広大なサーフをくまなく探るヒラメゲームには、メタルジグのように圧倒的な飛距離が出せるルアーが必要。けれども狭い間隔で立ち並ぶ大勢のアングラーからの過大なプレッシャーを考えれば、艶めかしさを演出して口を使わせる喰わせ能力もほしいところ。そのいずれも持ち合わせたヒラメゲーム専用ルアーが『熱砂メタルドライブ』。本格的なヒラメシーズンを前に、改めてその性能をチェックしてみよう。
空気抵抗の大幅低減で飛距離が伸びる『アーチドライブシステム』
この熱砂メタルドライブ、メタルボディとワームをドッキングさせたハイブリッドルアーで、前述の通り鉛製ボディが飛距離を担い、同時にワームが艶めかしさを演出するので、ひとつのルアーで飛びと喰わせの両立が可能になっている。
そして、その「飛び」をさらに加速させる機構が『アーチドライブシステム』。キャスト→ルアー飛行時にはワームがメタルボディから離れて一直線となり、空気抵抗を軽減することで飛距離アップを追求している。
実投実験では平均で82mの飛距離が計測され、一般的なヒラメ用ジグヘッドリグよりも約20%の伸びを達成している。
再びベイトライクな姿に戻り強波動&フラッシングでアピール
ワームは着水→フォールの課程で徐々にメタルボディとの密着度を高め、リトリーブ状態では完全に一体化してベイトフィッシュらしいフォルムを形成。
上向きのシャッドテールがワイドにアクションして強い波動を発生し、メタルボディからのフラッシングと相まって、広範囲からヒラメを呼び寄せることができるのだ。
32gモデルにNEWカラーが4アイテム仲間入り
ミドル~ボトムレンジに対応する32gモデルには、2021年のNEWカラーが4アイテム追加ラインナップ。いずれもヒラメが好む派手めのカラーで、シーズンインから投入すれば確かな手応えを期待できるはず。ぜひとも試してほしい!
【スペック】
●自重:32g
●カラー:4色追加
●フック:#5×2本
●価格:1650円(税込み)
●発売時期:2021年5月
追加カラー名:013カタクチイワシ、014シルバーUV、015ブルーキャンディ、016ピンクチャート