初夏のアフタースポーンバスをO.S.Pルアーで完全攻略! in 霞ヶ浦



関東屈指のメジャーレイク・霞ヶ浦。平野にあるフラットレイクは流入河川も多く、岸際はコンクリート護岸やアシ原、水門など、オカッパリで楽しめる要素も非常に豊富だ。それだけにプレッシャーも高く、満足できる釣果を得るには適切なルアーセレクトに加え、適切な使い方をする必要がある。そこで今回は、若干20歳ながらも霞ヶ浦を釣り尽くしたO.S.Pのフィールドスタッフ・加藤栄樹さんに、初夏の霞ヶ浦オカッパリ攻略の必須ルアーと、その使い方を伝授してもらった!

【Profile】

加藤栄樹(かとう・えいじゅ)

霞ヶ浦をホームフィールドにするO.S.Pフィールドスタッフだが、アメリカでのトーナメントで活躍することを夢に、海外留学も経験。現在は国内のメジャーフィールドを中心に、オカッパリからバスボートまで幅広いアプローチで武者修行行脚の日々。

梅雨入りの時期が早すぎてアフタースポーンからの回復にズレが生じる!?

現在は霞ヶ浦も梅雨時期に突入し、7月中盤~後半まではジメジメした天気が予想されます。ただ、この人間には不快な蒸し暑い初夏の時期は、春の産卵で体力を使い果たしたバスが徐々に回復し、活性が上がってきて釣りやすくなるという話も聞きます。今年の霞ヶ浦も、そろそろ期待できそうですか!?

加藤「例年通り季節が進めば、そうかもしれません。ただ、今年に限って言えば霞ヶ浦周辺エリアの梅雨入りはとても早かったので、バスがアフタースポーンから順調に回復できているのか、正直疑問なんです。例年通り6月中旬からの梅雨入りならば、初夏の段階でオカッパリからフロッグで釣れるくらいに活性は回復しています。でも、今年のように梅雨入りが早い場合は、その分早く終わるのか、それともダラダラと7月後半まで長く続くのか、見当がつきません」

フロッグのように使えて甘いバイトでもフッキングが決まる『ドリッピー』!

加藤「でも、まったく回復していないわけではなく、喰い気はあるけれどもバイトが浅いのではないかと思います。こんなときに普通のフロッグを使用してもフッキングまで至らないので、ワーム素材だけれどもフロッグのように使える『ドリッピー』が最適です。バスの口にも入りやすく、ワーム用のオフセットフックを使用しているのでフッキングしやすいはずです」

加藤「ドリッピーはフロッグとワームの中間的なイメージで使います。タックルはMHアクションのベイトロッドにベイトフィネス用リール、そして40lbPEラインを数10m巻きます。フックはリューギ・インフィニ#3/0があらかじめ同梱されています」

【スペック】

●タイプ:フローティング
●全長:48mm
●カラー:全10色
●入数:2個(付属パーツ付き)
●価格:1,375円(税込み)

只今O.S.P instagramでは『カエル』キャンペーンも開催中!

水辺でカエルが鳴き出しはじめた今日このごろ、6/1からO.S.Pのオフィシャルinstagramにて『カエル』釣果投稿キャンペーンを開催中!

O.S.Pからリリースされている下記の4種のカエルを駆使して、バスを釣り上げよう!

・DIVING FROG(ダイビングフロッグ)
・SKATING FROG(スケーティングフロッグ)
・SPINTAIL FROG(スピンテールフロッグ)
・Drippy(ドリッピー)

釣果をはじめ、上記製品へのオモシロ写真を各々のinstagramを投稿!(※撮影時に必ず対象商品が映るように!)

投稿を頂いた中から抽選で10名様にO.S.PアパレルやO.S.Pルアー、非売品マスクなど入った豪華賞品をゲットできちゃうかも!(※賞品内容については、指定できませんのでご了承ください。)

ただし、投稿や釣りに行く前までに、下記の項目を必ずチェック!

①:O.S.P公式Instagramアカウント「O.S.P_official 」をフォローすること!
②:対象アイテムをお店でゲットすること!
③:投稿時にハッシュタグ「#カエルキャンペーン」&「#@o.s.p_voice」をタグ付けして、Instagramに投稿。

#@o.s.p_voice をタグ付け投稿すると…もしかしたらリポスト掲載されるかもしれませんよ!

応募期限は、2021年6月1日(火)~7月11日(日)23時59分まで。カエルが鳴いているこれからの季節がチャンス!対象アイテムをタックルボックスにしのばせて、ナイスなバスをキャッチしてするべし!

スティック状の細身ボディだから口の中にすんなり入る『ドライブショット』!

加藤「バックスライド系ワームもオススメです。ただ、回復し切っていないバスは吸い込む力が弱いので、ボリュームがありすぎたり扁平ボディだったりすると、バスの口の中に入りにくいんです。そんなときはドライブショットのようなスティックフォルムの方がすんなりと口に入るので、フッキングが決まりやすいでしょう」

加藤「ブッシュやカバーに放り込むので、ラインは最低でもフロロカーボン16lb。フックはオフセット#3/0か#4/0を、カバーの濃さやフォールスピードに応じて使い分けます。ロッドはMHアクション、リールは手早く数を撃ちたいのでハイギアが絶対です」

【スペック】

●全長:4.5in
●カラー:全10色
●入数:5本
●価格:968円(税込み)



回復し切らないコンディションでも食えるエビを求めて河川にバスが集中!!

そして、初夏と言えば流入河川というイメージが強いです。産卵から回復し始めたバスは、さらに体力を付けるべくフレッシュな水と豊富なエサを求めるということでしょうか?

加藤「その通りです。でも、回復し切っていないのでまだ動きは鈍く、ベイトフィッシュのような速い動きのエサは食べることができません。そこで初夏のメインベイトになるのが、ちょうどこの時期に食い頃サイズになるテナガエビやスジエビです。アシ際の水面を観察すればユラユラと漂っているのが確認できますが、霞水系では初夏になると流入河川沿いに『エビ釣り人』がたくさん並ぶので、そこにはエビがいる=バスがいる、と言うことです」

低比重だからこそエビの動きをイミテートできる『ドライブスティック スペック2』!

加藤「このエビの動きをイミテートできるのが、ドライブスティック スペック2です。オリジナルと比較して低比重素材を使用しているので水面~表層で動かしやすく、高速トゥイッチ&スローフォールでエビが跳ねたりユラユラと漂う様を演出することができます。エビボイルが発生したときには、圧倒的と言うくらい釣れます!」

加藤「エビのサイズを意識して、メインで使うのは3inと3.5in。フックは3inならオフセット#2、3.5inなら#1or1/0をチョイス。タックルはスピニングのLアクションに、ラインはフロロカーボン4~4.5lbを使います」

【スペック】

●全長:3in、3.5in、4.5in、6in
●カラー:全33色
●入数:全6本(6in)、7本(4.5in)、8本(3.5in)、10本(3in)
●価格:858円(税込み)

ポーズでフェザーフックを揺らしてエビパターンを演出する『ラウダー50/60』!

加藤「さらに、このエビパターンを演出できるハードルアーが、ラウダー50&60です。ラウダーは浮き姿勢が立ち気味のポッパーで、着水後にポーズを2~3秒と長めに取ることでフェザーフックが水面直下で揺らぎ、テナガエビやスジエビがアシ際に浮いている様子を演出できます。バイトがなければ2~3度軽くアクションさせて、再び2~3秒ステイの繰り返しです。アシ際で使うときはキャストせずに、アシの隙間からロッドティップを突っ込んでルアーを水面に落とし、あとは待つだけです」

加藤「タックルは50ならばスピニングのMLアクションにPE0.8~1号&8~10lbリーダー、60ならばベイトのMLアクションにベイトフィネスリール&ナイロン16lbで。バスはアフターから回復すると縦ストラクチャーに寄り添う傾向があるので、そういうときはキャスティング&ポッピングでアクティブに誘います」

【スペック】

●タイプ:フローティング
●全長:50mm、60mm●自重:4.7g、8.4g
●カラー:全20色(50)、全23色(60)
●価格:1,540円(税込み)、1,650円(税込み)

『マッチ・ザ・ベイト』な攻めができれば、いつでもどこでもバスは釣れる!!

加藤「今回は初夏の霞ヶ浦攻略がテーマで、産卵から回復し切っていないバスでも食べやすいエビがメインベイトとなり、エビパターンを演出できるルアーとその使い方を紹介しました。僕はバス釣りというのは、基本的にマッチ・ザ・ベイトを追求していくゲームだと思っています。バスがその時々に食べているベイトを把握し、そしてそのベイトパターンを演出できるルアーさえ持っていれば、季節がいつだろうと、場所がどこだろうとバスは釣れると思っています。皆さんもこれまで以上にマッチ・ザ・ベイトを意識して、バスにアプローチしてみてください!」