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ミドストを極めるならこの3本! 鬼形毅のレジットデザイン“ミドスト・トリロジー”解説

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2021.04.30

テクニカルなライトリグテクニックのひとつであるミドストは、タックルセッティングが重要な釣りだ。レジットデザインのワイルドサイドにはミドスト専用ロッドが3本もラインナップされているが、それらの使い分けとは。ワイルドサイド・ミドスト三部作の真相を、ロッドデザイナーの鬼形毅さんに解説してもらった。 

【Profile】

鬼形毅(おにかた・たけし)  

 レジットデザインC.O.O.として、ロッドのデザインとブランドのプロデュースを手掛ける。現在も競技の舞台に身を置き続けている第一線のトーナメンターでもある。バスフィッシングの豊富な知識を活かし、艇王などの解説者としても活躍。  

まずはミドスト用ロッドとダウンショット用ロッドの違いを理解する 

ラインスラックをシェイクして操作するのがミドスト 

では、本題に入る前にお聞きしたいのですが、ミドストロッドとはいったいどのような竿なのでしょうか? 

鬼形「まずミドスト(ミッド・ストローリング)をざっくりと説明しますと、動作としては、ジグヘッドリグをただまっすぐ引いてくるのではなく、ラインをたるませながら連続的にシェイクをすることで、リグをロールさせながら一定層を引いてくる、というものになります。その時に、なるべく移動距離を抑えながらレンジをキープして引いてくる。なので、この一連の動作がやりやすいロッド、というのがミドストロッド、となりますね。  

じゃあ、それってどんなロッドなのっていうと、たるませたラインがシェイクで張ったり緩んだりする、というプロセスを作り出せるロッドアクションであることが大事。そのためには、ティップが硬いのはNG。そして、大きい魚がヒットした時のフッキングパワーやライトラインでのファイトのやりやすさ、キャスト時の飛距離も必要です。となってくると、ラインスラックを生み出すティップ、ジグヘッドリグをフッキングさせるためのベリー、ファイトするためのバットなどが求められますね」 

ダウンショットリグをシェイクするようなロッドとは違うのでしょうか? 

鬼形「違いますね、もっとスムースにティップが曲がらないと、ミドストの動作ができませんね。ダウンショットは、リグをダイレクトに操作する必要があります。シンカーをボトムに着けながら、その上のフックとワームを細かく動かす釣りだし、ボトム感知能力も求められます。ミドストはその逆で、ボトムを取らないし、リグをダイレクトに動かすのではなく、ラインを動かす釣りなんです。ラインテンションの緩急でルアーが動くのがミドストなので、シェイクの質が違うんです。 

簡単に言ってしまえば、ダウンショット用の竿に比べて、ミドストロッドは全体的にしなやかでスローなアクションの印象ですね」 

ミドストは何もない中層にルアーを泳がせるテクニックなので、とても操作が難しい釣りだ。それだけに、極めれば大きな見返りが待っている釣りと言える。そして、ミドストを習得するには正しいタックルセッティングが不可欠である。 

 ミドストを始めるのに最適なオールマイティ・ミドストロッド 

1.8gジグヘッド&4inワームの組みわせにはこの1本 

現在、ワイルドサイドには3本ものミドスト用ロッドがあります。最初にリリースされたのはどのモデルになるのでしょうか? 

鬼形「ワイルドサイド WSS64UL(For Mid strolling)ですね。 3機種の中でもど真ん中のモデルというか、ミドストの基本になる竿です。1.8gのジグヘッドを使って、3〜5inのワームをセットした時の定番のセッティングに適したロッドです。 リザーバーから霞ヶ浦水系、琵琶湖まで、幅広いフィールドで使える1本だと思います。ラインスラックをゆするといった動作のしやすいスローなアクションと6ft4inのレングス、そしてグリップまわりの長さも扱いやすく調節しています。 

ミドストを覚えるなら、まずはこの竿から始めて欲しいですね。 

あとは、ティムコのグリマーシリーズなど、ハードベイトのミドストもこの竿はマッチしますよ。パラボリックに曲がる性質を持っているので、シャッドのただ巻きなどにもピッタリですよ」 

【WSS64UL(For Mid strolling)スペック】
●全長:6ft4in
●継数:1pc
●適合ルアー:0.8〜5g
●適合ライン: 2〜5lb
●価格:31,900円(税込み) 

スモールマウスレイクやタフコン時のミドストにはWSS64XUL 

ホバストとミドストも厳密には違う釣り 

そして、その一段下のパワーになるのがワイルドサイド WSS64XUL(For Mid strolling Finesse)です。 

鬼形「同じレングスでワンランクパワーを落としたもので、より軽いジグヘッドリグを操作するのに適したモデルです。特にスモールマウスレイクで主流になる、0.9〜1.3gのジグヘッドに3in以下のワームを装着して釣る場合の竿ですね。軽いものを投げやすく繊細に動かしやすくセッティングしたのがこのロッドです。スモールマウスだけでなく、関東のリザーバーでも軽いミドストは結構出番がありますよ。軽いジグヘッドを使った時に、ロッドが強いとルアーが引っ張られ過ぎて上に行ったり下に行ったり、一定に動かせなくなってくるんです」  

最近はホバストという技も出てきましたが、これも同じような釣りだと思うのですが・・・? 

鬼形「確かにホバストとミドストは似ていますが、ホバストはどちらかと言うとシェイクの釣りです。水面ピクピクを水面直下でやっている釣りというか。ルアーを目視しながら、ルアーをダイレクトに細かく震わせる。なので、シェイクしやすいロッドのほうが向いていますね」 

こちらはWSS64XULの霞ヶ浦での釣果。ベイトサイズが小さい早春などは、スモールマウスレイク以外でもこのロッドの出番は多い。 

【WSS64XUL(For Mid strolling Finesse) スペック】 
●全長:6ft4in
●継数:1pc●適合ルアー:0.4〜5g
●適合ライン: 2〜5lb
●価格:31,900円(税込み)  

サカマタシャッドと3.5gジグヘッドでビッグバスを釣るためのパワーミドスト専用ロッド 

ラインの進化ととともにロッドも大きく成長を遂げた 

そして、ワイルドサイド WSS67L+(For Power Mid Strolling)というモデルが追加されました。このロッドの特徴は? 

鬼形「これは琵琶湖を中心に流行っていたミドストの進化系、我々が“パワーミドスト”と読んでいる釣りのためのロッドです。ジグヘッド3.5gにサカマタシャッド5〜6in(デプス)をセットして、ラインはPE0.8号にリーダーは8ld。これをミドストするというパターンです。最近は、比重の重いPEラインも出てきたので、この釣りがどんどん進化してきたんですよね。水深4mから、深いところでは8mレンジでも操作感を損なわずにアクションできるようになったんです」 

そうなってくると、ロッドにもかなり高い性能が求められてきますね。 

鬼形「当然、キャスト時の空気抵抗も大きいし、軸の太いフックを使うのでフッキングパワーも求められます。キャストしてリフト&フォールさせる釣りならもっと硬くてパリッとしたロッドでいいんですが、やりたいのはラインスラックを揺らす動作なので。さらに、使うのは伸びのないPEライン。そんな中で、しなやかさとパワーをうまく両立したのがこのロッドです。 

総重量20gを超えるリグを使うためにパワーはL+。また、フッキングストロークを取るために、6ft7inという長さに設定。深い場所から、巻き合わせのように大きくフッキングするので、この長さが必要なんです」 

このパワーミドスト、琵琶湖以外でも使えそうな釣りですね。 

鬼形「はい、池原や七色ダムでも釣れますし、関東の亀山ダムなどのリザーバーでもいいと思いますよ。ベイトサイズが大きいタイミングでは、フィールドを選ばず釣れる釣りなので、ぜひ試して欲しいですね。まぁ、ミドストはとても難しいテクニックだし、アクションのキモやリールのギア比など、細部まで語り始めたらかなり長くなってしまうので、今回はこのあたりにしておきます(笑)」 

琵琶湖でのテストでは、パワーミドストで55cmオーバーのダブルキャッチなどビッグバスが連発。このロッドに秘めたパワーを証明する結果となった。 

【WSS67L+(For Power Mid Strolling)スペック】
●全長:6ft7in
●継数:1pc
●適合ルアー:MAX21g
●適合ライン: フロロ3〜6lb、PE0.6〜1.2号
●価格:31,900円(税込み)   

【レジットデザイン】

2015年の誕生後、瞬く間に全国各地にファンを獲得し、最強クラスのプロアングラーもサポートしている気鋭のロッドメーカー。飯高博文さんと鬼形毅さんという、稀代のロッドデザイナーコンビが生み出す数々のアイテムは紛れもなく『本物』。レジットデザインの情報一覧はこちら!

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2021.04.30

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