フィッシュイーターを狙うとき、エサとなるベイトフィッシュを演出するのにもっとも適したルアーのひとつであるミノー。そして今、『とあるミノー』が、バスはもちろんシーバス、そしてヒラメまで、あらゆる魚に効果的と評判だ。しかし、その効果はもっと壮大な、ワールドワイドなルアーフィールドを視野に入れたモノだった…!!
『バンタム』カテゴリーに属するが対象魚はバスだけにあらず!
バンタム ワールドミノー115SP(シマノ)
【スペック】
●タイプ:サスペンド ●全長:115mm ●自重:17g ●カラー:全15色 ●価格:2,360円
バンタムシリーズにカテゴライズされながらも『世界で活躍する次世代ミノー』というコンセプトで開発された経緯もあり、バスはもちろん世界中のあらゆる魚をターゲットに据えているワールドミノー。そんな世界戦略モデルの開発に多大な貢献をした『世界の釣りを知る男』村田基さんに、今回は詳しく話しを伺った。
世界の釣りを知り尽くした男が指摘する『ルアー3要素』
今までバスをはじめ、全世界であらゆるフィッシュイーターをルアーで釣られてきた村田さんですが、その中でも「ミノー」に求める要素とは何なのでしょうか?
村田「バスはもちろんバラマンディ、マーレーコッド、キャットフィッシュなどなど、世界中のフィッシュイーターを釣りまくって改めて感じるのは、
『飛距離が出せる』『しっかり泳ぐ』そして『魚を惹き付ける』という3つの要素をバランス良く持ち合わせているルアーではないと、世界では通用しないということ。
でも、このバランスを取るというのが実はけっこう難しい。例えば、飛距離を出そうとするなら単純に重くしたり、空気抵抗になりやすいリップを小さくすればいい。でも、これではルアーがしっかりと泳がなくなってしまい、魚を惹き付けるだけの動きが出せなくなる」
AR-Cによる安定の飛距離で可能になった広範囲サーチ
そこで搭載されたのが、シマノが誇る重心移動システム『AR-C』ということですね。
村田「そう、このAR-Cを搭載することで、過度な重量増をしなくても十分な飛距離が出せるようになった。AR-Cは、動きを追求すべく大型リップを搭載して若干の空気抵抗が増したとしても、それを補うだけのパフォーマンスを発揮してくれる。だから、同クラスのミノーの中ではトップクラスの飛距離が出せるわけです」
動いても止まっても魚を惹き付けるフラッシュブースト
AR-Cと大型リップによるアクティブな動きに加えてシマノの新機構『フラッシュブースト』を搭載することで、さらに魚を惹き付ける力もアップしていますね。
村田「フラッシュブーストのスゴイところは、ルアーが動いているときはもちろん、止まっているときでも反射プレートが揺らいでフラッシングし続けられること。これならば魚の活性が低いときでも、意図的にポーズを取ってバイトチャンスを作り出すこともできるんです」
世界を征するには必ず欲しいNEW3カラーが追加
今回ワールドミノーにはバス問わず、ソルトウォーターターゲットにもうってつけな、世界を股にかけて使用できる3色が追加!
村田「特にソルトでは世界中どこへ行ってもベイトフィッシュを演出するのに必要なブルー×シルバーの『キョウリンブルー』。
ビビッドな発色でシャローエリアでは否が応でも見せ付けられる『キョウリンレッド』。
そして派手なカラーとしては世界の定番である『ホットタイガー』と、いずれも強めのラインナップを新たに追加。もっと広い世界に出て釣りをしてみたい、新たな魚種へと挑戦してみたいというアングラーには、ぜひ使ってみて欲しい!」
気になるアクションは下記シマノ公式動画をチェック!
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