バスフィッシングはキャストができなきゃ始まらない。
技術的に最も基礎である一方、魚を釣る上で至高となるのも「キャスティング」なのだ。そんなキャスティングに競技的要素を盛り込み、名手同士で競い合う新たなる闘い、それが『投王』。
ついに、初代チャンピオンを決める決勝の舞台が火蓋を切ったのだ!
超難度5種目の競技で競う、投王
投王の競技は全部で5つ。それぞれのルールを紹介しよう!
➀ナインホール

・距離5mでストラックアウトの9つの的を狙う
・持ち球12球×2回勝負
・ワンホール10ポイント
・パーフェクトの場合は100ポイント+残りの球数×10ポイントを加算
・入れる場所を宣言してキャスト、ただし他の場所に入ってもOK
・1回入った場所には2回入れられない
・マックス260ポイント

②ムービングスナイパー

・横5m、縦10mの距離を横断するトラックの上のバケツにシューティング
・ トラックが動いている間は何度投げ直してもOK
・カップインで100ポイント獲得
・3回勝負
・マックス300ポイント

③スーパーシューティング

・距離20mでターゲットのマットを狙う(着弾点を計測)
・制限時間は1分、時間内にヒットした点数を競う
・ポイントはマット参照
・マックス100ポイント×ヒット数

④ガトリングキャスト

・60個のコップを2分以内に何個倒せるかを競う
・アングラーを中心に半径4.5mの円でコップが並ぶ
・1ピン×10ポイント
・ファールで倒れたピンはカウントしない
・引き戻しで倒してもカウントしない
・マックス600ポイント

⑤パワーピッチング

・距離7mでボウリングのピンを狙う
・ゲーム数3フレーム
・スコア×10ポイント
・マックス500ポイント

ピンをなぎ倒すパワーと精度の両立が求められる。
激闘の予選ハイライト
投王 Battle.01 川村光大郎vs吉田撃

初回となる今大会、両者にはどうような競技があるのかもしらされず、すべて初見での攻略に苦戦。
機転を利かせた吉田選手が、僅差で川村選手を破り決勝へコマを進める!
前半戦のみ、YouTubeで無料公開中!
投王 Battle.02 加木屋守vs沢村幸弘

相対するは、極めて美麗なフォームから繰り出されるキャストはもはや芸術の域。多くのアングラーのお手本ともいえるキャスティングマスター・沢村幸弘。
親子ほどの年齢差の2人だが、若さみなぎるパフォーマンスと熟練の技で両者一歩も譲らぬシーソーゲームの末、加木屋選手が僅かに逃げ切る形で勝利した。
こちらも前半戦のみ、YouTubeで無料公開中。
投王 Battle.03 川島勉vs小森嗣彦

カワシマイキーなどのボリュームベイトをカバーの隙間に難なく入れ込む、房総のザ・スーパーロコ川島勉。
JBトップカテゴリーで三度の優勝を獲得し、国内最強の座に君臨する「キングオブパッション」こと、小森嗣彦。
カバー攻略難度最高クラスの房総リザーバーで磨いたスキルが炸裂!! 激しい攻防の末、川島選手が落ち着いた大人なキャストでしっとりと決め、勝利を掴んだ!
前半戦はまもなくYouTubeで公開予定。
ついに、予選を勝ち抜いた猛者が集結!
「俺たちのキャストに酔いしれな!!」

もはや、誰が勝ってもおかしくない状況で初代・投王の座に就くのはいったい誰なのか!?
予選を遥かに凌駕する、激闘必至の投王チャンピオンカーニバルは3月15日にルアマガプライムで公開!