2021年DAIWAバスロッドの最上位モデルがフルモデルチェンジ! 21スティーズから5本のスペックを先行紹介!



DAIWAバスロッドの最高峰“STEEZ”が満を持してフルモデルチェンジ! 06初代から、16リブランディングを経て実に15年ぶりとなる大改革。初年度となる2021年、まずは一挙15モデルが登場。ここでは注目の5機種から詳細を見ていくことにしよう。



現代シーンを斬る“最高峰の聖剣” 15年目のフルモデルチェンジ!

そこに在るのは“本物”の風格。

軽さ、感度、そして操作性の全てを最大限に追求したDAIWAバスロッド設計思想の極致。

一切の偽りも無駄もなく、ただひたすらに竿の本質のみを追い求めた最高峰の聖剣。そう、
あのスティーズが15年ぶりのフルモデルチェンジを果たすことになった。

2006年に登場した初代が与えた衝撃は今もなお語り継がれる。

モデル毎に求めた釣種に応じて、幾多のDAIWAロッドテクノロジーを適材適所に配置。

1シリーズに複数の最先端技術を惜しみなく組み込んだ歴代モデルは、現代に至るまでシーンの最前線を駆け抜けてきたことは言うまでもない。

後に数々の名機を輩出し続け、16年にリブランディング。

いわば一部モデルのマイナーチェンジを経たのは、より現代フィールドに即したモデルを世に送るためだった。

その想いは年を追う毎に強く、DAIWAはついに15年目の節目に決断を下すことになった。

SVF COMPILE-XやAGSによる超感度。弾性率を使い分け、もたれ感で繊細なボトムサーチを可能にするソリッドティップ。そして初代から伝統の釣法に応じたマテリアルテクノロジーとテーパーデザインの妙技。全てにおいて最高峰と呼ぶべき作品が仕上がった。

プライド・オブ・DAIWAバスロッド。

21STEEZの真価を見よ。

21スティーズに投入される最新技術&最新設計の数々

マテリアル:ワーミングとバーサタイルでカテゴリー分け

バーサタイルモデル
ワーミングモデル

ワーミングモデルには感度が極まる高弾性SVFCOMPILE-Xを採用すると共に、フォアグリップやリールシートの各パーツをSTEEZレッドにカラード。

バーサタイルモデルにはSVF nanoplusによる弾性率の粘りを求め、シックなブラック&ガンメタでデザイン。

パーツ:超高感度の要はカーボンガイドシステム

AGS
CWS

STEEZ RACING DESIGNで採用されていたDAIWA独自のカーボンガイド&ラッピングシステム。

先代のSVF COMPILE-X採用の2モデルに搭載することで、超感度が究極の領域へと。

リールシート:エルゴノミクスを追求した「NEW AIR BEAM SEAT*」

スピニング
ベイトキャスティング

川村光大郎が考案した新たなるリールシートを全モデルに採用。

ベイトでは各指の長さ厚さに着目してトリガー前後の段差を減らすと共に、トリガー自体を薄く短く仕上げて各指の移動をスムーズ化。

スピニングはフォア下部にアールを付けグリッピング向上に貢献。

グリップ:スタンダード=EVA、SC=コルク

スタンダードモデル
SCモデル

オリジナルモデルは高品質EVAを採用して安定感のあるグリッピング。

SCシリーズにはハイグレードコルクを採用して、使い込むほどに味が出る仕様に。

モデル表記:21モデルから新表記へと変更

S/C(スピニング/ベイト)+全長+パワーランク+マテリアル&スタイル

番手を読み解くだけで竿の特徴が明確だった、伝統の番手表記は一新。

21STEEZから一新して、現代シーンに即したシンプル化へ。

ラインナップ:特化とバーサタイルで2極化された全15モデル

初代からの伝統とも言える適材適所のロッドテクノロジーと設計思想がさらに研ぎ澄まされていく21STEEZ。

初年度に揃えたのは全15モデル

従来の基軸である釣法を特化したモデルのみならず、現代シーンを見据えたバーサタイル性を求めたモデルもラインナップ。

今回はその中でも注目の5機種を紹介!



MACHINEGUN CAST(マシンガンキャスト):T.Namikiの「左腕」3機種揃い踏み!

ピックアップと同時にキャストモーションへ移行する姿はまさに湖上のアート

並木敏成を象徴するスタイルが体現できるシリーズモデルは、一挙3モデルを揃えた。

ローマ数字が増す毎により重いルアーに対応する仕組みだ。

【Pick up point】

ブランク

type-Iにはブランク全身をカーボンバイアスクロスが締め上げ、ねじれを防ぎパワーを誇るX45フルシールド。IIとIIIには、加えてハニカム構造カーボンシートで優れた復元力を発揮する3DXも搭載。

ガイド

オールチタンフレームSiCガイドをモデル毎にオリジナルセッティング。適材適所の配置がブランクの性能を最大限に活かす。

type-I C66M

●全長:6ft6in(=1.98m) ●パワー:Medium ●ルアー:3/16〜3/4oz(=5〜21g) ●ライン:8〜16lb ●価格:未定 ●発売:2021年3月

レギュラー巻き物に加え、ワームも守備範囲

セパレート部に打刻された英文字はFASTMOVING SNIPER。先代モデルではレギュラークラスの巻きを追求したtype-Iは、パワーを保持したままの軽量化とテーパーを再設計。巻き物に加えライトテキサスや高比重ノーシンカーなどワーミングにも適した1本に。

type-II C66MH

●全長:6ft6in(=1.98m) ●パワー:MediumHeavy ●ルアー:1/4〜1oz(=7〜28g) ●ライン:10〜20lb ●価格:未定 ●発売:2021年3月

ワイヤーベイト軸に対応力が大幅向上へ

WIRE BAIT CUSTOMの打刻が示す通り、スピナーベイトを軸にバズベイト、スイムジグなどのスラックラインリトリーブに注力。キャスト時に曲げ込む位置をティップ寄りの1点に集中させ、軸を安定したキャストが可能に。先代に比べ重量級への対応力が向上。

type-III C610MH+

●全長:6ft10in(=2.08m) ●パワー:Medium HeavyPlus ●ルアー:5/16〜1-1/4oz(=9〜35g) ●ライン:10〜20lb ●価格:未定 ●発売:2021年3月

シリーズ最強パワーは重量級バーサタイル

打刻はSHARP VERSATILE。ウェイトを1点に乗せて飛ばすテーパーに仕上げ、小さな入力で重量級ルアーの高精度かつロングキャストが可能。ワイヤーベイトは無論、感度とバットパワーを活かしたジグ&テキサスにも。

Shore Competition(ショアコンペティション):陸の王者が手掛ける新たなる2本

陸の王者・川村光大郎による、いわばシグネチャーシリーズがSC(ショアコンペティション)

先代で仕上げた3モデルに続き、21STEEZでは一挙2モデルを追加。

機動力を求めるべく全6本でのSCシリーズに臨む中でその完成度がまた前進。

【Pick up point】

ティップ

川村が仕上げた2モデルはいずれもティップに優れた特長を魅せる。ベイトではSVFグラス、スピニングでは中弾性ソリッドをそれぞれ組み込み、各主目的を完遂していく。

エンドグリップ

いずれのモデルもグリップエンドはコルク素材かつラウンドタイプ。激しいファイト時に起きがちな胸や腹への干渉を和らげ、ダブルハンドキャスト時に引き手の持ちやすさにも貢献。

LIGHTNING 66(ライトニング) SC C66ML-G

●全長:6ft6in(=1.98m) ●パワー:MediumLight ●ルアー:1/8〜3/4oz(=3.5〜21g) ●ライン:6〜14lb ●価格:未定 ●発売:2021年4月

陸王で登板頻度の高い巻きを全て網羅へ

タイニーからレギュラー級のクランク、羽根モノまでを網羅する巻きバーサタイル。SVFグラスによる繊細かつ曲がり込むティップと強靭なバットを組み合わせ、粘りとパワーを両立。X45フルシールドは高精度キャストに貢献。

オールチタンフレームSiCガイドを採用。スレッドはブラック基調にレッドラインが走る。
バットには低弾性カーボンLowModulus採用。ブランクカラーは先代ではブラウン基調だったが、SCモデルでは見る角度で輝きを変化する“川村ブラウン”へ。

FIRE FLASH(ファイヤーフラッシュ) SC S64L-SV・ST

●全長:6ft4in(=1.93m) ●パワー:Light ●ルアー:1/32〜1/4oz(=0.9〜7g) ●ライン:2.5〜6lb ●価格:未定 ●発売:3月予定

より軽量リグに対応する中弾性ソリッド

先代KINGBOLT F-specをベースに、現代のタフなターゲットを迎え撃つべく開発。中弾性ソリッド採用したティップはボトムのごく小さな変化にもたれ感を発揮すると共に、0.9gクラスの軽量リグへの対応力を向上。

オリジナルセッティングが施されたオールステンレスフレームSiCを搭載。
ティップが捉えた振動はベリー〜バットに配備したSVF COMPILE-Xの超感度が増幅して手元へ確実に伝達。レッドにカラードされたパーツに加え、ブランクも“川村レッド”に。


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