アイルビーバック清水!
2週間後、遂にマダイとの再戦のときが訪れました。再戦の地は清水港タイラバの老舗「光奏丸」。
前回の釣行では出船ができず、試合と同じくドローの結果となってしまいましたが、今回こそはと意気揚々に船に乗り込みます。
しかし、例年ではノッコミハイシーズンに突入しているのですが、直近の釣果はあまり芳しくなく日ムラが激しい状況。果たして清水エスパ……ならぬ清水マダイを攻略出来るのでしょうか……。
朝6時に実釣がスタート。当日は大潮で朝マズメに潮が動きだすタイミング。底潮も効いているため、O木はボトムにスムースに着底させやすいフリースライド SFヘッド コンプリートモデル80g(ハヤブサ)をチョイス。
フクシゲはフリースライド VSヘッドプラス80g+スパイラルカーリー(ハヤブサ)に集魚ワームの組み合わせ。
1流し、2流し目と反応はないが、以前潮はしっかり効いている状況、水深が少し深くなったポイントでフクシゲに反応が!
ヒットしたのはイトヨリダイ。
フクシゲ「ボトム付近で潮の重みが強いなと思ったら釣れてました(笑)」
アマダイ釣りなどのゲストでもお馴染みのイトヨリダイ。関東ではそれほどポピュラーではありませんが、関西では祝い魚としても重宝され、料亭でも扱わるほどの高級魚なのです!
フクシゲ「どうやって食べるか楽しみッス♪」
この流れはサッカーで例えるなら、攻守が均衡している中、最終ラインから前線に丁寧にパスを繋ぎ、ペナルティエリア内に侵入しシュート、惜しくも相手DFにブロックされるものの、リズムや形があってきている証拠。チャンスはまだまだありそうです!
周りのお客さんにも反応が出だしている中、遂にO木にもその時がキタ!
確実に叩くアタリからタイと確信! バレないように丁寧且つ慎重過ぎるファイトの末上がってきたのは……。
食べごろサイズのナイスコンディションなマダイ! 見事先制ゴールをゲット!
サッカーで例えるなら強度の高いプレスで敵のボールをカットし、左サイドの敵陣へ深いスルーパスを送り、クロスを上げワントラップでシュートが決まったかのよう(笑)。
ヒットタイラバは、廃盤モデルではあるが、O木個人的に超お気に入りな潮斬鯛玉30号+ツインカーリーラバー&フックセット(ハヤブサ)。
ネクタイのアクションを強調させながらも、ボリュームを抑えたいのでラバーを取り外して使用。当日はローライト且つ、水中もクリアだったので、ナチュラルなスクイッドホワイトカラーが功を奏した!?
嬉しすぎて、レインを脱ぎ、先日購入したばかりの2021年度ベルマーレユニフォームを着て写真を撮りました。周りのお客さんの目線が少々冷たいですが、気にしません(笑)。
O木が釣った余韻に浸っているとすかさず、フクシゲもヒット!
フクシゲ「これは間違いなくタイっスね!」
まさかの先制点直後の追加点、いや追加マダイをゲット!
フクシゲ「NEWロッドも完全入魂ッス! やっぱりタイラバ楽し過ぎるっス♪」
ヒットタイラバはVSヘッドプラス120g+スパイラルカーリー(ハヤブサ)の組み合わせ。
駿河湾のマダイはイワシをベイトとしているため、カーリーテールに好反応している模様です!
フクシゲ「リニューアルしたVSヘッドプラスもメチャ使いやすいですね! 着底からのタッチ&ゴー、泳ぎの姿勢も抜群で全国どのフィールドでも使いやすそうです!」
その後、暫くアタリが遠ざかり、もう間もなく沖あがり。
最干潮の11時過ぎを超え、上げの潮が効き始めそうだなと集中していると、またしてもその時が訪れます!
O木「キタキタキター!」
先程より若干小ぶりではあるものの、正真正銘のマダイがヒット!
ヒットタイラバは先程と同じ潮斬鯛玉30号+ツインカーリーラバー&フックセット※ラバー抜き(ハヤブサ)。
これでダメ押しの3点、いや3尾目! サッカーに例えるなら後半47分、シュートのこぼれ球を拾い、ペナルティエリア手前からクロスを送るとペナルティエリア内にいたFWが相手DFに競り勝ちヘディングシュートで追加点(笑)。
とにもかくにもまさかの追加マダイに心をホッと撫で下ろしたO木でした(笑)。
しかし、まだ終わらない! O木が2尾目をキャッチした直後、またしてもフクシゲにヒット!
フクシゲ「1回反応があってボトムにもう一度落としたら巻き始めでキタっス!」
上がってきたのは……なんとアオハタ!
フクシゲ「静岡タイラバの定番ゲストッスね! これも美味そうです!」
この魚を最後に実釣終了。結果は二人合わせてマダイ3尾、イトヨリ1尾、アオハタ1尾の完封(!?)勝利に終わりました。
遠征行くなら「釣り以外」も絶対に充実させるべし!
今回は釣りはもちろん、サッカー観戦やミュージアム鑑賞、そしてグルメと静岡県清水区を徹底的に楽しみ尽くした1泊2日でありました。
実は今回の取材が決まったときから、事前にリサーチする段階で「ここは楽しそう」、「ここにも寄りたい!」とずっとワクワクしながら行くスポットを決めていました♪
釣りだけを楽しむ遠征も勿論ありなのですが、せっかく遠くに行くなら釣りと同じくらいの「大きな寄り道」も大いにありでしょう! なんせ少し調べるだけで魅力的なスポットやグルメに出会うことができ、例え釣れなくとも充実した気持ちで休日を終えることが出来るのですから!
大きな寄り道があれば釣りに行くのに厳しい彼女や奥様、お子様も一緒についていきたがるはず(笑)!
皆様も遠征の際には是非とも「大きな寄り道」で釣り以外も楽しまれてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら色んな発見や感動に出会えるかもしれませんよ♪
ラストグルメ! 勝利の美酒、いや極上の油そばに酔いしれろ!「マゼの極み THE FATTON」フクシゲ激推しです!