シマノの新スコーピオンに追加モデルが登場! 初代ワールドシャウラにも比肩する5アイテムの特徴を解説!



ルアーで釣れる世界中の魚をターゲットにすべく、ワン&ハーフ2ピースと5ピースという飛行機での運搬を前提としたトラベルロッド『スコーピオン』。クセのないレギュラーテーパーはあらゆるルアーをキャストしやすく、大口径ガイドで太糸やラインシステムにも難なく対応。そんな『怪魚ロッド』とも言えるワールドワイドシリーズに、新アイテムが5アイテム登場。1本ずつ、その特長を解説していこう。

【スコーピオン1600SS-2】小型ルアーのキャスト&アクションに適したショートモデル

スコーピオン1600SS-2

6ftのスーパースローテーパーという、スペックだけ見ればかつてのトップウォーター用ロッドのように見えるかもしれない。

しかしそのブランクスはスパイラルX&ハイパワーXで武装し軽量化と高剛性化、そしてパワーアップを追求したもの。小型ルアーに躍動的なアクションを与えるのに適した1本だ。

【スペック】

●全長:1.83m
●自重:115g
●継数:2
●仕舞寸法:130.0cm
●適合ルアー:3.5~14g
●適合ライン:6~16lb
●価格:33,000円(税抜き)

【スコーピオン1702R-2】使いどころを選ばない『ちょうど良い』レングス

スコーピオン1702R-2

7ftはショアからのロングキャストに十分対応し、それでいてボートゲームでも軽快に扱えるバーサタイルなレングス。

ガイドは大口径のオールダブルフットフレーム仕様で、太糸のリーダーシステムにも対応。カバーやストラクチャーはもちろん、魚体での擦れによるラインブレイクを抑制できる。

【スペック】

●全長:2.13m
●自重:140g
●継数:2
●仕舞寸法:130.0cm
●適合ルアー:7~28g
●適合ライン:12~25lb
●価格:35,500円(税抜き)

【スコーピオン1787RS-2】常識にとらわれないゲームを追求するなら必携。最強の1本

スコーピオン1787RS-2

シリーズ中最強の『7』パワーを誇るモンスタースペックモデル。海外の巨大な怪魚クラスと対等に渡り合えるのはもちろん、ビッグベイトやスイムベイトでのレコードフィッシュ狙い、超ヘビーカバーでのフロッグ勝負など、エクストリームゲームを思う存分堪能できる。

【スペック】

●全長:2.34m
●自重:195g
●継数:2
●仕舞寸法:130.0cm
●適合ルアー:15~240g
●適合ライン:16~70lb
●価格:43,000(税抜き)



【スコーピオン2702R-2】ハードルアーを快適に扱えるロング&パワフルスピン

スコーピオン2702R-2

野池のバスフィッシングから旅先でのアドベンチャーフィッシングまで、あらゆるフィールドにジャストフィットするセミロングレングスのスピニングモデル。

ワームならば重量級リグに適しているが、むしろ20g程度までハードルアーの方が快適なゲームを展開できる。

【スペック】

●全長:2.13m
●自重:130g
●継数:2
●仕舞寸法:130.0cm
●適合ルアー:8~20g
●適合ライン:7~20lb
●価格:37,500円(税抜き)

【スコーピオン2831R-2】軽量ルアーを沖まで届けてテクニカルゲームを展開

8ftを超えるロングレングスを活かして、軽量ルアーでもブレイクの向こう側までキャストすることが可能。

ライトだけれどもハリのある『1』パワーのティップはライトリグを繊細に扱うことにも長けていて、渋い時こそ喰わせのテクニックを駆使してバイトまで持ち込める。

【スペック】

●全長:2.51m
●自重:150g
●継数:2
●仕舞寸法:130.0cm
●適合ルアー:5~15g
●適合ライン:5~12lb
●価格:38,500円(税抜き)

旅先でもいつもと同じタックルが使える幸せ!

ワン&ハーフモデルはすべて仕舞寸法が130cmになり、バズーカタイプのロッドケースなら余裕で収まる長さ。旅先でも普段と同じスペックのタックルで釣りができるというのは、ゲームを展開するうえでは相当なアドバンテージとなる。

ぜひとも気になる1本を手に入れて、地元のフィールドはもちろん遠征先でも使い倒し、メモリアルフィッシュを手にして欲しい。

「ミスタースコーピオン」村田基さんによる解説はこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=I5dEwfLJuQ0