春の魚と書いてサワラと読むが、近年では「寒サワラ」という言葉が生まれるほど、冬期のサワラは脂が乗って美味しいのだ。そんな折に紹介するのはサゴシ(サワラ)を専門に狙うジャクソンのミノー『ピンテール サゴシチューン』。このミノーだけを使い、ルアーマガジン・ソルトのインプレ隊「タックルハンター」が東京湾でキャスティングゲームに挑戦。使い心地はいかに!?
サワラの習性を吟味した業界初の専用設計ミノー【ピンテール サゴシチューン(ジャクソン)】
速めにリトリーブすると強めのウォブリングを出しながら、3面のフラットサイドが強烈なフラッシングを発生。さらに、ときおり不意に起こる平打ちアクションが加わり、自動的にサワラのバイトを誘発する設計だ。
ピンテール サゴシチューン【Jackson】
- 全長:90mm
- 重量:28g
- タイプ:スーパーシンキング
- カラー:13色
- 価格:1,600円(税抜き)
インプレ隊はルアマガソルトでおなじみの2人!
西村「ヘビーウェイトミノーはあまり得意じゃなく、重たくて使いにくいのではという印象があります。サゴシチューンの良さに気付いてヘビーウェイトミノー好きになりたい!」
今村「サワラは個人的に好きな魚で、この時期になると釣りたい欲MAXに! サゴシチューンは以前から使っていて、よく釣らせてもらってます。今回も釣れるでしょう!」
サゴシチューンの使い方・基本はただ巻き!
リトリーブ中に不規則に入る平打ちアクションが入るので、基本的にはファストリトリーブだけで簡単に釣れるのがこのルアー。魚のレンジが低い場合には、一旦ボトムまで沈めてから巻き上げてくるのもよく釣れる。
ただ巻きで食わなければ、強めのジャーク。リズムは2〜3回ジャークさせて1秒ほどステイがおすすめ。また、ただ巻き中にもステイを入れてみるのもいい。ステイ後に惰性でスライドする間がサゴシのリアクションバイトを誘う。
サゴシチューンの実力やいかに!? 実際に使ってみた!
サゴシの回遊が少しづつ耳に入り始めた秋の東京湾で、ボートゲームでこのルアーをインプレ。まずは改めてこのルアーの解説を、開発者の有田さんに聞いてみよう。
今村の知り合いである白川部さんのプライベートボートに乗せてもらい出船。我々のためにサゴシを探して東京湾を走り回ってくれた。
しかしこの日は風が強く、ボートは揺れ揺れ……。おまけにサゴシが少なく、厳しい時間が続いた。ようやく見つけても足が速く、すぐにいなくなってしまう。
そんな中で最初にサワラをキャッチしたのは有田さんだ。
有田「数回ジャークさせてステイを入れると食ってきましたね。今日はずっと巻き続けるんじゃなくて、ステイを入れるのがキモかもしれませんよ」
アドバイス通りのアクションを試すと西村にヒット! しかし、猛烈なファーストランに対応できず無念のバラシ…。
西村「ステイ中に食ってきましたね…。いやぁデカかった! ヘビーウェイトミノーはもっと重たくて使いにくい印象があったのですが、これはコンパクトで投げやすいし、思い切り速く巻いてもそこまで重たさを感じません」
サワラナブラ発生!
鳥山を見つけたら急接近してすかさずルアーをキャスト! ここまでくれば食ったも同然、と思いきや、ルアーのアクションが合っていなければヒットしないし、ヒットしてもバレやすいのがサワラだ。
そして、突如発生したサワラナブラに叩き込むと一撃でヒット!
ただ巻き&ステイ中に食ってきたようだ。サイズは堂々の93cm。ルアマガソルトオリカラのLMSマットイワシが良い仕事をしてくれた。
サゴシチューンを使ってみて……
逃したサワラは大きそうな西村。残念! 一方、今村はウハウハだ。
サゴシチューンが釣れる理由はサイズ感にもありそうだ。
西村「確かに90mm28gというサイジングは絶妙でした。ボートシーバスで使ったり、ショアジギで使っても良いなと思いましたね」
有田「より重いモデルが使いたい場合は、105mm35g、120mm42gのピンテールサワラチューンがあるのでこちらもぜひ使ってみてください!」
オリジナル実績カラー「LMSピンクサゴシ」「LMSマットイワシ」が販売中!
東京湾では現在、絶賛ハイシーズンを迎えているサワラキャスティングゲーム。今回のコラボカラーは色だけではなく、通常のモデルとは違うフック「トレブルSP MH(がまかつ)」を標準装備している。
高靱性、高強度、超防錆・ハイパーシールド搭載で、サワラの鋭い歯による強いバイトもしっかり掛けていけるスグレモノだ。気になる方は下記販売ページをチェックされたし!!
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