「バス釣り専用」スピニングリールに新風を吹かす『コンプレックスXR(シマノ)』が遂に登場!!【ルアマガ+のフィッシングショー】



バス専用スピニングリールとして高い評価を得てきたコンプレックスシリーズ。2021モデルとなるXRは、2000番と2500番のツインスタイルでフィネスゲームの世界に新風を吹き込む。



コンプレックスXR(シマノ)

【スペック】
C2000 F4/C2000 F4 HG/2500 F6/2500 F6 HG
●ギア比:5.1/6.1/5.3/6.0
●最大ドラグ力(kg):3.0/3.0/4.0/4.0
●自重(g):155/155/175/175
●スプール寸法(径mm・幅mm):2000=43・13.5/2500=47・17
●ナイロン糸巻量(lb-m):2000=4-110/2500=6-110
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):69/82/78/89
●ハンドル長(mm):45/45/50/55
●ベアリング数(BB/ローラー):9/1
●価格:2000=34,300円/2500=35,300円(いずれも税抜き) 
※4月発売予定 ※HG=ハイギア仕様、C=コンパクトボディ ※ストッパーの切替機構は搭載せず

特徴を異にする2つのコンプレックス

メインの素材をCI4+で構成しているのは先代モデルを踏襲。そのうえでマイクロモジュールギアⅡ、サイレントドライブ、Xプロテクト、ロングストロークスプールなど最上位機種に標準装備の先進技術を惜しみなく注ぎ込み、コンプレックスが変貌を遂げる。

ローターもスプールも妥協なきパーツで構成

操作性の高さと感度向上、剛性を追求し、左右非対称のデザインとともに実になめらかな回転を実現したマグナムライトローターを採用。マイクロモジュールギアⅡと相まって、その巻き心地はシルキーそのものだ。ロングストロークスプールは飛距離の向上に寄与する。

さらなる軽量化は誰もが想像のつくところ。同じ2500番のF6モデルなら先代との対比でマイナス10g。しかし何より明確な差別化は、F4モデルを2000番で組み上げたことにあろう。しかもこちらはコンパクトボディ。1000番クラスに匹敵するサイズ感は、4lbラインに充分なキャパシティを備えながら155gという驚異の自重を実現している。

年々タフ化するフィールドにおいて、より高度でテクニカルなフィネスが要求されるのは必定。自分の意志を的確にリグへと伝えられるかどうかが、貴重な1尾につながるケースも多々…そんなとき、軽さもまた操作性の高さに直結するハイスペックなのだと痛感するはずだ。

各モデルの特性に合わせ、ドラグシステムも最適化

C2000モデルには細いラインを使用してバスを掛けた際の、ファイトスピードの変化に呼応するハイレスポンスドラグを搭載。2500モデルには、魚を止めたい、もしくはドラグを利かせたいときに瞬時に機能するラピッドファイアドラグを採用している。

カバー周りのパワーフィネスなど力を優先する場面なら2500を選べばいい。ギア比の違いも含め、それぞれのメリットを理解して使い分けることができれば、展開の幅は確実に広がり、スピニング戦略はひとつ上の次元へと昇華するに違いない。



シマノインストラクター陣のインプレッションは!?

「日本でのメインは2000、アメリカで使うのは2500!」by 加藤誠司

加藤誠司(かとう・せいじ)いまや世界的タックルブランドに成長したジャッカル創設者のひとりであり、同社現CEO。ルアー開発&テストの場として日米のトーナメントに出場し続けているレジェンドプロの顔も持つ。

加藤「とにかく軽い。日本で釣りをするなら、2000番の圧倒的な軽さは確実に大きなアドバンテージを与えてくれる。一方、アメリカの試合に持っていくのは糸巻量の多い2500番。どちらにせよ、剛性感、操作感ともに申し分のないリールだよ」



ジャッカル×シマノスタッフのインプレッションも要チェック!

シマノインストラクター・黒田健史さんも公式動画にて徹底解説!

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