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アジングの教科書 アジング

アジングの釣り場(ポイント)どんな場所にアジはいる?【アジングの教科書#009】

深谷 "フカポン" 真

深谷 "フカポン" 真

2021.05.08

さて、道具は揃えましたか? では実際に釣りに出かけてみましょう。といっても、そもそも何処にアジって魚はいるんだ? と途方にくれてしまうかもしれません。何処にでもいる魚ではありますが、しっかりといる場所を把握することで釣果に繋がります。

当連載は連載終了後に書籍としてもまとまっています↓↓ まとめて読めますので本もいいですよ〜!

第8章 アジングのための好ポイント

メインターゲットとなるマアジは南は九州南部から北は北海道南部(春〜秋)まで生息が確認されています。とどのつまり、ほぼ日本全国に生息している魚です。ですが、アジングという釣り方でこの魚を狙う場合は、もう少し生息域を絞り込んで狙っていく必要があります。まずは、アジングに適した基本的な釣り場を解説していきましょう。

ほぼ、全国の沿岸域で狙うことができるマアジ。

アジは日本各地の沿岸部に生息しています。九州北部、瀬戸内海、日本海は特に多いです(沿岸部で釣りやすい)。太平洋岸にももちろんアジはいますが、沿岸部への群れの出入りが激しく、当たり外れが多いのが特徴。北は北海道南部まで確認されているが年々北上している印象があります。

身近な海で釣れるのがアジの良いところ。

大きくエリアを区切りますと、港、防波堤、磯、浜、ボートフィッシング。がアジングの主戦場になります。最後のボートフィッシングに関しては、アジングに造詣が深い船長などが釣れるポイントに連れて行ってくれますので、少々特殊ケースですが、それ以外に関しては自分で釣る場所を設定する必要があります。

日の高い時間帯に釣れなくはありません(地域によってはデイゲームが強いところもあります)。ですが、基本は日が傾いてきてからのイブニング、ナイトゲームになります。

アジングに関しては時間帯の選択も重要になります。デイゲームも楽しめますが、ナイトゲームがアジングの基本です。ナイトゲームが主流になりつつあるのは、エサとなるプランクトンの習性を利用して、アジのいる場所を絞り込みやすいからです。昼間もアジの群れを追いかけることができれば釣りは成立しますが(ボートフィッシングなどで群れを追うことができればチャンスあり)、沿岸部の浅場などには外敵から捕食される要因などもあり、昼間は近づきにくい傾向があるようです。

では、アジングで注目すべき、防波堤という4つのポイントについて詳しく解説することにいたしましょう。

【Part.1】港・漁港

昼遅く、日没の時間帯は漁業関係者もまばらになり釣りが可能なことも多いですが、釣りが可能かは関係者に確認し、お邪魔するようにしましょう。くれぐれも作業者の邪魔にならないように注意してください。
港には足場の良い、防波堤や船着き場が複合的に存在します。夜間に街灯などが点く場所は1級のアジング場です。
消波ブロック(テトラポッドなど)なども、水通しの良い場所に多く設置されますのでアジの付きやすい、通りやすいポイントになります。

港はアジングのメインステージのひとつです。後に説明する防波堤とセットになっていることが多いです。最もアクセスしやすく、アジのポイントが絞りやすい複合的な条件を兼ね備えている1級のポイントではありますが、ゆえに徹底的に注意すべきことがあります。

『港に従事している人』の邪魔にならないように釣りをしましょう。場合によっては釣りを禁止されていたり、立ち入りを禁止していたりします。釣り場のマナーについては別章で詳しく解説しますが、釣り人は常にお邪魔させていただいている立場だということを忘れずに、釣り場に立ち入るようにしましょう。港は特に、漁業関係者が管理していることが多く人の往来が激しい場所ですので、注意すべきです。

停泊してい船の近くにはエサのプランクトンが溜まりやすく良ポイントですが、ルアーの射程範囲に入らない程度の距離感で釣りをするようにしましょう。引っ掛けたり、乗ったりは厳禁。係留ロープなどにも注意してください。

港は、護岸(防波堤)や消波ブロックなどの障害物とともに複合的に構成されている建造物で、性質上、船の着岸、離岸、保管などを意識していますので、外海の影響を防御するために、波の影響を受けにくいエリアを持っています。また、船の往来や停泊を意識していますので、水深が比較的深くなっているのが特徴です。それでいて、水通しが良いのも特徴です。

人工的な構造物が多いということは、エサとなるプランクトンが溜まりやすい場所なども生じやすく、アジが足を止めるポイントが必然的に多くなります。

また、ナイトフィッシングのキーとなる常夜灯が設置されていることが多く、そこにエサとなるプランクトンが集まることでアジの溜まりやすいポイントが特定しやすく、アジの好ポイントになることが多いと言えます。

【Part.2】防波堤

人工的な構造物は海の流れの変化を生み、エサが溜まりやすいポイントを作りやすいことからもアジングの好ポイントとなります。逆説的に言えば、自然にあるそういった特徴のある場所はアジが足を止めやすいポイントになります。

防波堤は、港と同等の機能を持っていたり、単純に港や沿道、その他構造物などに対しての波の影響を軽減するために設置された構造物です。足場も良いことから、港同様にアジングのポイントとして最適です。陸からまっすぐ突き出た堤防もあれば、L字型になっていて港のような消波エリアを作っているもの。沖に設置されているものなど様々です。護岸エリアを防波堤と呼ぶこともありますが、かねがね、海に設置された人工的に設置された波を避けるための構造物と考えれば問題ないと思います。

港エリアの防波堤はともかく、それ以外の場合は防波堤の常夜灯の有無、エリア選択(水深や水通し、地形など)をしっかりと行い、エサが溜まりやすい場所があるかなど、アジの有無を見極めていく必要があります。

【Part.3】磯

岩などの非人工物で構成された場所を磯と呼んでいます。規模の大小はありますが、水辺の岩場ですので波の影響を受けやすく、苔などで滑りやすいので危険が伴います。自然物ですので、水深の浅い深いが激しく、良い釣り場、悪い釣り場がはっきりしており、紹介するポイントの中ではベテラン向きです。満潮干潮などの潮位の見極めが出来ないと場所によっては岩場に取り残されてしまったりしますので、慣れいない人にはオススメできませんし、ベテランの方でも2人以上での釣行をオススメします。

磯場も条件が整えばアジが足を止める良ポイントになります。しかも釣り人が少ないというメリットも。ただ、安全性の確保が必要など慣れていと危険なのでオススメできません。

水深、水通し、エサとなるプランクトンやベイト、常夜灯が絡んできているなど、複合的な釣れる要因が重なればアジが釣れる確率は高くなります。アジの生態の理解がすすむと、人も少ない穴場的な釣り場になり得ます。むしろパラダイス! なんてこともあります。そういった意味でも中級者からベテラン向きのポイントと言えるでしょう。

【Part.4】浜(サーフ)

サーフといっても、砂地があれば、ゴロタのサーフなど様々です。地形変化を狙い、エサを狙うアジの群れを捉えることができれば、サーフも1級のポイントになりえます。それでなくても沖の水深変化はアジの群れが通りやすいルートです。

アジングというカテゴリーではあまり注目されてこなかったポイントですが、磯場以上に穴場になりつつあるスポットです。本来はメタルジグなどのルアーで攻略したい遠投が必要とされるポイントではありますが、ブレイク(急に水深が深くなる地形変化)が岸に近い場所や、ナイトゲームなら街灯が絡んでいたりするサーフはジグ単での釣りで爆発することがあります。サーフ特有のベイト(エサ)が発生するタイミングなども見逃せません。

【Part.5】ボートフィッシング

2019年より本格化したコロナ禍もあり、外遊びとして釣りが注目されるようになりました。となると、アクセスのしやすい防波堤や港には釣り人が殺到し、釣り場が無い……なんて事案も発生しています。その場合は、遊漁船と呼ばれる釣り船を利用するのも手です。

人数にもよりますが、行き帰りの交通費を出すよりも、近隣のボートアジングのほうが安く楽しめるなんてことも十二分に有りえます。その多くが釣り場まで船長が案内してくれますので、じっくりと時間内は楽しむことができます。自宅近隣の港の名称、それにアジング、ルアー船と検索などで入力すれば、その港に街灯の遊漁船があればヒットすると思います。近年、ボートアジングを楽しむ人も増え、専門の遊漁船も多くなってきましたので、ぜひ利用してみてください。

ボートアジングは、船長が魚がいるポイントに誘導してくれます。
大型のアジを狙いやすく、意外にコスパが良いのがボートアジングです。近隣の港に専門のルアー船サービスがないかチェックしてみましょう。

【Part.6】番外編:河川

え? アジが川で釣れる? そう思われた方も多いかもしれません。川といっても、いわゆる河口部の汽水域のこと? はい。大まか、間違っていません。河口部、汽水域は特に注意すべき穴場です。ですが、汽水域か場合によっては淡水域まで侵入して釣れることがあるとのことですので、常識に囚われず探ってみてください。特に夏場には河川に侵入してエサを探すことも多いので探ってみて損はありません。

もっと広域な話をすると、川という存在はかなりキーポイントになります。第8章(連載#010)にて詳しく解説します。

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