2020年に一気にその人気に火が付き、金森隆志さんも艇王にてその威力を我々に見せつけてくれたテクニックの「ホバスト」。繊細なセッティングや専用タックルの必要があるこの釣り方を、より多くのアングラーがこなせる用になる、画期的なソフトベイトをレイドジャパンが開発中!
『フィッシュローラー』を紹介してくれるのは『岡友成』さん!
【Profile】
岡友成(おか・ともなり)
レイドジャパンのプロダクトディレクター兼プレイヤー。ルアーマガジンモバイルの看板企画『特命釣行』の無茶なお題を岸釣りで初めてクリアしたオカッパリスペシャリストだ。ハイスピードなラン&ガンと撃ちの釣りを軸にヤル気のある個体をいち早く見つけ出すスタイルは特筆すべきもの。その健脚ぶりは、ときに取材スタッフが音を上げるほどだとか!?
ホバスト向けワームの欠点を解消!
岡「昨年流行し、たしかに釣れるホバストですが、セッティングが難しくないですか?」
確かにそうかもしれません。フックの刺し方がややこしかったり…
岡「ですよね(笑)。でも、レイドジャパンの2021年の新製品『フィッシュローラー』ならその心配がありません!」
ベイトフィッシュライクな中空ボディにスプリットテール。確かにホバストに向いていそうな形状ですが、どういうことでしょうか?
岡「例えば、ホバスト用のフックを通し刺しにする背中部分ですが、しっかりと肉が盛られているので、特別な刺し方をすることなく、ズレの心配を軽減しています。また、中空ボディにすることで浮力を確保しつつボリュームをもたせているため、キャスタビリティも抜群なんです」
なるほど。それなら確かに使いやすそうです!
でも実は動かすのも苦手なんですが…。
岡「それも心配はいりませんよ! 断面で言うと正方形に近い形状になっていて、ボディが水を掴みやすいので、操作感もありますし、ロールもせさせやすいので視覚的にも何をやっているかがわかりやすいんです!」
ミドストやI字形にも最適! 2サイズ展開で幅広いシチュエーションに対応!
ホバスト以外のリグにも対応すると嬉しいのですが…。
岡「その心配もありません! とくにミドストはホバストと同じくらい対応させていて、言ってみれば『ストロール用ワーム』といった具合。ジグヘッドをセットしても、よくロールしてくれますよ。それとホバストのセッティングでゆっくりただまきすれば、I字形のようにも使えます!」
サイズは何種類ですか?
岡「4inと3inの2種類です。ベイトフィッシュのサイズ感に合わせて使い分けてもらうのが基準になると思いますが、サイズが大きい分、4inの方がキャスタビリティがよく、より操作感がありますね」
ホバスト&ミドストでいろいろな場面で使える!
岡「『フィッシュローラー』を使ったホバストセッティングですが、3inも4inもフックはホバーショット(リューギ)の#2で大丈夫です。シンカーは0.3~0.45gですね」
ミドストの時はどのくらいの重さのジグヘッドまでが使いやすいんですか?
岡「1.8~3.4gくらいまでOKです。結構幅広く対応しますよ」
ホバストとミドストを合わせて考えると、結構幅広い場面で使えそうですね!
岡「そうなんです。しかも野池とかマッディウォーターのフィールドでも全然使えてしまいます。ホバストを、限られたフィールドで玄人が使うテクニックから、より多くのアングラーが様々な場面で使えるようにしたい。『フィッシュローラー』はそういった思いをこめて、自分はもちろん、金森隆志や江口俊介が一丸となって開発&テストを行って完成させることができたんです!」
フィッシュローラー(レイドジャパン)
【スペック】
●全長(入数):3in(7)、4in(6)
●価格:850円
●発売時期:6月頃