コンパクトで「ストレスがない」ロッドホルスターが爆誕!『スラントロッドホルスター(フォックスファイヤー)』【ルアマガ+のフィッシングショー】



陸っぱりでラン&ガン釣行をするとき、どうしてもスピニングタックルとベイトタックル2本は持ち歩きたい。そんなアングラーの悩みを解消してくれるのがロッドホルスター。でも、移動時や釣りをしているときにストレスなくホールドしてくれるか? そこを重視して開発されたのが「スラントロッドホルスター」だ。

『スラントロッドホルスター(フォックスファイヤー)』

【スペック】
●重さ:60g
●カラーバリエーション:ブラック、オリーブカモ、ネイビーカモ
●素材:ポリエステル
●発売日:2021年2月下旬
●希望小売価格:3,190円(税込み)

スラントロッドホルスターを紹介してくれるのは大津清彰さん

【Profile】
大津清彰(おおつ・きよあき)
ティムコのルアー開発を担当し、野良ネズミなど数多くのヒットルアーをプロデュース。H-1GPXやTBCといったトーナメントでも活躍する。2019年のTBC年間2位を獲得。

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車での移動時も気にならない、コンパクトな作り

陸っぱり釣行のとき、スピニングとベイトといった具合に2タックル持ち運ぶときに便利なのがロッドホルスター。多くの製品が発売されているなか、どういった点が今までのものと違うのだろうか?

自身でも数多くの釣行をこなす、大津さんがそれに答えてくれた。

大津「青木大介さんの意見をかなり反映した製品になっています。青木さんはもともと陸っぱりでもロッドホルスターを使わない派だったんです。その理由が、車で移動するときにホルスターを付けたままシートに座ると邪魔になるからです。特にゴツイ革製だったり、プラスティック製のものは嫌だといわれていたんです。とにかくコンパクトで軽量なものということでこの形状と素材に行き着きました」

ブラック

たしかにこのサイズ感ならシートにも干渉しにくいですね。



ロッドが斜め後方へ傾くようにセットされる作り

大津「あと、青木さんがホルスターを嫌がった2つ目の理由が、従来のホルスターはロッドが真上にくるセッティングのものがメイン。そうなると、キャスティングをしたり橋脚下に入ったりするときにロッドが邪魔になりますよね。さらにルアーがちょうど服に引っかかる位置になったりしますから、それが大きなストレスになります。そのため、ロッドが斜め後ろへ出るようにホルスターが傾くようなセッティングになっています。この後ろ方向へ倒れ込むのが重要で、これによって進行方向の邪魔にならず余計な物にロッドティップが当たらないんです」

左右どちらに付けても後方へ倒れ込む!

大津「あとは、斜めにホールドする構造上、普通は付ける位置が左右で変わると倒れ込む方向が変わってしまいますよね? でも、どちらに付けても後方へ倒れ込む特殊構造になっていますので、右でも左でも使いやすい方に付けても安定して取り出せるようになっています。もちろん、ベイト・スピニングのどちらでも対応可能です」

そんな工夫がされているんですね。

ドットボタンでベルトを外さずセット可能

大津「あと、ホルスタータイプはベルトに通して使うものが多いと思います。いちいちベルトを外して通し直すのは面倒ですよね。そこで、ベルトを外さずにドットボタンで取り付けられるようになっています。カラビナで取り付けられるものもありますけど、ウエストバッグとかへ大きくて通らなかったりすることってありますよね。このドットボタンタイプだと、細かい部分にも通りやすいので、いろんな場所へ取り付けられるのもおすすめのポイントです。あと、カラーはブラック、オリーブカモ、ネイビーカモの3タイプとスタイルに合わせて選べるようになっています」

新商品名『スラントロッドホルスター』

【スラントロッドホルスター】

●重さ:60g
●カラーバリエーション:ブラック、オリーブカモ、ネイビーカモ
●素材:ポリエステル
●発売日:2021年2月下旬
●希望小売価格:3,190円(税込み)