創業50年を超える歴史とメイド・イン・ジャパン・クオリティがコアなファンを魅了するテンリュウのロッドに2021年もニューモデルが続々。オフショアロッドにフォーカスするとライトジギングロッドのホライゾンに新シリーズのMJが登場! プログレッシブ、スパイクボニートの追加モデルもアツい!
ホライゾンMJ
ライトジギングロッドのホライゾンに新シリーズの「MJ」が登場。
MJとはマルチジギングの略で、コンセプトはスロー系にもハイピッチにも対応するマルチユースだ。
ブランクは操作性と運動性能を高めるレングスに設定し、ハイピッチからスロー系まで幅広い速度域を自在にコントロールできるテーパーにデザイン。
緩急をつけたコンビネーションジャークで青物から底物まで幅広いターゲットを相手にテクニカルなゲームを楽しむことができる。
ブランクはグリップエンドまでブランクスルーでバット部にはC・N・T(カーボンナノチューブ)をコンポジットしネバリ強さを強化。
ファイトはロッドの角度を水平までに保ったまま、リールの巻きだけで獲物を根から引き剥がし、浮かせることができるパワーも備えている。
ラインナップは150gまでのメタルジグを使う近海スーパーライトモデルから、250gのメタルジグでのハイピッチジャークも想定した急流・ディープ対応モデルまで全5機種。
幅広いライトジギングシーンに対応し、ハイピッチで寄せてスロー系で喰わせるなど、ターゲットに仕掛ける楽しさが体感できる。
【スペック】
●ラインナップ:HMJ5101B-L、HMJ5101B-ML、HMJ5101B-M、HMJ5101B-MH、HMJ5101B-H
●全長:5ft10in
●自重:110g~131g
●発売時期:2021年春予定
●希望小売価格:38,500円~40,700円(税込み)
ホライゾン・プログレッシブ追加モデル
そしてライトジギングロッド、ホライゾンの最高峰シリーズには待望のスピニングモデル2機種が追加される。
1つはライトタックルを駆使して大物に挑むための「HPG612S-M」。
ベースはライトラインで大型魚と対峙するための1本「ホライゾンLJ HLJ611S-FM」で、プログレッシブな素材や製法を使いブラッシュアップ。
ティップ素材に低弾性カーボンを採用、その上で弾性率の異なる素材を融合させるマグナフレックス製法を導入したことにより、シャープな操作性とアタリを逃さないソフトなティップを実現した。
水深100m前後で100~150gのメタルジグを意のままに操り、10kgクラスのブリなどライトジギングの極限といえる大物に挑むことができる。
もう1本の「HPG642S-LL」はスーパーライトジギングのアドバンスモデルという位置付けだ。
ベースは「HLJ631S-FLL」で前述の新モデル「HPG612S-M」同様、ティップ部にマグナフレックス製法の低弾性カーボンを採用し、喰い込みの良さと感度の向上を両立している。
リアグリップを短めに設定しアンダーハンドキャストを行いやすくするなど、水深50mまでのレンジで60g前後のメタルジグを使うゲームでの操作性を追求した次世代のモデルだ。
【スペック】
●全長:6ft1in(HPG612S-M) 6ft4in(HPG642S-LL)
●発売時期:2021年初夏予定
スパイクボニート 追加モデル
ターゲットの種類やサイズごとに細分化し、より戦略的なアプローチが楽しめるオフショアキャスティングロッドのスパイクボニートには、「SK672S-LML」と「SK722S-ML」の2機種が追加される。
「SK672S-LML」は取り回しやすさと操作性を重視した近海ライト・テクニカルモデルで、アンダーハンドでキャストしやすいレングスに設定。
20~40gのプラグ類が操作しやすく、湾内のテクニカルなシイラゲームやリーフでのトロピカルフィッシュ狙いに最適な繊細さとパワーを備えている。
SK722S-MLはカツオをはじめシイラ、サワラ、ワラサ級までの青物がターゲットの近海のライト・オールラウンドモデルだ。
小型船や乗合船でも取り回しやすいレングスで80gまでのルアーがフルキャストでき、湾内のライトゲームはもちろん、遠征時のサブロッドとしても活躍する。
どちらもスパイクボニートのコンセプトであるネバリ強さを発揮し、大型とのファイトでアングラーをサポートする。
【スペック】
SK672S-LMLボニート
●全長:6ft7in
●自重:186g
●ルアー:MAX60g
●ライン:MAX PE2.5号
●発売:2021年初夏予定
●希望小売価格:42,350円(税込み)
SK722S-MLボニート
●全長:7ft2in
●自重:207g
●ルアー:MAX80g
●ライン:MAX PE3.0号
●発売:2021年初夏予定
●希望小売価格:45,100円(税込み)