若きクラフトマン率いる仕事人集団、リューギ。フックやシンカー、ボックスなど、見た目の派手さこそ少ないが、最上の堅実さを求められるツールを最良のクオリティで次々と生み出している。そんなブランドが誇るふたつの人気アイテムの追加サイズを紹介。バスとの密度をより濃密にすること間違いなし。
ダブルエッジ(追加サイズ)
エリートプロ伊藤巧さん渾身の掛けのオフセットフックのダブルエッジ。諸刃の剣とも称されるこのフックは、強引なファイトや抜き上げ、ハイパワーロッドや太いラインでの使用をあえて除外した仕様で、触れれば刺さる鋭さを体現する。
仕様のメインとなる細軸設定と、それを補うロングテーパー形状にTCコートで、カバー越し、テトラの中など、十分なフッキングパワーが伝達しないスポットでも、しっかりと口を貫いてくれる。
もちろん掛けてからのバラシにくさも抜かりなく、形状、バーブなどのトータルバランスをサイズごとに突き詰めている。
そんなダブルエッジに最小#2と最大#5/0の2サイズが追加投入。サイズごとの適応力は考慮され、対応ワームが広がり、さらなる活躍の場が増えるだろう。
【スペック】
●追加サイズ:#2、#5/0
●発売時期:2021年2月予定
●価格:340円
ピアストレブルブルータル(追加サイズ)
リューギのトリプルフックのフラッグシップモデル、ピアストレブル。
考え抜かれた構造に加え、リューギでは初めてトリプルフックへのTCコートを採用したモデルで、それまで無関心だったトリプルフックの貫通力の重要性を、多くのユーザーに印象付けたとも言える。
ピアストレブルブルータルは、ピアストレブルから生まれた多くの派生モデルのひとつで、でかバスの口周辺の硬い鱗をも突き抜ける貫通力と強度を重視したロングシャンク&太軸線径が最大の特徴だ。
今回追加ラインナップされたのは、#0~#3のスタンダードサイズ。従来の#1/0、#2/0が貫通力を極限まで高めているのに対し、追加サイズは太軸設計となり、より強度を重視。もちろん形状やTCコート、小型バーブはオリジナルを引き継いでおり、多くのルアーにでかバスハントの確実性が増すことになる。
【スペック】
●追加サイズ:#0、#1、#2、#3
●発売時期:2021年初夏予定
●価格:800円(税抜き)