにくいですね。で、秋になると春に生まれた個体が大きくなってエギに反応するようになります。いわゆるコロッケサイズですが、数が釣れる。ポイントとしては外敵も多いので、身を隠せる場所があること。磯場や藻場、消波ブロック、ロープにブイの周辺などなど。また、外海よりも内海や港内のがすごしやすい。そして冬ですが、基本は水温が安定するディープに落ちるので岸からは釣りにくくなりますが、岸から近いディープがあれば狙えますし、黒潮が通っている地域では真冬でも十分に楽しむことができます。そして春に戻るのが一年の動きです」
春にディープが近いシャローということに繋がると。
エギングQ&A
Q:「日本全国どこでも釣れるの?」
A:「特定の場所よりもキーは水温です」
広瀬「北海道でも釣れたと言う話もあるので、全国どこでも釣れるとは思います。が! 水温が低くなる日本海や瀬戸内海では真冬は岸からは狙えません。通年なら黒潮が通る太平洋側がベター。一般的には水温16度までがアオリイカが生活できる水温とされています」
広瀬「ですね。ターゲットがいない場所でいくら魅力的にエギを動かしても無意味なので、ぜひ覚えましょう」
ズバリここに行くべし!
『漁港(堤防)』:アクセス&足場の良さはピカイチ!
広瀬「漁港や堤防はアクセスも足場もいいザ・ベスト・オブ入門ポイント。潮通しが良くてブレイクが近ければベターですが、そんなの分からない!というのであれば、魚種を問わず釣り人がいたり、イカの墨跡があったりとヒントも多くあります」
広瀬「そんな漁港で狙うなら先端にコーナー(角)。消波ブロックやブイ、ロープなどのストラクチャーもアオリイカが好むポイントになります。ここは違うと思ったら、ラン&ガンしてみてもいいでしょう」
漁港(堤防)まとめ
・釣ることに集中できる。
・思い立ったら挑戦できる。
『磯』:人が少なく大物のチャンスも!
広瀬「漁港が入門だとすると、ややハードルが高いかなというのは磯。ただ、ぜひ押さえておきたいポイントです。おそらくネックとなるのは足場の悪さですが、スパイク付きのフィッシングブーツがあれば問題はないはず。他の釣りにも応用できるのでぜひご購入を」
広瀬「磯周りはブレイクも近くて潮通しもよく、天然の隠れ場所も多いのでエサとなるベイトフィッシュも集まりやすい。人的プレッシャーも比較的低いのでトライしてみてください」
磯まとめ
・プレッシャーが低い。
・サイズが大きい。
広瀬「魅力的なシャクリが出来てもイカがいないと意味無しですからね! それでは、レッツエンジョーイエギング! また次回!」
サイドエッジボディー:適度に水の抵抗を与えるサイドエッジボディーは、安定した沈下姿勢を保つと同時に、微妙な潮の変化をアングラーに感じさせる効果があります。
エッジシンカー:シンカーの優れたバランスと水切れ効果により、最もしゃくりやすい抜群の沈下姿勢を保ちます。
日本製カンナ採用:細軸+フッ素コートならではの、抜群の刺さりは、触れただけで確実にフッキングに持ち込む事が可能。更に日本製ならではの優れた強度と適度に曲がる事で根掛かり回収の可能性も。警戒されない艶を抑え…