【2021開幕】陸王オープン&ダービー【概要と変更点】



夢の陸王への切符を賭けた戦いが今年もいよいよ始まります!

2021年は初代陸王オープンチャンピオン・岩佐吉一さんが、2部リーグである陸王モバイルへ挑戦!

これまでの陸王オープン&ダービーを振り返ってみよう

【Profile】
岩佐吉一(いわさ・よしかず)
霞ヶ浦水系をホームグラウンドとするベテランアングラー。この地域では名の通った凄腕のひとりで、ゲキアサ(イマカツ)のコンセプターとしても知られる。陸王オープン2019では参加者が最も多かった激戦区の地元「ブロックA」に参戦、優勝。陸王オープン2019チャンピオン・カーニバルに進出し、総合優勝の座を勝ち取る。

予選の相手は水野浩聡さんをホームの北浦で迎え撃つ形に。一時撮影を中断するほどの大荒れの状況下で互いに1本絞り出したが、わずかに岩佐選手がリードして勝利! 
決勝は小森嗣彦さん、折金一樹さんという泣く子も黙る面々。コロナウイルスの影響で試合は12月に。シーズンオフが迫る寒波の中、二日間堅実に捉えた岩佐さんが優勝を果たし、見事陸王本戦の切符を掴み、一般アングラーに夢を与える結果に!

2020年は陸王ダービーが発足! オープン&ダービーの優勝者が翌年の陸王モバイル予選で激突!

週末の2日間で競う陸王オープンに対し、2020年は長期間でのポイント制で競う陸王ダービーが発足。

両カテゴリーの優勝者同士で陸王モバイルの予選を戦うことにより、どちらか一方が必ず陸王モバイル決勝までコマを進めることができるようになったため、陸王本戦への道がグッと近づきました。

【Profile】
安田大助(やすだ・だいすけ)
2代目・陸王オープンチャンピオン。群雄割拠のDブロック予選では、釣果が芳しくない香川県府中湖に見切りをつけ、福岡県遠賀川で3尾合計148.5cmを釣り上げ、見事決勝への切符を掴みとった。リザーバー、河川、野池など、様々なフィールドで高い経験値を持ち、プロ顔負けのキャストスキルを有する。

【Profile】
佐野亘彬(さの・のぶあき)
初代・陸王ダービーチャンピオン。陸王オープンでも決勝へ進出したが、無念の最下位で涙を流した。その悔しさをバネに陸王ダービーでも決勝へコマを進め、持ち前の柔軟なスキルで他を圧倒。オープンでの涙を晴らす、勝利となった。

2021年陸王オープン&ダービー開催決定! ルール&ブロック構成が変更!

陸王オープン2021

開催日:7/17(土)、7/18(日)
決勝戦:8/29(日)
開催地:予選終了後に発表
エントリー期間:5/10(月)~7/12(月)
参加費:●一般参加 5000円 ●プライム会員 無料

昨年からの変更点

昨年とはブロック分けが大きく変更(後述)のほか、陸王オープンは公式メジャーの使用が必須。参加者全員が同じメジャーを扱うことでの限りなく同条件にし、陸王オープンの参加者かどうかの可否を参加者同士で認知するため。
それにより、参加者同士で撮影を補助することで魚体へのダメージを最小限に抑えたりすることができるほか、不正への抑制にもつながるための試み。

陸王公式メジャーが登場!

陸王メジャー

●サイズ:81cm×25cm
●発売時期:5月予定
●一般価格:4,300円(税込)+送料600円
●プライム会員価格:2,900円(税込)+送料600円

陸王での使用を前提に、計測のしやすさ、携帯性、魚体への配慮を突き詰めた公式メジャー。不正等の防止も含め、陸王OPENでは公式メジャーの使用がルールに。陸王DERBYは来季からルール化の予定。

メジャーの両端には刻印入りのアルミパーツを配置。オモリの役割を果たし、風などめくれにくく、迅速な計測が可能。
計測時に尾びれが置かれるシート中央付近に1センチ刻みで目盛りを配置。ひと目で魚のサイズがわかります。
ベルトも標準装備。アルミパーツに巻き付けることによって、コンパクトに収納可能。携帯性も抜群。

陸王ダービー2021

陸王ダービースケジュール

第1戦:4/12(月)~4/25(日)
第2戦:6/14(月)~6/27(日)
第3戦:9/13(月)~9/26(日)
決勝戦:10/24(日)
開催地:予選終了後に発表

エントリー期間

第1戦:3/10(水)~4/16(金)
第2戦:5/10(月)~6/18(金)
第3戦:8/10(月)~9/17(金)
参加費:●一般参加 5000円 ●プライム会員 無料

昨年からの変更点

陸王オープン同様、ブロックの組み分けが変更。そして、フィールドと参加者の負荷を軽減するために期間が1ヶ月から2週間に。

大改革! ブロックの組み分けを大幅に変更!

2021年の陸王オープン&ダービーの最も大きな変更点は、ブロックの組み分けが地域単位ではなく、これまでの各フィールドの釣果データを元に設定された新ブロックに変更。今年の釣果次第でまた来年のブロック分けが変わる可能性がある変動式ブロック体制に。また、居住地の近くに複数のフィールドがある場合、どのブロックに参戦するかも戦略に含まれます。



各ブロックの解説をプロデューサー・フルカワ視点で解説!

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Aブロック

・淀川(大阪府)
・芦田川水系(広島県)
・河口湖(山梨県)
・遠賀川(福岡県)

毎度、ド級のビッグバスでオープン&ダービー界隈を震えさせる、淀川・芦田川水系・河口湖が同ブロックに。最大サイズのポテンシャルではやや劣る遠賀川ですが、年間通して安定した釣果を出しているほか、釣果数に対するアベレージサイズが全エリア中ダントツでトップ。他のエリアでサイトやバックウォーターが機能しない状況やタイミングを考慮すれば、遠賀川にも可能性は大いにアリ。間違いなく今年も驚愕の釣果で騒がす、危険度MAXのブロックです。

Bブロック

・霞ヶ浦・北浦水系(茨城県・千葉県)
・五三川(岐阜県)
・旧吉野川(徳島県)
・府中湖(香川県)

個人的に要注目のエリア。どれもオカッパリメジャーフィールドで、プレッシャーも高い。最大サイズだけで考えればやや旧吉野川に分がありますが、個体数でいえば他の3エリアには劣るとところでしょう。カスミ水系&五三川は全国屈指のオカッパリフィールドでエリアポテンシャルも同等。府中湖もバスの個体数、良型の数が多いが、バックウォーター勝負となる夏などは、プレッシャーが一点に集中するため、抜きんでる技術が必要になります。勝者がどのエリアから出ようとも、間違いなくオカッパリならではの着眼点に長けたアングラーが勝ちあがってくるでしょう!

Cブロック

・大江川(岐阜県)
・紀ノ川(和歌山県)
・波介川(高知県)
・利根川(茨城県・千葉県)

まさかの河川が集中したCブロック。どのエリアも昨年までのブロック分けでは他のフィールドに泣かされたエリアですが、今回はポテンシャルもほぼ同等に近く、流れを読む力が勝敗を分けるところが見どころかと! どのエリアから決勝に勝ち上がってくるのかが全く読めないので楽しみなブロックです。

Dブロック

・日指ダム(大分県)
・西湖(山梨県)
・倉敷川(岡山県)
・印旛沼水系(千葉県)

西湖をのぞき、これまでのフォーマットではお世辞にも勝機が見えにくかった不遇のエリアでしたが、今回の組み分けで可能性がグンと上がったDブロック。特に印旛沼は昨年までカスミ水系をメインにしていた人が流れてもおかしくないでしょう。陸王オープン初年度ではBブロックで無双していた西湖も昨年は不調も相まって、安定感にやや欠ける部分があるので、富士湖をメインにするロコたちは西湖or河口湖の選択を迫られる結果に。どちらを選ぶのかですでに勝負が始まっています。

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