今、琵琶湖でビッグバスを釣るのには外せない釣り方のひとつが、ディープでのミッドストローリング(以下ミドスト)。このミドスト専用に開発されたジグヘッドが、今回紹介する『ホリゾンヘッドLG/LG+G(がまかつ)』。これらを監修した冨本さんに、釣れる理由を聞いてみた!
ホリゾンヘッドLG/LG+G(がまかつ)
【スペック】
●サイズ:3.5、4.4、5.2g(1/0、2/0、3/0)6.2g(2/0、3/0)
●入数:4本
●価格:550円(税込み)
解説していただくのは初代・琵琶湖艇王!
【Profile】
冨本タケル(とみもと・たける)
琵琶湖のバスフィッシングガイド『サブマリンガイドサービス』を運営。ビッグバスを釣らせる腕前は超一流で、その活躍ぶりは弊社ムック『琵琶湖艇王2020』でも余すことなく掲載! がまかつフックプロスタッフ。
口の出口に掛かりやすい計算されたネムリ形状
パッと見は普通のジグヘッドなんですが…よく見るとフックがネムリ気味だったり、軸が細いよう
にも感じるんですが。
冨本「フックは一番こだわりました。ネムリ形状にすることでリグが吸い込まれても口の奥に掛からず、高確率で口の出口に掛かる。だからスッポ抜けたりラインがブレイクしたりするのを防げます。軸は細いけれども超高強度な『トーナメントグレードワイヤー』を使っているの口の出口に掛かりやすい計算されたネムリ形状で、硬いビッグバスの口でも軽い力でサクッと刺さります」
ナノアルファ処理で貫通力抜群!
ネムリ気味のフックは、摩擦抵抗の低減とサビの抑制を目的としたコーティング技術『ナノアルファ』を採用。細くて強靱なトーナメントグレードワイヤーと相まって、上アゴをサクッと貫通。ホールド性も高いのでバレにくい。
ウエイトは3.5~6.2gと、バス用としては若干重め?
冨本「これはディープのミドストに特化した結果です。水深10~20mレンジでナチュラルなアクションを出そうとすると、このウエイト設定になりますね。また、琵琶湖北湖は湖流が予想以上に速いので、リグが軽すぎて浮き上がってしまうのを防ぐ目的もあります」
ワームのロールアクションをアシストするフックキーパー
ワームをロールさせやすくするためにフックをワームの上面ギリギリに刺すので、ワームが裂けないようにキーパー上面はフラットに。鉛部分を後ろまで伸ばすことで重心位置を分散しているため、スイム姿勢が水平になりやすい。
冨本「賢いビッグバスほど天敵が少ないディープに居を構えるので、ホリゾンヘッドLGを使って是非チャレンジしてみて下さい!」
冨本さんのミッドストローリングセッティングがこちら!
冨本さんはワームにサカマタシャッド(デプス)を使用。
冨本「本来はソフトジャークベイトなんですが、ミドストでも使いやすい。ワームキーパーが上面ギリギリに通るように刺すと、ロールアクションが出しやすくなります」
ハードストラクチャー対策に“+G”『ホリゾンヘッドLG+G(がまかつ)』
ホリゾンヘッドLG+G
ディープの人工魚礁や岩、オダなどの硬いストラクチャーをよりタイトに攻めるなら、ガード付きモデルがオススメ。今夏発売予定なので、今年のビッグバスハンティングに早速導入してみてはいかが?
【スペック】
●サイズ:3.5、4.4、5.2g(1/0、2/0、3/0) 6.2g(2/0、3/0)
●入数:4本
●価格:660円(税込み)
※2021年夏発売予定
冨本さんのホリゾンヘッドでの実釣模様は下記動画をチェック!
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!