アジングロッドの最高峰として君臨してきた「宵姫(よいひめ)」シリーズに、待望のハイコスパモデルが登場する。事前情報では2万円台前半ということだが、その低価格の秘密と爽のコンセプトを監修した藤原真一郎さんに語って頂きました。
語っていただくのは関西のアジングシーンを牽引するMr.宵姫!
敷居の低い宵姫新シリーズ
宵姫シリーズといえばアジングロッドを代表するモデルであり、いわばアジ釣り界の高級ブランド。その宵姫からお求めやすい価格帯の普及機種が登場することとなった!
藤原「これまで宵姫は『天』や『華』で感度や操作性をやれるとこまで突き詰めてきたので、少し敷居が高い存在でした」
宵姫シリーズの開発に携わってきた藤原さんはそう語る。
藤原「価格帯的にも入門者がいきなり手に取るような竿ではないですから。しかし宵姫は使ってもらえるとすごくいい体験できる竿なのは間違いない。だから最初に手にとってもらえる宵姫を作りたかったんです」
それが普及価格帯で登場する『宵姫・爽』なんですね!
藤原「こうじゃないと使えない、みたいなクセがなく、手軽に使えて操作しやすい竿を目指しました。いつでもどこでも安定して使え、テーパーは素直。かといってだるくも重くもなく、宵姫の良い所は継承してあります」
いいとこずくめのようだが、どうやってコストを抑えたのだろうか。
藤原「なるべく感じ取りにくい部分でコストを抑えています。逆にガイドなど手を抜くとすぐに分かってしまう部分は、普及機といえどチタンフレームのSiC-Sガイドを導入するなど、コストを掛ける部分にはしっかりかけています。天や華のガイドシステムで得た知見を生かしているので、風の影響を受けにくかったり、抜けがいいのでよく飛ぶというのは実感してもらえると思います」
チタンフレームSiC-Sリングガイドを採用
爽はガイドにも全く手を抜いていない。一番持ち重りを感じるパーツだけに、フレームにはチタン、リングは薄く作られたSiC-Sリングを採用。前部の軽量化を図り操作性の向上を意図している。
藤原「リールシートもできる限り、軽く細身で持ちやすい形状を採用しました。エンドグリップもEVAだけにして、バランサーのようなものは仕込んでいません。持ち重りのなさを目指すのではなく、実際の釣りやすさ、ロッドエンドの軽さが前を動かしやすくする、という宵姫伝統のコンセプトはしっかり踏襲しています」
聞いてるだけで使いたくなってきました。発売は春頃を予定、もう暫し待たれよ!
気になるロッドライナップはこちら
①S53FL ソリッド
アンダー1g程度のジグ単で、主に港湾などの近場で手軽にアジングを楽しむのにおすすめの1本。細かな操作性とレスポンス性に優れているので豆アジの数釣り狙いなどにもうってつけ。
②S58FL ソリッド
1g前後のジグ単メインで、港の外側やシャローレンジなどを狙うに優れている。5機種のなかでももっともスタンダードなジグ単ロッド。
③S63UL ソリッド
パワーが少し上がり、長さも6ftを超えるので、港外側など潮通しのいいエリアでの良型狙いにもおすすめ。スプリットショット、マイクロジグ、マイクロプラグなどにも対応。
④S73L ソリッド
ライトゲームの王道機種。ジグ単をはじめ、スプリットやキャロライナ、軽量のフロートリグにも対応した長尺バーサタイル。
⑤S78M ソリッド
港外側メインでフロートリグやメタルジグ、大型プラグなど、大場所での遠投性に優れる。沖にあるブレイクやシモリにつく大型狙いにうってつけ。
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